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2024.08.01 コラム

サイクルポートの種類を徹底解説!チェックポイントや選び方とは?

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

皆さん、こんにちは。カツデン編集部です。

「サイクルポートを設置したいけれど、どれを選べばいいのかわからない」
「おすすめのサイクルポートはある?」
「サイクルポートの選び方は?」

このようにお考えの方もいるのではないでしょうか。

サイクルポートには、施工タイプやガレージタイプなどさまざまな種類があります。それぞれ魅力やかかる費用が異なるため、事前に特徴をチェックするのがおすすめです。

本記事では、サイクルポートの種類や決めるときのチェックポイントを解説します。本記事を読むことで、自分に合うサイクルポートを見つけられるでしょう。

サイクルポートとは

サイクルポートは屋根付き駐輪場のことです。種類によってはガレージのように完全に覆われたものもあり、自転車を風雨や汚れから守る役割があります。サイクルポートがないと自転車は雨ざらしになり、風雨で倒れて傷がつく場合があります。また、野ざらしになっている自転車は盗難されやすいため、サイクルポートで防犯意識を高めることが可能です。

サイクルポートの中にはDIYで作れるものもあり、低価格でも設置できます。ただし、DIYで設置したサイクルポートは壊れやすいため、既製品を購入するのがおすすめです。

サイクルポートの種類4選

サイクルポートの種類は以下の4つです。

  • 施工タイプ
  • ガレージタイプ
  • テントタイプ
  • スタンドタイプ

それぞれ種類をチェックして、購入の際に役立てましょう。

施工タイプ

写真:施工タイプのサイクルポート
出典:LIXIL

施工タイプは工事でコンクリートや壁に設置するサイクルポートです。業者に依頼するため、頑丈で崩れにくいのが魅力ですが、その分費用がかかります。サイクルポートの設置には50万円以上かかることがあり、短期間しか使わない場合なら高いと感じるでしょう。

ただし、頑丈さを求めるなら施工タイプが最適なので、用途にあわせて選ぶと後悔を減らせます。施工タイプは工事含めてほとんど1日で完成するため、すぐに設置したいときにも適しています。頑丈なサイクルポートを探している方は施工タイプがおすすめです。

ガレージタイプ


写真:ガレージタイプのサイクルポート
出典:ガーデナップ

ガレージタイプは、ほとんどガレージのようなものなので施工タイプよりも防犯に向いています。室内のようなガレージタイプは、自転車以外にもメンテナンス用品やヘルメットなどを収納できます。敷地面積に余裕があり、自転車を窃盗から守りたい場合はガレージタイプを選びましょう。

ガレージタイプはメーカーにもよりますが、30,000円〜で販売されています。防犯のためにサイクルポートを設置したいけれど、施工タイプは高いと感じる方はガレージタイプがおすすめです。

テントタイプ


写真:テントタイプのサイクルポート
出典:アイリスプラザ

テントタイプは骨組みにシートを被せたタイプで、ガレージタイプのように全体を覆えます。安価なのが特徴で、10,000円以下で設置できるものもあります。自分で組み立てて設置できるため、できるだけ安くすぐに導入したい方におすすめです。

ただし、収納スペースが狭いため、複数台の自転車を余裕を持って入れるには不向きです。1〜2台の自転車を入れるためのサイクルポートを探している方は、テントタイプを選びましょう。

スタンドタイプ


写真:スタンドタイプのサイクルポート
出典:インテリアのゲキカグ

スタンドタイプは骨組みに屋根を取り付けた簡易的なもので、安く取り付けられますが、耐久性はないのが特徴です。耐久性がないため、台風のときに自転車を風雨から守る機能はありません。

風雨から保護するのが目的ではなく、防犯性を高めるならスタンドタイプでも問題ないでしょう。できるだけ安いサイクルポートを探している方は、スタンドタイプから探してみてください。

サイクルポートを設置するメリット・デメリット

サイクルポートを設置するメリットは以下の3つです。

  • 盗難を防げる
  • 風で倒れにくい
  • 雨に濡れずに乗り降りできる

サイクルポートに入れておけば、通行人から見えにくく駐車している時間を特定しにくいため、盗難のリスクを下げられます。サイクルポートは壁があるタイプがあり、風雨で自転車が倒れるのを防げます。自宅の壁に併設しておけば、雨に濡れずに乗り降りできるでしょう。

一方で、サイクルポートのデメリットは以下の2つです。

  • 敷地が狭く見える
  • トラブルの原因になることがある

自転車を収納できるサイクルポートを設置すると、その分スペースが必要なため、敷地面積が狭く見えます。作りの弱いサイクルポートを設置すると、台風で屋根が飛ばされる可能性があります。

近隣の住宅に屋根が飛んで窓ガラスが割れることもあるでしょう。そのため、トラブルを防ぐためには作りのしっかりしたサイクルポートを選ぶのが重要です。サイクルポートを設置するときは、メリット・デメリットをチェックして後悔のないようにしてください。

