明るくて開放感のある空間作りに役立つのが、ガラスパーテーションです。お部屋を仕切りながらも光を遮らず、広々とした空間を作り出してくれます。
今回は、ガラスパーテーションのメリットやデメリットをご紹介します。そのほか、活用術やおすすめもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
ガラスパーテーションとは?
写真:ガラスパーテーションを設置した部屋
出典:sanwa company
部屋と部屋を仕切るガラス製の間仕切りのことです。アルミなどの軽量な素材を使用した枠に、透明や半透明のガラスをはめて作られています。
中には枠がないガラスパネルだけのものや、耐久性に優れた強化ガラスのものなど種類も豊富です。デザイン性の高いものが多くあるので、一般住宅やオフィスなどの空間をおしゃれに演出できます。
ガラスパーテーションの3つのメリット
写真:枠のあるガラスパーテーション
出典:REGARD
ガラスパーテーションには、3つのメリットがあります。機能性やデザイン性に優れており、用途に合わせて活用すれば快適な空間を作り出せるでしょう。
メリット①開放感がある
ガラスパーテーションの最大のメリットとして、開放感があって圧迫感がないことが挙げられます。部屋と部屋を壁で区切ってしまうと、狭さを感じたり圧迫感を感じたりするケースも少なくありません。
たとえば、会社の会議室などは閉鎖的になりやすく、圧迫感を感じやすい場所です。一般住宅であれば、小さなお部屋では閉塞感を感じやすいといえるでしょう。
ガラスは光を通すので、太陽光など自然の光をたくさん取り入れられます。ガラスパーテーションにすれば心理的にも開放感を感じやすくなり、視界が遮られず広々とした空間を作ることが可能です。
メリット②高いデザイン性
高いデザイン性もガラスパーテーションのメリットのひとつです。ガラスの種類やフレームの色など種類も豊富にあるため、好きなようにカスタマイズもできます。
家やオフィスの雰囲気に合わせやすい点がポイントといえるでしょう。魅力的な空間に仕上げたいと考えている方には特におすすめです。
メリット③キズがつきにくい
ガラスパーテーションは、キズがつきにくく耐久性にも優れています。経年劣化もほとんどないため、定期的なメンテナンスも必要ありません。強化ガラスなどにすれば、耐久性だけでなく耐熱性にも優れたパーテーションになります。
ガラスパーテーションの3つのデメリット
写真:ガラスパーテーションのある住宅
出典:DECOJAPAN
開放感やおしゃれな雰囲気になるなどメリットがたくさんあるガラスパーテーションですが、その反面デメリットも存在します。ガラスパーテーションの導入を検討している方は、デメリットも確認しておきましょう。
デメリット①衝撃で割れる可能性
ガラスであるため衝撃に弱く、割れる可能性はゼロではありません。もしも、何かの衝撃で割れたり亀裂が入った場合は、危険なだけでなく後処理も大変です。
しかし、飛散防止フィルムで防いだり、強化ガラスなどに変更したりすることで対策できます。特に、強化ガラスは割れても破片が小さくなるので、大きな怪我も防止できるでしょう。
デメリット②視線が気になる
開放感がメリットのガラスパーテーションですが、その反面視線が気になる場合も少なくありません。特にオフィスなどに導入した場合、ガラス越しにいる人と視線がぶつかる可能性もあるでしょう。
集中したい時や守秘義務に関わるような業務であれば、不向きな空間になってしまいます。一般住宅においても、寝室などのプライバシーを確保したい場所での導入は慎重に行ってください。
開放感も感じつつも周囲の視線を感じないような空間にしたい場合は、部分的にスリガラスを採用したり、ブラインドを設置したりする対策があります。ガラスの種類も多いので、メリットを活かしつつデメリットを抑えられるものを選びましょう。
デメリット③コストは高め
