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2024.06.12 コラム

カーポート2台用の選び方のポイントは?費用やおすすめをご紹介

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

車を2台所有している場合、カーポートの設置を検討している人は多いのではないでしょうか。外構でもひときわ大きく目立つカーポートは、頑丈かつデザイン性のあるものを選びたいものです。

そこで今回は、2台用のカーポート選び方について解説します。おすすめのカーポートもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

カーポートとは?


写真:カーポートに並列駐車している2台の車
出典:CAINZ Reform

柱と屋根だけでできている壁のない簡易的な車庫のことをカーポートといいます。1台から4台用までと幅広いですが、2台用のカーポートは需要があるため種類も多いのが特徴です。2台用のカーポートの主な種類は、並列タイプと縦列タイプの2つです。

横並びに駐車する並列タイプは、2台用に作られているものと1台用のカーポートを繋げたものとがあり、車幅が違う車も屋根の組み合わせによって駐車可能。一方で、縦に駐車する縦列タイプは、細長いスペースがある住宅におすすめです。

また、似たものにガレージがありますが、周りを壁で囲われているかどうかが異なります。ガレージは屋根と壁、シャッターで作られており壁で覆われていますが、カーポートは壁で覆われていません。また、一般的にカーポートの方が費用も安く済みます。

カーポートのメリットとデメリット


写真:雪が積もっているカーポート
出典:LIXIL

カーポートには、メリットとデメリットがそれぞれあります。設置を検討する際は、どちらもしっかりと把握しておきましょう。

カーポートのメリット

カーポート最大のメリットは、雨や紫外線を避けられることです。屋根があるため、天候の悪い日でも車の乗り降りが楽になり、住宅と隣接させることで、荷物の持ち運びも便利になります。

また、紫外線や雨などの汚れから車を守ることもでき、車体の色あせを防ぐことにもつながるでしょう。そのほか、商品によっては真夏などの気温が高い日には、直射日光による社内の温度上昇も抑えられます。

カーポートのデメリット

カーポートの設置には、必ず柱が存在します。乗り降りの際に柱が邪魔になってしまう場合があり、その点はデメリットといえるでしょう。設置する場所や乗り降りするドアの位置を確認して、利用しやすいカーポートを選ぶ必要があります。

また、台風や強風などの自然災害で対策をする必要があることも忘れてはなりません。屋根が軽い上に、風にあおられると柱や全体に風の影響を受けやすくなっており、構造上飛ばされやすいので注意が必要です。

特に、柱が片側だけにしかないタイプであれば、風の向きによってはさらに飛ばされやすくなります。台風の時には、固定しているビスに緩みがないかなど対策をとってください。積雪によっても倒壊する可能性もあるため、降雪量が多い地域では耐雪性能があるものを選びましょう。

【2台用カーポート】選び方のポイント


写真:カーポートに縦列駐車している2台の車
出典:CAINZ Reform

2台用のカーポートを選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえておきましょう。車のサイズや設置するスペースなどを測ることが重要です。

選び方のポイント①車のサイズを確認する

カーポートを選ぶ前に、まずは車のサイズを確認しておきましょう。この時に、注意しておきたいのは、2台の車の長さと幅をそのまま足すだけでは失敗するということです。

車のサイズを確認できたら、駐車と乗り降りが快適にできる広さを想定して、カーポートのサイズを決めます。普段の駐車や乗り降りだけでなく、トランクを開ける場合など色々なシーンを想定しておくことが重要です。

選び方のポイント②居住地域の特徴を考慮する

住んでいる地域の環境やカーポートを設置する位置などもしっかりと考える必要があります。特に、住んでいる地域の天候は考慮しなければなりません。台風の多い地域や積雪量の多い地域では、その点も踏まえてカーポートの種類を選ぶ必要があるからです。

雪の多い地域で屋根の強度があまりない場合、破損を防ぐため雪下ろしをしなければなりません。このような場合は、耐積雪性能の高いカーポートを選ぶなど、居住地域の特徴もしっかりと考慮してください。