サイクルポートの種類を決めるときのチェックポイント5選

サイクルポートの種類を決めるときは、以下の5つをチェックしてみてください。

  • 予算
  • 収納する自転車の台数
  • 設置する場所
  • 気候
  • 耐久性

サイクルポートの購入を考えている方は、5つのポイントをチェックして後悔のないようにしましょう。

予算

事前に予算を決めておくと、スムーズに種類を決められます。サイクルポートの中で費用がかかるのが施工タイプとガレージタイプ、最も安いのがスタンドタイプです。サイクルポートにどれくらいお金をかけられるか事前に考えておきましょう。

予算を決めるときは、サイクルポートをどれくらいの期間使うかで考えるのがおすすめです。短期間しか使わないならスタンドタイプでも問題ありませんが、長期間使うならしっかりした作りの施工タイプやガレージタイプを選んでください。

収納する自転車の台数

サイクルポートの幅は自転車1台に対して約60cmが目安です。サイクルポートの種類を決めるときは、収納する自転車が何台なのか把握しておきましょう。テントタイプやガレージタイプは室内のような空間のため、狭く感じる場合があるため注意してください。

広々としたサイクルポートが欲しいなら、壁のない施工タイプやスタンドタイプがおすすめです。買い物で自転車を使う場合は60㎝より広めにすると、荷物の出し入れがスムーズに行えます。

設置する場所

収納する自転車の台数をチェックしたうえで、設置予定場所の広さを確認しておきましょう。大きいサイクルポートを設置したいけれど、場所が狭い場合は自転車を出し入れできない場合があります。

なるべくスムーズに自転車を出し入れするために、周りに家のひさしや木がないか確認しておくのが大切です。サイクルポートを設置するなら、周囲に何もない場所がおすすめです。

気候

サイクルポートの種類を選ぶときは、住んでいる場所の気候をチェックしておかなければなりません。台風が多い地域なら風で自転車が倒れるリスクが高いため、ガレージタイプやテントタイプがおすすめです。積雪が多い地域は以下の基準を目安にしましょう。

一般地域対応タイプ(積雪~20cm) 一般的なサイクルポートで問題なし
積雪地域対応タイプ(積雪~50cm) 柱が太いサイクルポートがおすすめ
豪雪地域対応タイプ(積雪100cm~) 長時間の積雪に耐えられるスチール屋根がおすすめ

長期間サイクルポートを使う場合は、地域の気候をチェックしておくと長持ちします。

耐久性

長期間サイクルポートを使うなら、耐久性のある施工タイプやガレージタイプを選びましょう。一時期しか使わないのなら、スタンドタイプでも問題ありません。種類によって費用が異なるため、どれくらいの耐久性を求めているのかを明らかにしておくのがおすすめです。

後悔しないサイクルポートの選び方3選

サイクルポートを購入して後悔しないためには、以下の3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 自宅の外観とマッチする
  • 色や素材を考える
  • デザインを決める

一つずつ解説するので、どのサイクルポートを選べばいいのかわからない方はチェックしてください。

自宅の外観とマッチする

サイクルポートの外観が自宅とマッチするかどうかチェックしておきましょう。自宅の外観がモノクロならそれに合わせ、黄色や赤などカラフルな色なら合う色を考えると後悔しません。

実物を確認できる場合は写真を撮影しておき、サイクルポートを置く予定の場所に置いて色のバランスを確認してください。自宅の外観とマッチしないと、設置後に後悔する可能性があるため、事前にチェックして馴染むかどうかを考えておくのが大切です。

色や素材を考える

サイクルポートにはアルミや木などさまざまな素材があるため、後悔しないためには複数の製品を比較するのがおすすめです。アルミならクールでスタイリッシュに、木目調なら温かい雰囲気になるのが特徴です。自宅が木造住宅なら、木目調のものを選べば間違いないでしょう。

デザインを決める

サイクルポートのデザインは、シンプルでモダンなものからヨーロピアンで優雅なものまでさまざまです。デザインによって費用が異なるため、どのようなサイクルポートがいいのか考えておきましょう。自宅の外観とマッチするデザインがあれば、チェックしておくのがおすすめです。

まとめ


写真:カツデン/エクステリア「D-NA サイクルポート」

本記事では、サイクルポートの種類について解説しました。それぞれ特徴が異なるため、サイクルポートを選ぶときは使う期間や自転車の台数によって選びましょう。長期間使うなら耐久性に優れた施工タイプやガレージタイプがおすすめです。

カツデンのサイクルポートにはK型とT型があり、自転車の台数や敷地面積によって選べます。施工タイプで耐久性に優れており、台風でも壊れる心配はありません。また、スチール製のため、スタイリッシュでどのような外観にもマッチします。自転車を複数台入れて長期間使いたい方は、カツデンまでご相談ください。

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