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2025.10.11 コラム

家に導入できるパーテーションの種類は?メリットや活用例も解説!

この記事の監修

二級建築士 一級建築施工管理技士/課長 紀熊
二級建築士 一級建築施工管理技士/課長紀熊

パーテーションを家に導入したいものの、種類が多すぎてどれを選んだら良いか分からない、という方もいるのではないでしょうか。一口にパーテーションといってもさまざまな種類があるので、目的に合わせて選ぶことが大切です。

本記事では家に導入できるパーテーションの種類について解説します。パーテーションを導入するメリットや活用例についてもまとめました。

本記事を読むことで、パーテーションをスムーズに導入できるようになります。パーテーションの導入を検討しているという方はぜひお読みください。

パーテーションはオフィスだけでなく家にも導入できる


写真:カツデン/室内パーティション

パーテーションとは空間を仕切るための間仕切りを指します。一口にパーテーションといってもさまざまであり、その場に固定して使う壁タイプもあれば、天井に吊り下げて必要なときだけ上下に広げるロールスクリーンのようなタイプもあります。

パーテーションというと、オフィスに導入されるものをイメージする方もいるかもしれません。オフィスではスチールやガラスでできた大きなパーテーションを設置し、空間を完全に分けることで会議室や休憩室を新たに作ることもあります。また、小さめなパーテーションをデスク周辺に設置して、一人ひとりの作業空間を分ける場合もあります。

パーテーションはオフィスだけでなく一般住宅にも導入可能です。たとえば、リビングを仕切って作業スペースを作る、子どもが増えたので子ども部屋を仕切る、といった使い方が考えられます。本格的なものだけでなく、手軽に導入できるパーテーションも多くあります。

家に導入できるパーテーションの種類

家に導入できる代表的なパーテーションの種類は次の4つです。

  • 壁タイプ
  • ルーバータイプ
  • 衝立タイプ
  • 吊り下げタイプ

ひとつひとつの種類の特徴について詳しくみていきましょう。

壁タイプ

壁タイプは天井と床に固定されるタイプのパーテーションです。オフィスで会議室などを作る際にも導入される本格的なパーテーションです。天井まで届くタイプのパーテーションは、ハイパーテーションと呼ばれることもあります。

壁タイプを導入することで、画像のように1つの独立した部屋を作ることが可能です。

壁タイプは柱(フレーム)と面(パネル)で構成されています。柱はアルミ、もしくはスチールで作られることが多いです。面はガラスやスチール、プラスチック(ポリ塩化ビニルなど)、クロスなどさまざまな素材が使われます。

画像のパーテーションは柱がスチール、面がガラスでできています。面がガラスだと視界を遮ることがなく、パーテーションが空間の開放感を削ぐことがないのが特徴です。

ルーバータイプ

ルーバーとは、細長い棒を一定間隔で縦や横に並べたもののことです。ルーバーによって作られるパーテーションもあります。ルーバータイプは天井と床に固定して使います。

ルーバータイプは隙間が空いているので、視線や光を遮ることがなく、開放感があるのが特徴です。光だけでなく風も通すので、換気効率が良くなるのもメリットです。

壁タイプとルーバータイプに関しては、設置に工事が必要となります。本体価格に加えて、工事費などが別途発生します。

衝立(ついたて)タイプ


写真:マグネットパーティション(安定脚別売)〔ストエキオリジナル〕 パーテーション
出典:ストア・エキスプレス

衝立(ついたて)タイプは、移動させて使えるパーテーションを指します。画像のようにキャスターが付いているタイプは、より簡単に移動させることが可能です。

設置に工事は必要なく、パネルを必要な枚数購入したら、それらを連結させるだけで完成します。自立式なのでその場に固定させる必要はありません。床などに穴を開ける必要もないので、賃貸にも問題なく設置することが可能です。

衝立タイプの中には折りたたみ式もあり、使わないときはコンパクトにして収納できます。

手軽に導入できるうえに本格価格も安いので、リビングなどを仕切ってどのような雰囲気になるか確かめたいという場合は、ひとまず衝立タイプを買うのもおすすめです。衝立タイプで仕切って生活しやすいと感じたら、壁タイプなどへの切り替えを検討しましょう

吊り下げタイプ


写真:吊り下げ式ロールパーテーション ワイドタイプ
出典:エアリゾーム

吊り下げタイプは、画像のように天井に吊り下げて使うタイプを指します。空間を完全に仕切るというよりは、間取りを整理したいという場合におすすめです。たとえば、ワンルームマンションの就寝スペースと食事スペースを分ける、といった活用方法があります。

衝立タイプなどと違って場所を取らないのが特徴で、掃除も楽になります。ただし、天井下地にビス留めなどをしなくてはいけない場合もあるので、賃貸に設置しても問題ないかは確認することをおすすめします。

パーテーションを家に導入するメリット


写真:キャスター付き軽量パーテーション(WH)
ネット出典:ニトリ

パーテーションを家に導入するメリットは次の4つです。

  • 部屋を後から増やせる
  • 冷暖房効率を高められる
  • キッチンの臭いを防げる
  • 目隠しとしても使える

ひとつひとつのメリットについて詳しく解説します。

部屋を後から増やせる

パーテーションを家に導入することで、部屋を後から手軽に増やせます。

家に新しい部屋を作るとなると、通常は大掛かりなリフォームが必要となり、費用が多くかかってしまいます。パーテーションで部屋を仕切る場合は、費用がかなり抑えられます。

