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KATZDENブログ
2024.07.18 コラム

【壁のスペースを有効活用!】猫のための階段をDIYするポイントや注意点をご紹介

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

高い場所が大好きな猫。しかし、家具の上に乗ると危険だったり、飼い主さんの家具を傷つけてしまう可能性があります。猫のための階段を作ってあげることで、猫が楽しめるだけでなく家族も安心して過ごせるでしょう。

空いている壁のスペースを活用すれば、わざわざ場所を確保しなくても設置できます。また、材料を工夫すれば見た目もおしゃれな階段を作ることが可能です。今回は、猫のための階段をDIYするポイントや注意点、おすすめの猫階段をご紹介します。

そもそも猫に階段は必要?


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa」

猫は高いところを好む動物です。上から見下ろすことで、警戒心が安らぎリラックスできるからです。上下の運動も大好きで、ジャンプしたり飛んだりして遊びます。階段があれば室内でも動き回れるので、運動不足やストレスの解消に必要といえるでしょう。

そのほか、階段を利用して伸びをする姿もよくみられますが、これは安全な場所で斜め方向に伸びるのが好きだからです。伸びは敵に隙を見せてしまう行為なので、安心できる場所でしか行いません。

伸び方は猫の好みによって分かれ、水平や垂直に伸びるのが好きな猫もいますが、階段などの段差は猫にとってリラックスして伸びをしやすい場所といえます。

猫のための階段をDIYする際のポイント


写真:DIYに必要な道具の一例
出典:ニフティ不動産

棚を作ったことがあるなどDIYの経験がある人であれば、猫のための階段を作ることはそこまで難しくはありません。しかし、DIYに慣れていない方は、どのような材料や道具を使えばいいのかわからず迷ってしまうでしょう。

ここでは、猫のための階段をDIYする際のポイントをお伝えします。自分で手作りしたいという方はぜひ参考にしてください。

ポイント①住宅に合った材料や道具を揃える

材料や道具は、ホームセンターなどでほとんど揃えることが可能です。棚板となる木材や棚受の金具、電動ドライバーやメジャーなどの道具を揃えましょう。

特に材料は、住宅に合ったものを選ばなければなりません。たとえば賃貸の場合、壁などを傷つけないためにディアウォールと呼ばれる柱を設置してから、棚板を固定して作ります。

一方で、戸建ての場合であれば壁に直接取り付けられ、棚板の形や取り付け位置も自由に作ることが可能です。このように、設置の仕方によって材料や道具に違いがあるので注意してください。

また、木材以外の材料では、アクリル板などの透明な素材もおすすめです。階段を利用する度に下から肉球が見られるので、飼い主さんにとっても魅力的な場所となるでしょう。

ポイント②猫の遊び心をくすぐる工夫をする

猫の遊び心をくすぐる工夫を取り入れるのもポイントです。猫の関心が高まれば、たくさん遊んで運動不足を解消したり、自分だけの場所としてリラックスできたりと居心地の良い場所になります。

たとえば、狭い通路を感じさせる穴を作る、高さを変えて登れるステップにしてみるなどは、猫が好む行動や遊びにつながります。また、狭いところも好きなので、一部の板を少し小さくするなどもおすすめです。

猫のための階段をDIYする際の注意点


写真:DIYをする人
出典:HEIAN SHINDO

猫のための階段をDIYする際は、いくつかの点に注意しなければなりません。怪我をしないように安全を確保しつつ、猫が楽しめるような階段を作ってあげましょう。

注意点①足場の強度を万全にする

猫のための階段をDIYする際に、特に注意しなければならないのが足場の強度です。着地する際に板がぐらついてしまったり、外れてしまったりすると怪我や落下につながります。

高いところから着地する場所は、体重よりも大きな負荷がかかってしまうので特に注意しましょう。また、足場も猫が歩きやすいくらいの幅を確保してあげてください。多頭飼いしているご家庭であれば、すれ違うことも考慮して設置するようにしましょう。

注意点②長い直線は作らない

長い直線があると、猫の習性上走りたくなってしまいます。高い位置では走ると落下の危険性があるため、直線は走れないくらいの距離を意識して作りましょう。走ることで足場にも負荷がかかってしまい、外れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

