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KATZDENブログ
2024.07.18 コラム

ランドリールームで後悔しないためには?失敗例や対策を解説

この記事の監修

二級建築士 一級建築施工管理技士/課長 紀熊
二級建築士 一級建築施工管理技士/課長紀熊

ランドリールームとは、洗ったり干したりと洗濯に関するすべてのことが一気にできるように作られた空間です。しかし、日当たりや換気が悪い・手狭に感じるなどランドリールームを作らなければよかったと後悔する人も少なくありません。後悔しないためにも、失敗例や対策についてしっかりと理解しておきましょう。

ランドリールームで後悔した5つの失敗例  


写真:カゴに入った洗濯物
出典:Robin

ランドリールームで後悔しないためには、どのような失敗例があるのかを確認しておくとよいでしょう。ここでは、失敗例を5つご紹介します。

失敗例①家事動線が悪い

ランドリールームは、洗濯の作業がすべてできる点が魅力ですが、その分家事動線をしっかりと考えなければ失敗してしまう可能性が高まります。洗濯の作業だけでなく、人の行き来の動線も考慮されていなければ、スムーズな作業はできません。

たとえば、家事の流れができておらず洗濯してから干す、たたむなどの一連の作業に無駄な動きが多いケースや、人と洗濯物の動線が交錯していてすれ違いがしにくいケースなどです。

動線の悪いランドリールームでは、洗濯作業に手間と無駄な行き来が多くかかってしまいます。動線の悪さは慢性的なストレスにつながり、家事への意欲を削いでしまう原因にもなるでしょう。

失敗例②干す場所が足りない・広すぎた

ランドリールームでは、洗濯物を干す場所も確保する必要がありますが、スペースが狭すぎると、圧迫感を感じたり乾きにくかったりと問題が発生します。また、ある程度の広さがなければ、結局他の部屋に洗濯を干すことにもなりかねません。

しかし、反対に広さを確保しすぎると、除湿機などが効きにくい問題が出てきてしまいます。干すスペースについては、家族構成などを考慮してどのくらいの広さが必要かしっかりと考えることが必要です。

失敗例③風通しが悪い

ランドリールーム全体の風通しがよくないという失敗も多くあります。風通しの悪さは、洗濯物が乾かないだけでなく室内にカビが生えるなど室内環境にも影響します。洗濯物の生乾き臭は、干している空間全体にも広がってしまい不快感を感じる原因にもなるでしょう。

水回りはただでさえ湿気が多くジメジメしやすい場所です。風通しをよくするためには、ある程度の広さを設けることが大切です。

失敗例④収納が足りない

ランドリールームには、洗濯かごや洗剤、ハンガーといった洗濯作業に必要なものを片付けるスペースも必要です。しかし、収納が足らなければ最低限のものしか片付けられず、生活感がでてしまいます。

ランドリールームにタオルや下着などを収納できると、生活する上でスムーズになりますが大きめの収納が必要です。家族が増えると、さらに足りなくなることも予想されるので注意しなければなりません。

ランドリールームで洗濯から収納まですべて行いたい場合は、どのくらいのスペースが必要なのか、家族構成などを含めて考えるようにしましょう。

失敗例⑤作業台が欲しかった・いらなかった

ランドリールームの作業台に関しては、欲しかったと後悔する場合と作らなくてもよかったという後悔する場合と、2つの意見に分かれます。作業台は、洗濯物を畳んだりアイロンがけをしたりするため、あれば何かと便利なのは間違いありません。

しかし、使いづらい高さだったり作業台が大きくて邪魔になったりと、反対に作業効率が悪くなることも十分に考えられるので注意しましょう。ランドリールームの広さや作業台の使い勝手をしっかりと考慮して設置を検討してください。

