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KATZDENブログ
2025.10.21 コラム

おしゃれなパーテーションをオフィスに設置するポイントとは?メリットや注意点も

この記事の監修

二級建築士 一級建築施工管理技士/課長 紀熊
二級建築士 一級建築施工管理技士/課長紀熊

おしゃれなパーテーションを設置して、オフィスの雰囲気をガラリと変えたいと考える方もいるのではないでしょうか。パーテーションにはデザイン性に優れているものも多くあるので、どれを導入しようか迷う方もいるかと思います。

本記事ではおしゃれなパーテーションをオフィスに設置するポイントを解説します。また、パーテーションをオフィスに設置するメリットや注意点についてもまとめました。

本記事を読むことで、パーテーションを安心してオフィスに設置できるようになります。パーテーションの導入に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

パーテーションとは?


写真:カツデン/室内パーティション

パーテーション(partition)は日本語で「仕切り」を意味します。一般的にはパーテーションは、部屋を仕切るために使われるもの全般を指します。「パーテーション」ではなく「パーティション」と呼ぶ場合もありますが、意味は同じです。

パーテーションにはさまざまなタイプがあります。たとえば、ロールスクリーンのように薄い生地で空間を仕切るものや、カーテンのように横に折りたためるものも、パーテーションに該当します。これらは、部屋を簡易的に仕切ることができます。

一方で、オフィスに設置されるパーテーションは、しっかりとした硬い壁になっており、場合によっては天井や床に固定して使うものが多いです。

パーテーションはオフィスでどのように使われる?

パーテーションはオフィスでは、会議室や休憩室、待合室を作る目的で導入されることが多いです。天井まで届くパーテーションを使って壁を作ります。場合によっては四隅を完全に囲い、更にドアを設けることによって、1つの独立した部屋を作ることもあります。

また、従業員それぞれのデスク周辺に、小さいパーテーションを配置することもあります。個別指導塾のように、デスクに座って作業していると周囲の状況が見えなくなります。こうすることで、集中して作業に取り組むことができるメリットがあります。

おしゃれなパーテーションをオフィスに設置するポイント


写真:【日本製】折り畳みパーテーション オフィス 3連パーティション
ネット出典:オフィスコム

おしゃれなパーテーションをオフィスに設置するポイントを紹介します。

ポイントは次の3つです。

  • 適切な高さを選ぶ
  • 柱(フレーム)と面(パネル)の素材にこだわる
  • カラーにこだわる

ひとつひとつのポイントについて詳しく解説します。

適切な高さを選ぶ

パーテーションはまず高さを確認することが大切です。製品によって身長よりも低い場合もあれば、天井に届く場合もあります。用途に合った高さのものを選ぶ必要があります。

パーテーションは高さによって、次の2つに分けることが可能です。

  • ローパーテーション
  • ハイパーテーション

ひとつひとつの種類について詳しくみていきましょう。

ローパーテーション

ローパーテーションは背丈が低く、天井に届かないタイプのパーテーションを指します。ただ、ローパーテーションと一口にいっても、120cm程度のものもあれば、200cm程度のものもあります。用途に合わせて高さを選ぶことが大切です。

たとえば、デスク周辺に目隠しとして設置する場合は、座ったときに周囲が見えない高さがあれば問題ないです。

休憩ルームを作業場の一角に作る場合は、立っても頭が見えないぐらいのそれなりの高さがあった方が、気兼ねなく従業員がくつろげるようになります。ただし、ローパーテーションだと天井までは届かないので、周囲に声は漏れてしまいます。

ローパーテーションは、設置が容易なことが多いです。自立するタイプが多く、床に固定しなくても設置するだけで使えるタイプがほとんどです。特に工事を依頼する必要もないので、設置費用を抑えられるのもメリットと言えます。