スチール製のパーテーションと比べるとコストは高くなります。ガラスの大きさや種類によっては高価になってしまいますが、デザイン性や遮音性の面を考慮すると満足度は高いといえるでしょう。予算に応じてコストやデザインを両立できる場合も多くあるので、専門業者に相談するのがおすすめです。
ガラスパーテーションの活用法
写真:ガラスパーテーションで間仕切りしたリビングと寝室
出典:リノべりす
ガラスパーテーションの活用場所は、オフィスの会議室やエントランス、店舗だけではありません。一般住宅にも導入が可能で、明るい室内空間を作り出してくれます。
どのような場所にガラスパーテーションを活用すればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、一般住宅でのガラスパーテーションの活用法をご紹介します。
活用①玄関とリビングの仕切りに
一般住宅では、玄関に入ってからリビングまでの間にすぐ壁がある、または廊下の奥にドアがあるといった間取りが多くあります。このような間取りの場合、廊下が薄暗かったり少し閉塞感を感じてしまったりすることも少なくありません。
廊下とリビングの間の壁やドアをガラスパーテーションにすることで光が入り、明るく広々とした空間に変更できます。リビングの光が廊下まで届くので、玄関から室内の見通しが良くなり家全体が明るい雰囲気になるでしょう。
活用②リビングと部屋の仕切りに
生活の中心となるリビングと隣の部屋をつなぐ仕切りに、ガラスパーテーションを設置する方法もあります。リビングで掃除や家事をしていても、隣の部屋で遊ぶ子供の様子を見守ることができるなど、家族を感じられる空間になるでしょう。また、リビングもさらに広く感じられ、家族が集う空間に視覚的な余裕が生まれます。
ガラスパーテーションの注意点
写真:飛散防止フィルムを貼ったガラスパーテーション
出典:新建ハウジング
ガラスパーテーションを設置する際に、注意したいことが2つあります。導入を検討する前にしっかりと確認しておいてください。
注意点①ガラスにぶつかる可能性がある
見通しの良い空間になるガラスパーテーションですが、小さな子供は何もないと勘違いしてしまいぶつかる可能性があります。ガラスがあることが理解できる年齢になるまでは、目線の高さに合わせて剥がしやすいシールを貼っておくなど対策をするのがおすすめです。ペットがいるご家庭でも同様に、誤ってぶつかってしまう可能性もあるので注意しましょう。
注意点②建物も構造によっては設置できないケースもある
新築の場合は特に問題ありませんが。リフォームやリノベーションの場合は建物の構造によっては設置できないケースがあるので注意してください。壁をなくすといった構造の変更は、天井の強度が弱まってしまう等の問題があり設置できないケースがあります。
【おすすめのガラスパーテーション】カツデン「室内パーティション」
写真:カツデン/インテリア「室内パーティション」
ガラスパーテーションの導入を検討している方には、カツデンの「室内パーティション」がおすすめ。お部屋の仕切りだけでなく、階段との組み合わせや単独使用に対応できるよう自由な寸法調整が可能です。
カツデンの室内パーティションは、スチール製でパイプ仕様のルーバータイプと、フロート強化ガラスと枠で構成されたガラスタイプの2つがあります。シンプルなデザインなので空間にも馴染みやすいパーテーションです。カラーも全10色に対応しており、お部屋のデザインや雰囲気に合わせてお選びいただけます。
製品紹介 詳細まとめ
写真:ダイニングに設置されたガラスパーテーション
出典:sanwa company
ガラスパーテーションは、オフィスや店舗だけでなく一般住宅にも取り入れることが可能です。部屋の間仕切りをしながらも、空間の広さを演出して家のデザイン性も高めてくれます。ただし、安全性やプライバシーの面には配慮が必要です。
ガラスパーテーションを上手に活用できれば、開放感のある快適な空間を作れます。カツデンでは、ガラスタイプの室内パーティションをご用意しております。ぜひ一度ご相談ください。
製品紹介 詳細