子どもが大きくなった場合など、部屋を増やす必要がある場合は、パーテーションの利用も検討してみることをおすすめします。

冷暖房効率を高められる

壁タイプや衝立タイプなどのパーテーションで部屋を仕切ることは、冷暖房効率を高めることにもつながります。部屋を仕切ることで、エアコンの空気が逃げなくなります。

冷暖房効率がアップし、電気代の節約になる可能性もあります。

キッチンの臭いを防げる

パーテーションは、キッチンの嫌な臭いが広がってしまうのを防げるメリットもあります。リビングとキッチンが一体となっているリビングキッチンの場合、料理の臭いがリビングまで届いてしまう場合があります。

そこで、パーテーションでキッチンとリビングを仕切ります。ルーバータイプのような隙間があるタイプは例外ですが、しっかり壁になってくれるタイプのパーテーションであれば、臭いの広がりを抑えることが可能です。

目隠しとしても使える

透明なタイプを除き、パーテーションは急にお客さんが来る場合などに目隠しとして使うことも可能です。

たとえば、生活感のある小物や掃除用品などを、さっと隠しておくことができます。押入れなどに収納する時間がない場合の、緊急用の収納スペースとして機能させられます。

家でのパーテーション活用例


写真:カツデン/室内パーティション

続いて、家でのパーテーションの具体的な活用例を紹介します。パーテーションは次のような活用方法が考えられます。

  • リビングの一部を作業スペースにする
  • 子ども部屋を仕切る
  • 玄関とリビングの仕切りをパーテーションにする

ひとつひとつの活用例について詳しくみていきましょう。

リビングの一部を作業スペースにする

パーテーションを使って、リビングの一部を作業スペースにすることが可能です。リビングで作業すると、ついテレビを見たりくつろいだりしてしまいがちです。専用の作業スペースを作った方が生活にメリハリができ、仕事や家事に集中して取り組めるようになります。

また、リビングに作業スペースを作ることで、リビングで遊ぶ子どもの様子を見つつも、自分の作業に向き合えるようになります。

子ども部屋を仕切る

子どもが大きくなったので子ども部屋を2つに分けたいという場合は、パーテーションが活躍します。部屋をもう1つ作るのは大掛かりなリフォームが必要になりますが、パーテーションなら手軽に部屋を増やすことが可能です。

部屋をしっかり分けてプライバシーも確保したいという場合なら、壁タイプのパーテーションがおすすめです。単に各々のスペースを区別できるようにしたいという場合は、衝立タイプや吊り下げタイプで簡易的に仕切るのがおすすめできます。

玄関とリビングの仕切りをパーテーションにする

玄関とリビングの間に設ける壁やドアを、面がガラスのパーテーションに変更することで、開放感を高められます。ガラスパーテーションは視界を遮らないので、開放感が高いのが特徴です。また、リビングの電気の光が玄関まで入ってくるので、玄関が明るくなります。玄関が明るくなると、お客さんにも良い印象を与えることができます。

また、ワンルームマンションの場合、玄関を開けたらリビング全部が丸見えになってしまう、という場合もあるかと思います。パーテーションでリビングを仕切れば、リビングが玄関から見えなくなります。宅配が来て玄関に荷物を取りに行く場合などにも安心です。

カツデンでは「室内パーティション」も提供しています

カツデンでは「室内パーティション」というパーテーションを提供しています。ルーバータイプと壁タイプ(ガラス)の2種類があります。

ルーバータイプはルーバー(棒)がスチールで作られています。引き締まった雰囲気があり、高級感も感じられるデザインが特徴です。視界を遮らないので、開放感を高めることができます。部屋を仕切るのにも使えますし、階段と組み合わせるのもおすすめです。

壁タイプ(ガラス)は、柱(フレーム)がスチール、面(パネル)がガラスで作られています。面がガラスなので採光性・開放感を損なわないのが特徴です。

部屋を仕切って寝室や書斎、作業スペースを作りたい場合に適しています。

ガラスは厚さ5mmのフロート強化ガラスであり、耐久力に優れているのが特徴です。強化ガラスは通常のガラスの3.5倍〜4倍の耐風強度を持っています。割れてしまった場合も粉々に砕け散る性質を持っており、破片で怪我をしにくいのがメリットです。

ルーバータイプと壁タイプ(ガラス)のどちらもカラーバリエーションは5種類あり、部屋のイメージに合わせてカスタマイズできるのも魅力です。

家に導入するパーテーションを探している方は、カツデンの「室内パーティション」もぜひご検討ください。

製品紹介 詳細
室内パーティション | KATZDEN

まとめ

本記事では家に導入できるパーテーションの種類について解説しました。パーテーションにはどのような種類があるのかお分かりいただけたかと思います。

パーテーションは壁タイプやルーバータイプなどさまざまな種類があるので、用途に合わせて選択することをおすすめします。また、種類によって価格も異なります。

衝立(ついたて)タイプや吊り下げタイプは低コストで設置することが可能なので、まずはこれらのタイプで部屋を仕切ってみて、良さそうだと感じたら壁タイプやルーバータイプといった本格的なパーテーションに切り替えるのもおすすめです。

カツデンではルーバータイプと壁タイプ(ガラス)の「室内パーティション」を提供しています。どちらもデザイン性に優れているうえに、カラーバリエーションが豊富で部屋のイメージに合わせやすいのが特徴です。

どのようなパーテーションを導入するか迷っているという方は、カツデンの「室内パーティション」の導入もぜひご検討くたさい。

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