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KATZDENブログ
2025.04.10 コラム

おしゃれで高級感のあるカーポート8選!選ぶポイントも解説

この記事の監修

二級建築士 一級建築施工管理技士/課長 紀熊
二級建築士 一級建築施工管理技士/課長紀熊

カーポートは車を雨や雪から守るために住宅の敷地内に設置されるものです。カーポートの中には見た目がおしゃれで高級感があるものも多くあります。

本記事ではおしゃれな高級感のあるおすすめのカーポートを8つ紹介します。また、カーポートを選ぶポイントについてもまとめました。

本記事を読むことで、デザインが素敵なカーポートを見つけられるようになります。カーポートに興味のある方はぜひお読みください。

カーポートを選ぶポイント


写真:ネスカ
ネット出典:LIXIL

カーポートを選ぶポイントについてまず解説します。ポイントは次の3つです。

  • 構造体の材質と形状
  • サイズ
  • 耐積雪・耐風圧

ひとつひとつのポイントについて詳しく解説していきます。

構造体の材質と形状

カーポートの構造体はアルミ製の商品が多く、スチール製の商品も一部あります。スチールはアルミの3倍の強度があり、耐久力に優れているのが特徴です。一方でアルミは錆びにくく、メンテナンスしやすいのが特徴です。

また、カーポートの柱の位置には次の3タイプがあります。

  • 両支持タイプ:両側の柱で屋根を支える
  • 片支持タイプ:片側の柱のみで屋根を支える
  • 後方支持タイプ:片側の柱のみで屋根を支える(柱が背後にある)

両支持タイプは圧迫感があるのと、柱が車の出し入れの邪魔になるのがデメリットです。ただし、2台以上駐められる大きいカーポートの場合、屋根をしっかり支えるために両支持タイプになっている場合がほとんどです。

サイズ

カーポートは製品によってサイズが異なります。車を多く駐める必要があるなら、当然サイズが大きい製品を選ぶ必要があります。

気をつけるべきなのは、車の種類によって横幅が大きく異なる点です。軽自動車の横幅は平均1480mm、大型車は1870mm程度です。大型車を駐める場合は、大きめのカーポートを選択しないといけません。

耐積雪・耐風圧

カーポートは製品によって耐積雪・耐風圧性能が異なります。

多くのカーポートは耐積雪量が20cm程度となっています。ただ、北海道や東北地域の場合、耐積雪量が100cmを超えるものを選択する必要があります。通常のカーポートの屋根はポリカーボネート製のものも多いですが、耐積雪量が大きいスペックの商品はスチールなどの金属製であることもしばしば。

耐風圧に関しては、商品によってまちまちなので、地域ごとの基準風速を確認したうえで、余裕を持ったスペックで選択することをおすすめします。

参照:基準風速一覧

おしゃれで高級感のあるカーポート5選

おしゃれで高級感のあるカーポートを5つまとめました。

  • LIXIL「アーキフィールド」
  • YKKAP「プレーンルーフ」
  • YKKAP「エフルージュ」
  • 四国化成「マイポート7」
  • 三協アルミ「エアロシェード」

ひとつひとつのカーポートのおすすめポイントを挙げていきます。

LIXIL「アーキフィールド」


写真:LIXIL/アーキフィールド

「叶えたいのは、もうひとつリビングを持つという贅沢」というコンセプトのカーポートです。屋根を下から支えるのではなく上から吊りあげる仕組みになっています。室内の天井のような形状になっており、部屋の中にいるような安心感を抱けるのが特徴です。

天井にはダウンライト照明が付いており、明かりが愛車を美しく演出してくれます。また、スリット照明も付いていて、玄関までのアプローチをほのかな明かりが導いてくれます。

更に、サイドパネルにも工夫を凝らしています。屋根と調和する美しいデザインかつ、柱の内側に取り付ける設計によって、空間としての一体感を高めているのが特徴です。

LIXIL「アーキフィールド」

YKKAP「プレーンルーフ」


写真:YKKAP/プレーンルーフ

こちらはYKKAPが提供している屋根がアルミのカーポートです。「プレーンルーフ」はシンプルでノイズとなる要素を徹底的に削ぎ落としているのが特徴です。細部の部品が目立たないように作られています。

オプションでダウンライトを付けられます。ダウンライトに人感センサーを取り付ければ、夜間の乗り降りも快適になります。

また、目隠しパネルもオプションで付けることが可能です。隙間の小さい横格子のパネルで視線をカットできます。屋根と同じアルミのパネルなため、統一感を出せます。

YKKAP「プレーンルーフ」

YKKAP「エクスティアラ ルーフ」


写真:YKKAP/エクスティアラ ルーフ

こちらもYKKAPのカーポートで、高級感のあるデザインが特徴です。単に車を守るためのカーポートではなく、家族が楽しく過ごせる場であることをコンセプトにしています。

木調の天井が大きな樹の下にいるような安心感を感じさせます。

天井や梁にはダウンライトが設置されており、愛車を美しく照らしてくれます。また、アッパーライトも付けられており、木調の天井の美しさを際立たせてくれます。

YKKAP「エクスティアラ ルーフ」

四国化成「マイポート7」


写真:四国化成/マイポート7

四国化成の「マイポート7」は数字の7のような形をした独特なカーポートです。ユニークながら品格を感じられるデザインであり、住宅の良いアクセントになってくれます。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインでもあり、愛車を美しく魅せてくれます。