注意点③下に物を置かない

猫のための階段を作ったら、下のスペースにはあまり物を置かないように注意してください。飛び降りる先に物があれば、上から確認ができずケガのリスクが高まってしまいます。
なるべく物を置かない環境を作り、猫が安全に降りられるようにしてあげましょう。

注意点④無理なくジャンプできる高さや距離にする

高い場所が好きな猫でも、あまりにも高い位置に階段を作ってしまってはかえって危険です。逆に、怖くて寄り付かなくなり、せっかく作っても使ってもらえないということにもなりかねません。

猫の年齢や身体能力によっても異なりますが、30〜40cmくらいの高さが良いとされています。猫が無理なくジャンプできる高さや距離を意識して作りましょう。

注意点⑤出入り口は2つ以上作る

後ろ向きに歩くことが苦手な猫。方向転換もあまり得意ではないので、出入り口は2つ以上作ってあげましょう。

真っ直ぐに進んでいけばそのうち抜けられるような構造だと、猫も活用しやすいです。特に、仕事などで家を空けることが多いご家庭では、誰もいない時に動けなくなってしまうなどの危険がないように作ってあげましょう。

注意点⑥脱走の防止対策もしっかり行う

猫のための階段を窓の近くに作る場合、脱走してしまわないような対策をすることが大切です。猫は少しの隙間があれば外へ興味を示し、屋外へ出ていってしまう可能性が高まるからです。猫専用の空間を作ることで、猫の心理的ストレスを和らげ、飼い主さんとの絆も深まりますが、猫の習性を考慮しつつ安全面には十分に注意しましょう。

【DIYが苦手な方におすすめ!】おすすめのキャットシェルフ「NeconoMa(ネコノマ)」


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa(ネコノマ)」

DIYが苦手な方や仕上がりの綺麗さを重視したい方には、カツデンのキャットシェルフ
「NeconoMa」がおすすめです。

NeconoMaは「ヒトとネコにも心地よい空間を」というコンセプトのもと、猫が使いやすく、一緒に住む家族もインテリアとして使えるような、デザイン性の高い猫用のインテリアです。新築やリフォームに限らず大規模工事が不要な組み立て式のため、購入後すぐに取り付けられます。

製品紹介 詳細

House


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa」House

猫のため隠れ家としても活用できる「House」は、3つのバリエーションで、組み合わせての設置も可能。デザイン性のあるスチール部分と猫の足に優しいコルクシートが上部についている階段です。爪の引っ掛かりができ滑ることなく移動でき、狭いところが好きな猫がついつい入ってしまう穴が空いています。

Leaf


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa」 Leaf

「Leaf」は、木の葉の形をした全面コルクシート貼りの丸みのある形をしています。猫の体にしっかりとフィットするので、猫にとってリラックスできる場所となるでしょう。ランダムに設置すれば、猫も楽しく移動でき、木から葉が落ちてくるようなインテリアとしても楽しめます。

Step


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa」 Step

「Step」は、木とアクリルの2種類があるので、お部屋の雰囲気に合わせて選択できます。移動だけでなく猫にとっての休憩場所としても使えるので、Houseとつなげての設置も可能です。アクリルであれば、いつもとは違う可愛い姿を下から見られる楽しさも味わえます。

Tower


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa」 Tower

「Tower」のステップの高さは、猫の成長に合わせて変更が可能なのでカスタマイズしやすい特徴があります。支柱はブラック、ステップは木のデザインのtowerは、お部屋の雰囲気に合わせやすいのも魅力です。

製品紹介 詳細

まとめ


写真:カツデン/インテリア キャットシェルフ「NeconoMa」

猫のための階段をDIYすれば、壁のスペースを有効活用できます。手作りならではの工夫を凝らして、猫の新しい遊び場を作ってみましょう。材料を工夫すれば、猫が楽しむだけでなく家族も快適に感じるおしゃれ空間になります。

カツデンでは、壁に取り付けることで猫と人の距離感を程よく保った空間を作り出せるキャットシェルフをご用意しております。バリエーションも豊富な「NeconoMa」が気になる方は、ぜひ一度カツデンへご相談ください。

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