ランドリールームで後悔しないための対策


写真:ランドリールームの収納スペース
出典:家zou

失敗例を生かして、後悔のないランドリールームを作るための対策もしっかりと確認しておきましょう。ここでは、4つの対策をご紹介します。

対策①動線に沿ったレイアウトにする

ランドリールームでは、スムーズに家事ができる流れが重要です。まず、洗濯機から洗濯物を取り出して、そのまま干し場に向かえるレイアウトを基本としましょう。

また、干した洗濯物を取り込んで、たたむスペースも同じ動線上に確保することで無駄な動きがなくなります。ランドリールームで後悔しないためには、間取りやレイアウトをよく考えるのは非常に重要です。作業台や収納スペースを設置する場合は、余裕を持ったレイアウトにしましょう。

対策②換気や湿気の対策する

ランドリールームは、水を使う場所なので換気や湿気の対策が必要です。臭いや湿気がこもることがないように、換気扉や窓の設置は欠かせません。天井近くに換気扇を設けて、上に溜まった空気を常時外に排出することで湿気やカビ、生乾き臭を防ぐことができます。

また、窓が設置できれば風の通りも良くなるので、洗濯物が乾きやすく空気も循環します。ただし、ランドリールームの場所によっては、窓の設置が難しい場合もあるでしょう。洗濯物が乾かないといった後悔をしないように、予算に応じて除湿機やエアコンの設置も検討してみてください。

対策③収納スペースを確保する

ランドリールームの収納スペースに関しては、収納したいものによって確保するスペースに違いがあります。たとえば、洗剤類だけ収納できればいいという場合や、タオル、下着、パジャマなど家族分の衣類も収納したい場合とでは、広いスペースが必要なのは後者のケースです。

家事動線を考えると、洗濯物を畳んですぐに収納できるスペースがあれば非常に便利です。
しかし、ただ闇雲に広いスペースをとれば無駄な広さになってしまうことにもなりかねません。

また、他の部屋が狭くなってしまうことも考えられます。家事動線や間取りなども考慮して、本当に必要なものだけを収納する見極めも必要といえるでしょう。

対策④デザインと機能性に優れた室内物干しを選ぶ

室内物干しはデザインと機能性に優れた物を選びましょう。室内物干しの種類は豊富で、上げ下げが可能なタイプや使わなくなったら取り外して他の部屋に取り付けられるタイプなどさまざまです。

いくらランドリールームとはいえ、あまりにも生活感が出てしまうデザインでは、使用していない時に気になってしまいます。機能性かつデザイン性も高い物干しであれば、使用していない時でもインテリアとして馴染んでくれるでしょう。

【おすすめの室内物干しはコレ!】カツデン「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

カツデンの「スチール製物干しHosuba」は、インテリアデザインを損なわず、日常生活に潜むシンプルな物干しです。溶接、曲げの一体物で制作しているため、ディテールが非常に美しい特徴があります。


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

また、強度も優れており耐荷重はなんと30kg。3サイズ展開で、Sはタオル、Mは衣類、Lは洗濯物と用途に合わせてご使用いただけます。ランドリールームだけでなく、他のお部屋にあっても、インテリアに馴染むデザイン性の高さが特徴の室内物干しです。

製品紹介 詳細

まとめ


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

洗濯は、家事の中でも重要な作業のひとつで、使いやすいランドリールームがあると毎日の生活がスムーズになります。しかし、便利な反面、レイアウトなどをよく考えなければ動線が悪い、換気や収納の不備、狭いなどさまざまな失敗をしやすい場所でもあるといえます。

ランドリールームで後悔しないためには、ご家庭ごとの理想の家事動線をしっかりと考慮して、必要なスペースを確保することが重要です。換気や日当たりなどにも配慮できると後々の後悔を防げるでしょう。

また、機能面だけでなくデザイン性にも着目すれば、便利なだけでなくおしゃれさも兼ね備えたランドリールームになります。カツデンでは、シンプルで美しいデザインが特徴のスチール製物干し金物をご用意しております。気になる方はぜひ一度カツデンまでご相談ください。

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