こんにちは。
カツデンアーキテック編集部です。
新型コロナウイルスをきっかけに、急速に日本全体で「テレワーク」や「在宅勤務」への流れが加速しました。
これを機に都心のマンションから郊外の戸建てへと移り住むようになった方も多いようです。
そんな時に考えるのがワークスペース。
単に個室を作るという手もありますが、今回はカツデンアーキテックならでは!当社の製品を使って在宅勤務時のワークスペースを作った施工事例をご紹介します。
◎わざわざ個室を作るのも…
◎子どもの様子を見ながら仕事がしたい
◎毎日在宅ではないから、簡単に使えるスペースが欲しい
そんな方には必見の事例集となっています!
階段下を有効活用
大きな棚を作る
2階をワークスペースに
子どもにも自習スペースを
こんなワークスペースも
まとめ
階段下を有効活用
まずは、デッドスペースになりがちな、シースルー階段下の活用例です。
今回例に出すのはシースルー階段『ObjeA(オブジェア)』やフレキシブル階段『FRIS(フリス)』を使った事例。
折り返しの階段であれば横に広くデスクを置けるので、夫婦2人で、1人でゆったりと、子どもの勉強を横で教えたりと、使い勝手の良い半個室のような雰囲気の集中しやすいスペースになります。
注意点は、階段下の高さがないと頭をぶつけてしまう可能性があることです。
8段目程度が折返し地点になっていれば、一般的な身長の方が座るのには十分かと思います。
写真のように、階段下を1段下げて高さを稼ぐという方法もあります。
【1】ObjeA セミクローズ 特注踊り場段板
特注の踊り場をつくり、リビングから見える場所におこもりワークスペースを作った例。
こちらはお施主様インタビューもありますので、ぜひご覧ください。
【2】ObjeA セミクローズ 特注L型踊り場
【3】ObjeA セミクローズ 特注L型ポール無仕様
【4】ObjeA セミクローズ 特注Uターン踊り場
【5】ObjeA セミクローズ×ObjeA 吹抜け手すり
【6】FRIS 上曲がり使用
最初の例などの踊り場を造る場合は、特注となりますのでご注意ください。
こういった階段下を造るのであれば階段下は少々暗くなってしまうので、
事例のように窓を設けると明るさと気分転換の両立ができます。
大きな棚を作る
仕事で使う道具を収納する場所に困る方もいるのではないでしょうか?
PCやクラウドに保存することもできるようになりましたが、データ化していない、またはできない資料が大量にある場合は、はしごを使って上り下りできるような棚を作れば解決!
下半分は仕事道具、上半分は趣味のものにすれば、1つの棚で公私ともに利用することができるスペースにもなります。
ローラーで左右に移動できるLoftyスライドがあれば、端から端まで動かせるので左上だけ届かない・・・なんてこともなくなります!
製品紹介
詳細
2階をワークスペースに
働く環境だけではなく意識の問題もありますよね。
朝起きた後に、ご飯を食べて、家族と話して、そのまま仕事にと、同じ場所ではすぐに意識を切り替えられないもの。
生活空間と同じ場所で仕事をする気にならないのならば、いっそ違う場所にワークスペースを作るというアイディアもあります。
仕事のためだけの部屋を作るのは難しいと思うので、写真で紹介するのは2階の廊下にデスクを置いた事例です。
リラックスして過ごす場所と分けておけば、うっかりダラダラしてしまうことも減ることでしょう。
もし吹抜けにシースルー性の高い手すりを設置することができれば、開放感もあって気持ちの良い場所で仕事ができるようになります。
【1】ObjeA 吹抜け手すり ガラスDPG※旧仕様
【2】ObjeA 吹抜け手すり ワイヤー※特注中4本仕様
子どもにも自習スペースを
自分は集中できるけど、子どもがすぐに遊んでしまうから、できれば子どもには勉強でもして静かにしていてもらいたい・・・
という心配を抱える方には、スキップフロアを子どものための空間にした事例をご紹介。
リビングから目の届く範囲であれば安心できますし、子どもだけが使えるようなサイズ感にすれば、秘密基地気分で楽しく過ごすことができることでしょう。
その場合はもちろん、子どもが大きくなった後のスペース活用方法を考えておく必要があります。
多くのお客様は見せる収納としての活用を考えているようです。
【2】ObjeA オープン×ObjeA 吹抜け手すり
【2】ObjeA 吹抜け手すり
【3】ObjeA オープン ※踊り場造作
階段がちゃんと登れるくらいの年齢になった子どもに使いやすいのが階段を机にすることも。
蹴込みに足を入れれば段板が机代わりに。
リビング階段であれば子どもが使っている姿を見ながら家事もできるので安心できます。
こんなワークスペースも
その他の例として、家の中心にデスクを置いて、家全体を見渡しながら仕事ができる家も。
家族の行動が目の端に入ることで、集中できない方もいるかと思いますが、一方で小さな子どもがいる家庭では安心できますし、家族の距離感が近くなりますね。
【1】ObjeA セミクローズ 下曲がり×ObjeA 吹抜け手すり
こちらは大胆にも階段を上がる前にステージを作り、端にはありながらも家全体を見渡しながら仕事ができるようになっています。
【2】ObjeA オープン
さらにこちらは『KastomWall(カスタムウォール)』を使った事例。
片側のフレームに折りたたみ可能なテーブルを取付けて、仕事の時だけ開いて使えるようにしています。
【3】ObjeA クローズ 下曲がり×KasomWall
『KastomWall』は、2つの面を違う用途で使うことができるため、まさに自宅にオフィス環境を作るときにはピッタリ!
このケースでは反対側はダイニングなので、家族で共有すべきことを掲示したり、思い出の写真を貼ったりもできますね。
どんな家族、どんな使い方にも、カスタムして利用できる便利なパーティションです。
最後にこちらは吹抜け手すりを使った事例。
オプションで収納カウンターを取り付けることにより、普段は意識しないスペースがワークスペースに変わります。
毎日ではないけれど、週に何回かリモートワークするといった方や、たまに趣味などでデスクを使いたいけど、空間がゴチャゴチャするのが嫌だ!
といった方におすすめです。
【4】ObjeA 吹抜け手すり オプション収納カウンター
「自分がもっとも集中できるであろうワークスペース」は人それぞれ。
一緒に住む家族のことを考えると、仕事をするためだけのスペースとしては、それほど大きな面積をとることはできないので、家庭ごとにさまざまな工夫をされていますね。
まとめ
静かな場所、多少の雑音がある場所、音楽がかかっている場所・・・と、集中できるワークスペースは人によって違いますよね。
せっかく新築やリフォームをするならば、自分の仕事へ打ち込みやすい環境を振り返ってみて、リモートワークが一般的になるとされる将来に向けてみるのも良いかもしれません。