柱が後ろにあるタイプのため、車の出し入れがしやすいです。車を柱にぶつけてしまう心配もありません。

屋根は熱線遮断ポリカーボネート板・熱線吸収ポリカーボネート板・アルミ押出形材の3種類の素材から選ぶことが可能です。

四国化成「マイポート7」

三協アルミ「エアロシェード」


写真:三協アルミ/エアロシェード

三協アルミ「エアロシェード」も柱が後ろにあるタイプです。

360度全てが美しく見えるようにこだわり抜かれているのが特徴です。屋根は直線と曲線が融合したユニークなデザインとなっています。空へと視界が広がっていくような開放感と、空気の流れを感じるような軽やかなシルエットが独創的です。

オプションで車止めを付けることも可能です。車止めを付けることで、バック時の安心感を高めることができます。「エアロシェード」の車止めは見た目が美しいのも魅力で、愛車をより引き立ててくれます。

三協アルミ「エアロシェード」

耐積雪性能が高くて高級感のあるカーポート3選

続いて、カーポートの中でも耐積雪性能が高いものを3つ紹介します。

  • 四国化成「レジストポートSG」
  • 三協アルミ「アトラード」
  • タカショー「アートポート ワイド スノースタイル」

これらのカーポートはデザイン性は多少犠牲になっていますが、雪が多い地域でも使えます。ひとつひとつのカーポートのおすすめポイントを挙げていきます。

四国化成「レジストポートSG」


写真:四国化成/レジストポートSG

非常に頑丈な作りになっているカーポートで、耐積雪量は最大200cmもあります。雪が多い地域でも安心して使うことが可能です。

デザインもシンプルで圧迫感が少ないのが特徴です。細かい部品などのノイズも少なく、愛車の美しさを引き立ててくれます。

オプションでサイドパネルを付けることも可能です。サイドパネルを組み合わせて三面を囲うこともでき、横殴りの雨から車をしっかり守れます。

また、高さのバリエーションも豊富であり、小型車から大型車まで対応可能です。

四国化成「レジストポートSG」

三協アルミ「アトラード」


写真:三協アルミ/アトラード

耐積雪量が最大150cmの頑丈なカーポートです。

屋根は耐食性が通常のスチールよりも優れたガルバリウム鋼板を採用しています。耐風圧強度も46m/秒もあり、ワンランク上の高い強度を誇っています。

デザインもシンプルで美しく、屋根下は落ちつける空間となっています。縦方向へ通った天井のラインが奥行き感を演出しているのも魅力です。

カーポートとしてはもちろん、車がないときはアウトドアスペースとして使うこともおすすめされています。

三協アルミ「アトラード」

タカショー「アートポート ワイド スノースタイル」


写真:タカショー/アートポート ワイド スノースタイル

積雪最大150cm相当まで対応可能なカーポートです。

耐積雪カーポートにしては珍しく、スチールではなくポリカーボネートの屋根を採用しているのも特徴です。リビングの目の前に設置しても、カーポートの屋根が光を遮らないので、リビングが暗くならないメリットがあります。

タカショー「アートポート ワイド スノースタイル」

カーポートとガレージの違い

カーポートとガレージは車を雨や雪から守れるという点は共通していますが、ガレージには壁があり、1つの建物のようになっているのが異なる点です。壁があるため、台風時などの横殴りの雨からも車を守れます。

また、ガレージの入口はシャッター式にすることが可能です。シャッターに鍵をかければ防犯性を高められます。一部、カーポートでもゲートを付けて鍵をかけられる商品もありますが、シャッターを付けたいならガレージという認識でOKです。

ガレージのデメリットは設置費用が多くかかることです。加えて、必要なスペースがカーポートよりも多くなります。敷地のスペースに余裕があり、かつ予算が増えても問題ないのであれば、ガレージは検討の余地があると言えます。

カツデンの「CARKUREGA」はカーポート以上、ガレージ未満がコンセプト

「カーポートを設置する予定だけどガレージも捨てがたい…」そのような方は、カツデンの「CARKUREGA」もご検討ください。「CARKUREGA」はカーポートのデザイン性とガレージの快適性を両立した新しい製品です。

柱は耐久力に優れたスチールであり、細くて圧迫感のないデザインを実現できています。カツデンのスチール加工技術により、接合部の溶接跡を目立たなくしているのも特徴です。

また、カラーバリエーションも豊富で、住宅のイメージに合わせて選択できます。屋根材の色は3種類から選択可能です。また、破風材はウリン材もしくは、スチール材(5色)から選べます。

「CARKUREGA」は両支持タイプで基本設計は2台用です。設置場所に合わせ、mm単位で幅と奥行を調整できます。耐積雪は50cm(相当)、耐風圧は42m/s(相当)となっており、一般的なカーポートと比べても耐久力が高いです。

製品紹介 詳細
「CARKUREGA」詳細・価格>>

まとめ

本記事では高級感のあるおすすめのカーポートを8つ紹介しました。各カーポートの特徴やおすすめポイントがお分かりいただけたかと思います。

デザイン性が優れたカーポートを設置することで、愛車がより美しく見えるようになります。また、おしゃれなカーポートの屋根下は、家族の憩いの場にもなる場合があります。カーポートは機能面だけでなく、デザイン性も加味して選ぶことをおすすめします。

予算に余裕があり、設置スペースも十分に取れるという場合はカーポートではなくガレージを設置するのもおすすめです。

また、カツデンの「CARKUREGA」はカーポートとガレージの良い点をバランス良く備えた製品となっています。こちらもぜひご検討ください。

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