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2025.02.06 コラム

ランドリールームで乾かない問題を解決!しっかりと乾かす方法や後悔しないポイント

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

ランドリールームを設置したのに、洗濯物が乾かないのでは?と不安になる方もいるのではないでしょうか?干す場所が確保できない、風通しが悪いなど理由はさまざまです。今回は、なぜ乾かないのか、乾かす方法や後悔しないためのポイントをご紹介します。

ランドリールームで乾かないのはなぜ?


写真:部屋の中に干された洗濯物
出典:株式会社スリーケー

ランドリールームなのに、洗濯物がしっかりと乾かないという問題が発生してしまうことも稀にあります。専用の部屋であるはずなのに、なぜこのような問題が起こるのでしょうか。

温度と湿度が関係している

洗濯物が乾かない原因には、湿度と湿度が関係しています。洗濯物を乾かすためには「室温が高く、湿度が低い」という条件が必要だからです。

室温が低い場合は、空気中に取り込める水分量が少なくなるので、湿度は高くなりやすくなっています。そのため、梅雨の時期や雨の日が続くと、ただでさえ室内に湿気が溜まり、洗濯物が乾きづらくなってしまうのです。

ランドリールームで干すと、洗濯物自体が蒸発させた水分が室内に充満するので、湿度はさらに高まり乾きにくい環境となります。また、日光が入りにくい北側などに配置されることも多いので、加温や除湿の対策は必須といえるでしょう。

気流が不足している

もうひとつの大きな要因は、気流が不足していることです。温度が高く、湿度が低いという環境が揃っていても、その空気が洗濯物に当たらなければ意味がありません。

風がほとんど流れない状態であれば、洗濯物の周りに湿気が滞留しやすく、乾きにくくなります。特に、窓が設置されていない場合は、空気が流れにくいため、乾燥効率が大幅に下がることがあります。室内の空気をかき混ぜて、洗濯物に風が当たるような対策が重要です。

ランドリールームでしっかりと乾かす方法


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

効率よく乾かすためには、以下のような対策が効果的です。ここでは7つの方法をご紹介します。

暖房器具を利用する

暖房器具を使って室温を上げるようにしましょう。ランドリールームの温度が低いと、洗濯物の水分が蒸発しにくくなります。特に、寒い季節で気温が低い日には、暖房器具を使って温度を上げることで、乾燥を早められます。

日光が入るようにする

日光を取り入れて、室内の温度を上げることができれば、暖房器具をわざわざ使う必要がなくなります。南側にはリビングやダイニングを設置することが多いため、ランドリールームは日当たりが悪い場所に作られがちです。

しかし、洗濯物が乾かないという問題が発生しないように、日当たりの良い場所に設けることも、乾燥の効率を高めるためのひとつのポイントといえます。開け閉めが可能な窓を設置すると、温度や湿度の調整もしやすくなって非常に便利です。

浴室換気乾燥暖房機を取り入れる

浴室暖房換気扇(いわゆる浴室乾燥機)を取り入れることで、暖房と換気、送風などのさまざまな機能を使えます。空気の流れと温度の調整が同時に行えるため、洗濯物を乾かすためには非常に効果的です。

浴室暖房換気扇は、室内に湿気が溜まることなく効果的に洗濯物を乾かせる以外にも、冬場の寒い浴室を温めて快適に入浴できるなど、多くのメリットがあります。

除湿機を使う

除湿機を設置すると、湿度が高い状態であっても洗濯物をしっかりと乾燥させられます。除湿機であれば、室内にある湿気を吸って機械の中で水に戻すので、効率的に湿気を取り除いてくれるからです。

特に、湿気がこもりやすい梅雨の時期や窓が少ない場合は、除湿機が大きな効果を発揮します。製品によっては、室内を温めるヒーターを完備しているものもあるので、さらに高い除湿効果に期待できるでしょう。

扇風機やサーキュレーターを使う

扇風機やサーキュレーターを使用することも、洗濯物を乾かす方法のひとつです。風を当てて気流を作ることは、乾燥を促すための基本です。

扇風機やサーキュレーターで空気を循環させると、洗濯物周りの湿気を取りのぞいて乾燥を早められます。このような電化製品を使うことも想定して、通路の邪魔にならない位置にコンセントを設けることも大切です。

通気性を確保する

洗濯物を乾かすためには、風通しを確保しておきましょう。窓を開けたり通気口を設けたりすることで、新鮮な空気を取り入れて湿気が溜まりにくくなります。

窓は、南北や東西に風が抜けるように設置すると、空気の循環が良くなり、洗濯物が乾きやすい環境が整います。ただし、窓を長時間開けたままの状態だと、防犯面が不安と感じる人も少なくありません。窓の外にルーバーや格子を設置するなど、防犯面に配慮した窓にするのがおすすめです。

