ランドリールームで洗濯物を干せるようになりたい、と考えている方も多いのではないでしょうか?室内物干しがあると、雨の日や花粉がひどい日でも洗濯物を乾かせます。
室内物干しを購入するなら、アイアンバーがおすすめです。アイアンバーの物干しは耐久性・デザイン性に優れており、周囲のインテリアとも調和させやすいです。
本記事では、ランドリールームにアイアンバー物干しを設置するメリットやポイントを解説します。また、おすすめのアイアンバー製品も紹介します。
アイアンバー物干しとは?
写真:カツデン/Hosuba
アイアンバー物干しとは、主に室内洗濯物を干すために使われるバーのことです。
アイアンは日本語で「鉄」を意味しますが、アイアンバーは厳密には鉄で作られていません。鉄はそのままだともろく、物干しに限らず、素材として使うことはできないためです。
アイアンバー物干しはスチール、ステンレスで作られることが多いです。スチールは、鉄に少量の炭素などを混ぜて作る合金を指します。炭素を混ぜることで強度を高めることが可能です。ステンレスは、スチールにクロムやニッケル等を混ぜて錆びにくくしたものです。スチールよりも値段は高くなりますが、常に水に濡れる可能性があるバスルームなどではステンレスの方が良いでしょう。
室内物干しにはさまざまな種類がありますが、アイアンバー物干しは壁や天井に固定して使うのも特徴です。ランドリールームや洗面所だけでなく、リビングや寝室にも取りつけることもでき、洗濯物を干せるだけでなく、インテリアとして機能させることもできます。
室内物干しを設置する目的・メリット
写真:石こうボード壁対応物干し竿ホルダー タワー 2個組
ネット出典:tower
室内物干しを設置する目的・メリットとして次の3つが挙げられます。
- 雨の日・花粉の時期に洗濯物を干せる
- 洗濯物を周囲から見えなくできる
- すぐに着る上着を掛けておける
1つ1つの目的・メリットについて詳しく解説していきます。
雨の日・花粉の時期に洗濯物を干せる
室内物干しがあることで、雨の日や花粉の時期でも洗濯物を干すことができます。
特に梅雨の時期は干すタイミングがなく、洗濯物が溜まってしまうこともあります。洗濯物を溜めてしまうのは衛生的にもよくありません。室内物干しがあれば雨の日でも洗濯物を乾かすことができ、乾燥機を購入する必要がなくなります。
また、花粉の時期は外に洗濯物を干したくない方も多いかと思います。外に干すと花粉が付着してしまい、花粉が家の中に入る原因になります。家族に花粉症の方がいる場合は、室内干しを行うと良いでしょう。
洗濯物を周囲から見えなくできる
室内干しを行うことで、洗濯物を見られてしまうことを防げます。特に女性の1人暮らしの場合、下着などが窃盗の被害に遭うかもれません。また、外に干すことで生活スタイルがバレてしまうのが怖いと感じる方も多いかと思います。
室内干しの場合、そういった心配がなくなります。
すぐに着る上着を掛けておける
室内物干しは洗濯物だけでなく、上着などを掛けておくのにも使えます。室内物干しをリビングなどに設置すれば、帰宅後すぐに上着を掛けることができます。
特に小さい子どもの場合、クローゼットに上着をしまうのが面倒で、リビングに脱ぎっぱなしになってしまうことも多いです。室内物干しがあればリビングが散らかることを防げますし、外出時にすぐ着ることができて便利です。
アイアンバーの物干しを選択するメリット
写真:カツデン/Hosuba
室内物干しにはさまざまな種類があります。その中でもアイアンバーの物干しを選択するメリットは次の5つです。
- デザイン性が優れている
- 耐久性が高い
- 洗濯物干し以外の用途でも使える
- 製品の種類が豊富
- スペースを圧迫することがない
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
デザイン性が優れている
アイアンバーはデザイン性が優れているのがメリットです。無駄なパーツがなくシンプルで引き締まった見た目は、洗濯物を干していないときでも、美しいと感じさせてくれます。
シンプルなデザインなので、どのような空間に設置しても周囲のインテリアに溶け込んでくれます。
耐久性が高い
アイアンバー物干しは、スチールやステンレスなどの金属で作られているため、プラスチックなどの物干しよりも耐久力が高いです。プラスチックやアルミで作られたものは、耐荷重が10kg程度、スチールやステンレスの場合は15〜30kgぐらいです。
1日分の家族4人分の洗濯物で約4〜5kgと言われているので、土日にまとめて洗濯して干す場合、耐荷重を考慮した方が良いのは言うまでもないでしょう。
耐久力がある分、洗濯物の重さにも耐えることができ、長く安心して使うことができます。アイアンバーは他の物干しより少し値段は高いですが、長持ちするのでコスパは悪くありません。
ただし、耐久力があるといっても、製品によって耐荷重は定められており、それ以上洗濯物を干すと破損してしまうことはあります。また、ぶら下がったり懸垂として使ったりするのは当然NGです。
洗濯物干し以外の用途でも使える
アイアンバー物干しは洗濯物干し以外の用途でも使えます。デザイン性に優れているアイアンバーは、観葉植物や小物をぶら下げることで、さらにおしゃれにすることが可能です。耐久力が高いので、ある程度は重いものをぶら下げることができます。
製品の種類が豊富
アイアンバー物干しは製品の種類が豊富であり、ランドリールームなど空間のイメージに合わせて選択することができます。色や形もさまざまなラインナップがあり、おしゃれを楽しむことが可能です。
たとえば、壁紙と同じ白のアイアンバーを選択して統一感を出したり、黒を選択してアクセントにしたりすることができます。
スペースを圧迫することがない
アイアンバー物干しは天井や壁に設置するので、スペースを圧迫することがないのもメリットです。狭いランドリールームにも設置しやすいです。