選び方のポイント③並列駐車用であれば横幅5m×奥行5m以上がおすすめ

横並びタイプの2台用カーポートを検討している場合は、横幅5m×奥行5m以上にするのがおすすめです。車の種類にもよりますが、一般的な車種の場合であれば、適度なスペースも確保できる広さです。

選び方のポイント④縦列駐車用であれば横幅3m×奥行10m以上がおすすめ

縦に並べて駐車するタイプであれば、横幅3m×奥行10m以上のカーポートが人気が高くおすすめです。横幅が3mあれば、大きめの車種でもドアを開けて乗り降りしやすい長さといえます。

また、奥行が10mもあれば大きな車でも駐車しやすい長さです。車を買い替えた場合も余裕がある広さといえるでしょう。

2台用カーポートの工事費込みの相場は?


写真:カツデン/スチール製カーハウス「CARKUREGA(カクレガ)」

2台用カーポートの費用は、サイズや機能性、デザイン性によって幅広いといえます。たとえば、コスト面を重視した低価格クラスでは22万〜40万円ほどです。台風や積雪に対応できるものであれば50万〜90万円ほど、デザイン性を重視したものであれば100万〜200万円となっています。

本体の価格と工事費用だけでなく、オプション費用や環境整備費がかかるケースも少なくありません。カーポートを設置する場所を土からコンクリートに変える場合には、さらに費用が必要となるので注意してください。

【2台用カーポートにおすすめ!】カツデンの「CARKUREGA(カクレガ)」


写真:カツデン/スチール製カーハウス「CARKUREGA(カクレガ)」

2台用カーポートには、カツデンの「CARKUREGA」をおすすめします。

カーポートに求められる車を守る役割と、ガレージでは足りないデザイン性を兼ね備えたスチール製カーハウスで、快適性とデザイン性の両方を実現した新しいカーポートです。

    CARKUREGAの4つの特徴

  • ①スチールである
  • ②強靭な耐食性と防錆効果
  • ③他にはないデザイン・形状
  • ④カスタマイズ性

一般的なカーポートはアルミ製ですが、CARKUREGAはアルミの3倍の強度があるスチールを採用。同じデザインでもアルミより細く強いデザインとなっています。また、通常の銅板と比べて耐食性と防錆性のあるメッキ銅板なので、温度や湿度が激しい環境でも耐久性に優れています。


写真:カツデン/スチール製カーハウス「CARKUREGA(カクレガ)」

そのほか、市場にはあまりなかった切妻屋根を活かした高いデザイン性・形状も特徴的です。屋根が高く空間の熱を上に逃せる構造となっているので、駐車以外の使い方でも快適さを確保できます。スチールと組み合わせているのは、腐食に強く耐久性の高いウリン。スチールと自然素材の融合を楽しめるデザインです。


写真:カツデン/スチール製カーハウス「CARKUREGA(カクレガ)」

そして、破風材や屋根材などをカスタマイズできる点も魅力です。豊富なカラーやサイズをmm単位でセミオーダーできるので、好きな組み合わせのカーポートが選べます。特殊な屋根の構造により、断熱性に優れており、車内温度が上昇しにくいことはもちろん、パーゴラのように屋根の下でまったり過ごすようなときも快適です。

小規模な焚き火やバーベキューなどをすることも可能で、カーポートとしてだけじゃない使い方ができる点が特徴です。

まとめ


写真:カツデン/スチール製カーハウス「CARKUREGA(カクレガ)」

カーポートは、雨や紫外線から車を守ってくれるなどさまざまなメリットがあります。しかし、カーポートの種類によっては悪天候の際に飛ばされてしまう可能性も少なくありません。カーポートの設置を検討する際は、メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握しておきましょう。

2台用のカーポートは、並列タイプと縦列タイプがありますが、サイズや価格、デザインだけでなく、居住環境にも配慮して選ぶことが大切です。カツデンならびに特約店では、快適性とデザイン性を両立したスチール製のカーハウス「CARKUREGA」をご用意しております。2台用カーポートをご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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