資料請求
MENUCLOSE
KATZDENブログ
2024.10.06 コラム

階段カーテンとは?知って得するメリットや選び方をご紹介

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

「階段から降りてくる冷気でリビングが寒い」
「来客のときに2階の音が気になる」

このように、階段に関しての悩みがあるという人も多いのではないでしょうか。特に、玄関から見える階段やリビングとつながっている階段の場合は、カーテンの設置を検討するのがおすすめです。

ただし、階段カーテンの種類は非常に豊富でどれを選べばいいのかわからないというケースも少なくありません。そこで、今回は階段カーテンの選び方や種類についてご紹介します。快適な住まいづくりの新たな一手として、ぜひ参考にしてみてください。

階段カーテンとは?


写真:まとめられた階段カーテン
出典:RoomClip

階段カーテンは、階段の上部や側面に取り付けるカーテンのことです。リビングと階段がつながっている間取りなどで、お部屋と階段の仕切りとして使用するアイテムです。

一般的な窓用カーテンとは異なり、階段の形状や機能に合わせて作られています。階段カーテンは空間を分けるだけでなく、空気を流れにくくするなどさまざまなメリットがあります。

階段にカーテンをするメリット


写真:階段に取り付けられた水色のカーテン
出典:RoomClip

メリット①冷気の入り込みを少なくする

階段にカーテンを付けることで、冷気が入りにくくなるメリットがあります。階段は家の中でも冷気が溜まりやすい場所です。カーテンがあれば、階段からの冷気の侵入を防ぎ、家全体の保温効果を高められるでしょう。

また、冷気だけでなく暖気の出入りも防いでくれるので、快適な室温が外に逃げないという効果も。室温を保ってくれる効果があれば、一年を通して快適に過ごせます。

メリット②電気代の節約

空気の出入りを抑えてくれる階段カーテンは、冷暖房効率を上げる効果も期待できます。快適な室温が外に逃げにくくなるので、結果として冷暖房にかかる電気代を節約することが可能です。

メリット③目隠し

階段とリビングがつながっている間取りは、家族が顔を合わせやすいため、コミュニケーションが取りやすいと人気です。しかし、来客時などは見えないようにしたいというケースも少なくありません。

階段カーテンを付けることで、目隠しになりプライバシーも守れます。特に、玄関近くの階段やリビングから直接見える階段には効果的でしょう。

メリット④防音効果

階段にカーテンを付けると、防音効果も期待できます。話し声や洗濯機の音といった家事をしている音が聞こえてしまうと、来客時などは気になってしまうことも。階段カーテンの中には、厚めの素材でしっかりと間仕切りできる種類もあるので、防音対策をしたい場合にもおすすめです。

また、階段の上り下りの音を軽減する効果もあります。特に、家族の生活スタイルが違う場合は、夜間や早朝の階段の使用時に他の家族の睡眠を妨げにくくなります。

製品紹介 詳細

階段カーテンの選び方のポイント


写真:色とりどりのカーテン
出典:mybest

階段カーテンは、種類も非常に豊富なので選ぶときに迷ってしまうことも多いかもしれません。階段カーテンを選ぶ際は、3つのポイントを押さえて選んでみましょう。

ポイント①目的に合わせて選ぶ

どのような目的で階段にカーテンを付けたいのかで、選ぶべき種類が異なります。どんな使い方をしたいのか、しっかりと決めてから選ぶようにしましょう。

たとえば、暑さ寒さ対策が主な目的であれば、遮熱性の高い素材のものがおすすめです。生活音が気になるようであれば、防音性のあるものを選ぶといいでしょう。種類はたくさんあるので、目的と機能面が一致するように階段カーテンを選択してみてください。

ポイント②階段の高さや幅に合わせて選ぶ

階段の高さや幅に合わせて選ぶことも重要な点です。特に、カーテンの丈には注意が必要で、床ぴったりにしてしまうと開閉がしにくくなってしまいます。

そのため、取り付けたい場所の高さからマイナス1cmほどの長さを目安にして選ぶと良いでしょう。隙間が多すぎたり、丈が短すぎると空気が逃げやすくなり、冷暖房効率が悪くなってしまう可能性も。

寸法を測るのは少し手間がかかってしまいますが、サイズが合わないと綺麗に取り付けられないだけでなく、機能面に関しても十分に発揮することができません。階段の寸法を正確に測り、カーテンのサイズを決めることが重要です。

ポイント③お部屋の雰囲気に合わせて選ぶ

お部屋の雰囲気に合わせて階段カーテンを選択することも、重要なポイントのひとつです。お部屋の雰囲気を考えずに、階段カーテンを取り付けてしまうとカーテンだけが浮いてしまい変に目立ってしまったということにもなりかねません。

全体の統一感を出したいのであれば、家具の色やテイストと同じようなカーテンを選ぶといいでしょう。逆に、階段カーテンをアクセントとして使いたいのであれば、柄ものをチョイスすることもおすすめです。

また、柔らかい雰囲気や優しい雰囲気にしたい場合は、素材に注目して選ぶ方法も。コットンやリネン、ウールなどの天然素材は、お部屋を優しい風合いにしてくれます。

階段カーテンは、色や素材によって雰囲気が大きく変わります。お部屋の雰囲気をどのようにしたいのか、よく考えてから階段カーテンを選びましょう。

階段カーテンの種類


写真:階段に取り付けられたのれんタイプのカーテン
出典:びっくりカーテン

階段カーテンは色や素材も豊富ですが、ロールタイプやカーテンタイプなどさまざまな種類があります。ここでは、階段カーテンの種類についてご紹介します。

ロールスクリーン

上部のローラーでフラットな生地を巻き取って上下に開閉します。取り付けも簡単にできるのですぐに設置が可能です。

無地はもちろんのこと柄のあるデザインや、遮光や抗菌ができる機能性も充実しています。突っ張り式のものも多数あるので賃貸でも使用しやすいでしょう。

アコーディオンカーテン

じゃばら状に折り目がついたアコーディオンカーテンは、突っ張り式であれば手軽に取り付けられておすすめです。取り外しも簡単にできるので季節に合わせてカーテンを変更することも可能。薄手のものを選べば、開けている時も通行の邪魔になりません。

スリットカーテン

見た目はカーテンのようですが、真ん中にスリットが入っているタイプです。カーテンであれば、通るときに開けたり閉めたりという動作が必要ですが、スリットが入っているタイプは、両手が塞がっていても出入りがスムーズに行えます。カーテンタイプを設置したいけれど、開閉が少し面倒という場合にぴったりです。

のれん

のれんタイプは、薄くて軽い風合いのものを選べば、お部屋が暗くなりにくい特徴があります。圧迫感がなく、リラックス空間を作りたい人にはのれんタイプがおすすめです。遮光タイプのものもあるので、目隠しとして使用したい場合は機能面もチェックしてみましょう。

ただし、のれんタイプは、他のものと比べてコンパクトに収納ができません。両サイドで緩めにまとめたり、下を結んだりと少し手を加える必要があります。

まとめ


写真:カツデン/フレキシブル階段「FRIS」

階段カーテンを取り付けることは、寒さ対策や節電、目隠しなど多くのメリットがあります。種類も豊富にあるので、選び方のポイントを押さえて、お家の雰囲気に合ったものを選びましょう。

階段は、住宅の中でも住み心地を左右する大切な場所です。カツデンでは、シースルー階段やフレキシブル階段などデザイン性の高い階段製品を多数ご用意しております。気になる製品がありましたら、ぜひ一度カツデンまでご相談ください。

製品紹介 詳細
PAGETOP