室内物干しにはさまざまな種類があります。たとえば、折りたたみ式のスタンドタイプやパラソルタイプもあります。これらは置くだけで使えて固定しなくて良いのがメリットですが、場所を取ってしまうのが難点です。
アイアンバーなら場所を取らないですし、コンパクトなので圧迫感を感じることもありません。
アイアンバー物干しを購入・使用する際のポイント
写真:カツデン/Hosuba
続いて、アイアンバー物干しを購入・使用する際のポイントについて解説します。ポイントは次の4つです。
- 耐荷重・大きさを購入前に確認する
- 慎重に取り付けを行う
- 取り外しできないことを考慮して場所を選ぶ
- 濡れた衣類は直接掛けない
1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
耐荷重・大きさを購入前に確認する
アイアンバー物干しを購入する前に、耐荷重・大きさを確認しましょう。耐荷重や大きさによって干せる洗濯物の量が異なります。家族が多かったり、まとめて洗濯することが多かったりする場合は、大きめのものを選びましょう。
耐荷重や大きさは製品ページなどに書かれています。ただし耐荷重に関しては、取り付ける天井の材質や強度によっても変わってしまうので注意が必要です。
慎重に取り付けを行う
アイアンバー物干しを取り付ける際は、説明書をよく読んで正しい方法で取り付けることが大切です。天井・壁を傷つけてしまったり怪我をしたりすることがないようにしましょう。
自分で取り付けるのが難しい場合は、業者に依頼するのも選択肢の1つです。くらしのマーケットなどのサイトから、個人で行っている取り付け業者に依頼することができます。室内物干しの取り付け費用の外注相場は11,000〜13,000円となっています。(くらしのマーケットの場合)
参考:ホスクリーン(室内物干し)取り付けを料金と口コミで比較! – くらしのマーケット
取り外しできないことを考慮して場所を選ぶ
アイアンバーは置くだけで使える物干しとは異なり、一度設置すると取り外しが困難です。また、場所を変えると余計に天井・壁を傷つけてしまいます。
そのため、設置場所は慎重に検討することをおすすめします。設置場所はインテリアデザイン面だけでなく、家事効率を考えて決めることが大切です。洗濯機から取り出した洗濯物をすぐに干せる場所に設置すると、家事効率が高まります。
濡れた衣類は直接掛けない
スチールのアイアンバーの中には、塗装が薄い商品もあります。傷ついてしまったところに濡れた衣類を掛けてしまうと、そこから錆びが広がったりする可能性はなくはありません。毛布やシーツなどの大きなものは直接掛けてしまいがちですが、注意しましょう。
後述するカツデンの『Hosuba』であれば、屋外用の塗料を使用しており、粉体焼付塗装を施しているため、他社商品に比べると格段に傷つきにくいです。とはいえ、金属のハンガーなどで傷つくリスクはあります。
カツデンの『Hosuba』は美しさと強度が特徴
カツデンではランドリールームなどに設置できるアイアンバーを提供しています。カツデンの『Hosuba』は日常生活に潜むシンプルな物干しとなっています。設置することでランドリールームのインテリア性を高めることができます。
『Hosuba』では次の3種類のサイズを用意しており、用途に応じて選択することが可能です。洗濯物を干したい場合は、Lサイズをおすすめします。
- S:タオル
- M:衣類
- L:洗濯物
また、『Hosuba』は耐久力が高い点も特徴です。全サイズ、天井固定の場合の耐荷重は30kgとなっています。
アイアンバーの購入を考えている方は、ぜひ『Hosuba』もご検討ください。また、取り付けの方法などで分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
『Hosuba』の設置事例その1
『Hosuba』の設置事例をInstagramからご紹介します。こちらは3帖のランドリールーム&脱衣室に『Hosuba』を設置した例です。白い壁や棚がある場所に、黒くてシンプルな『Hosuba』を設置することで良いアクセントになります。
写真を見て分かるとおり、洗濯物を干していないときは小物をぶら下げることで、おしゃれに見せることができます。
『Hosuba』の設置事例その2
こちらは、脱衣所兼ランドリールームに『Hosuba』を採用した例です。真上の照明に照らされることで、どことなくかわいらしく、おしゃれに魅せることができています。白一色の空間に黒い『Hosuba』を設置することで、空間を引き締める効果も出ています。
この方は、乾燥機を使いたくない洗濯物は、ステンレスのハンガーを使って『Hosuba』に掛けているとのことです。
この方の投稿には「『Hosuba』は錆びたりハンガーで削れたりしませんか?」という質問がきていましたが、「2年間使っているものの、ハンガーは削れていないし錆びてもいないです」とのことでした。
まとめ
本記事では、アイアンバー物干しについて解説しました。アイアンバー物干しのメリットや設置・使用のポイントなどがお分かりいただけたかと思います。
ランドリールームなどに物干しを設置するなら、アイアンバーがおすすめです。アイアンバーはデザイン性に優れており、どのような空間に設置しても違和感が少ないためです。
アイアンバーを購入する際は、耐荷重や大きさをチェックし、どの程度の洗濯物を干せるか確認しましょう。また、一度取り付けると場所を変えるのが大変なので、どこに取り付けると家事効率を高められるか考えることも重要です。
どのアイアンバー物干しを買えば良いか分からない方には、カツデンの『Hosuba』をおすすめします。『Hosuba』はデザインが優れており、ランドリールームなどのインテリア性を一段と高めてくれます。