干すためのスペースを設ける

洗濯物を密集して干してしまうと、空気が通りにくくなってしまいます。室温が高く湿度が低い環境であっても、狭い空間にみっちりと洗濯物を干していては、風が当たらず乾きません。

干すための十分なスペースを確保して、洗濯物が重ならないようにすることが重要です。物干し竿を複数設置するなど、空間を効率よく使う工夫をしましょう。

製品紹介 詳細

ランドリールームで後悔しないためのポイント


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

ランドリールームで後悔しないためには、最初の設計段階で注意すべきポイントがいくつかあります。ポイントを押さえることで、使いづらいといった後悔を防いでくれます。

適切な面積の確保

ランドリールームは、適度な面積の確保が重要です。面積が狭すぎると、洗濯物を干すスペースが足りず、湿気がこもりやすくなります。逆に広すぎると、効率的に風を当てることはできますが、温度や湿度の調整が難しくなるので注意してください。

適度な面積は、家族の人数や洗濯物がどれだけあるかによって異なります。家族構成や洗濯物の量や回数を考慮して、必要な広さを確保しましょう。

湿気を防ぐ対策

湿気がこもりやすい場所なので、適切な換気や除湿対策を施すことが大切です。湿気が溜まりすぎると、洗濯物が乾かないだけでなくカビの発生原因にもなってしまいます。対策としては、換気扇を設置して湿気を外に出すか、湿度を下げる除湿機を利用するかのどちらかがおすすめです。

ただし、湿度が高いと換気扇では十分に下げられないというケースも少なくありません。特に、湿度が高い地域では除湿機の方が活躍するケースが多いので、必要に応じてぜひ検討してみてください。

乾燥機付き洗濯機の導入も検討

天候に左右されずに洗濯物を乾かしたい場合は、乾燥機付き洗濯機の導入を検討するのもひとつの手です。最近では、ランニングコストが安いものや設置スペースを取らないコンパクトな乾燥機付き洗濯機も多数販売されています。広さを十分に確保することが難しい場合は、乾燥機付き洗濯機を導入することで洗濯がスムーズに行えるでしょう。

【おすすめの物干し】カツデン|スチール製物干し Hosuba(ホスバ)


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

洗濯物干しは、ランドリールームには欠かせないアイテムです。ここでは、おすすめの物干しをご紹介します。

カツデンのスチール製物干しHosuba(ホスバ)は、インテリアデザインを損なわず、日常生活に潜むシンプルな物干しです。特徴は、美しいディテールと強度が優れている点。Sサイズはタオル、Mサイズは衣類、Lサイズは洗濯物と、用途に合わせた3サイズで展開しています。


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

シックな色からポップな色まで、カラーバリエーションも豊富。ランドリールームの雰囲気にあったものを選べるのも魅力的です。パイプの種類は、丸と角の2種類から選べ、形状もノーマルとコーナーの2種類から選択できます。


写真:カツデン/インテリア「Hosuba shelf(ホスバシェルフ)」

そのほか、Hosubaと合わせてトータルコーディネートできる「Hosuba shelf(ホスバシェルフ)」もおすすめです。W600サイズが標準サイズとなっており、洗濯機の上に設置しやすい大きさで使い勝手の良いアイテムです。

Hosuba shelfにはタオルなどを置けるので、ちょっとした収納としてもお使いできます。特注寸法にも対応しており、物を置くだけでなく植栽をかけるなどさまざまな使い方ができておすすめです。

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まとめ


写真:カツデン/インテリア「スチール製物干し Hosuba(ホスバ)」

洗濯物を乾かすためには、気温が高く湿度が低い環境にすることが重要です。洗濯物が乾きやすいランドリールームにするためには、空気の通りを良くしたり、干すためのスペースを確保したりと適切な対策を講じる必要があります。湿気対策や気流の確保を意識して、快適で効率的なランドリールームを実現しましょう。

カツデンでは、シンプルで美しいデザインの「スチール製物干しHosuba」をご用意しております。機能性にも優れた物干しで、ご希望に合わせたサイズにも広げることが可能です。

さらに、オプションとしてタオルなどを置ける「Hosuba shelf」もございます。どちらもインテリア性の高いアイテムで、ランドリールームをおしゃれに彩ってくれます。「Hosuba」と「Hosuba shelf」が気になる方は、ぜひ一度カツデンまでご相談ください。

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