固定しないため移動させることも可能です。製品によってはキャスターを付けることができ、より手軽に動かすことができます。

ハイパーテーション

ハイパーテーションは背丈が高く、天井に届くタイプのパーテーションを指します。ローパーテーションと違ってその場所に固定する必要があります。

ハイパーテーションは会議室など、独立した1つの部屋を作るために使います。会議室は休憩ルームと違い、中での会話が外に漏れないようにする必要があります。

そのため、天井まで壁があるハイパーテーションが適しています。素材や構造を工夫することで、遮音性を更に高めることも可能です。

また、喫煙ルームをオフィス内に作る場合も、ハイパーテーションなら煙や臭いが外に漏れないので、分煙を徹底することができます。

ハイパーテーションはその場に固定するために、工事を行う必要があります。導入時は本体価格に加えて工事費などを支払う必要がある点には注意が必要です。

柱(フレーム)と面(パネル)の素材にこだわる

パーテーションは柱(フレーム)と面(パネル)から構成されることが多いです。柱と面はさまざまな素材から作ることができます。

パーテーションに使われる素材の中でも代表的なのは次の3つです。

  • アルミ
  • スチール
  • ガラス

各素材を使ったパーテーションの特徴について解説していきます。

アルミ(柱)

パーテーションの柱(フレーム)にはアルミが使われることも多いです。アルミは耐久性はスチールに劣るものの、軽くて扱いやすいのが特徴です。

柱がアルミでできている場合、アルミパーテーションと呼ばれます。アルミパーテーションは柱以外はアルミでできておらず、面に関してはスチールやガラス、プラスチック(ポリ塩化ビニルなど)、クロスなど他の素材が使われます。

製品にもよりますがアルミパーテーションは、柱にパネルをはめ込むだけのシンプルな構造をしています。軽量で設置しやすいこともあって、コストを抑えられる場合が多いです。

スチール(柱・面)

柱がスチールで作られているパーテーションもあり、スチールパーテーションと呼ばれています。スチールパーテーションに関しては、面も同じスチールで作られることが多いです。

スチールパーテーションは、2枚のスチール板と石膏ボードが組み合わさっています。内部は空洞になっているため、遮音性に優れているのが特徴です。空洞部分にグラスウールなどの吸音材を入れることで、更に遮音性を高めることができます。

遮音性に優れているため、会議室を作る場合に選ばれることも多いです。

ただし、スチールパーテーションは構造が複雑なうえに、パネルも重くて設置が大変なため、コストが上がってしまうことが多いです。

ガラス(面)

パーテーションの面(パネル)をガラスで作る場合もあります。面がガラスの場合、ガラスパーテーションと呼ばれることもあります。柱はガラスではなく、アルミやスチールなどが使われています。

ガラスパーテーションのメリットは、面が視界を遮らないため、開放感があることです。また、光も通してくれるため明るい空間になります。デザイン性にも優れているので、おしゃれを重視したい場合にガラスパーテーションはおすすめです。

ただし、面をガラスにするとコストが高くなってしまいます。

遮音性に関しては、スチールパーテーションには劣ります。ただ、複層ガラス仕様にすることで、遮音性をある程度高めることは可能です。

カラーにこだわる

パーテーションはカラーにこだわることも大切です。製品によっては柱や面のカラーバリエーションが豊富で、企業イメージに合わせやすい場合もあります。

特に、クロスが貼られているタイプのパーテーションは、面のカラーバリエーションが豊富なことが多く、企業イメージによりフィットさせることが可能です。

カツデンのパーテーションはスチールですが、柱の色を5色(ピュアホワイト・艶消しホワイト・サテンダークグレー・サテンブラック・艶消しブラック)から選択できます。

オフィスにパーテーションを設置するメリット


写真:ローパーティション 一覧 【空間を仕切りたい時】
ネット出典:オフィス家具ドットコム

オフィスにパーテーションを設置するメリットは次の3つです。

  • 会議やちょっとした相談に便利
  • 仕事の効率アップが期待できる
  • オフィスのデザイン性を高められる

パーテーションの設置には多くの費用がかかりますが、仕事の能率アップや従業員満足度向上につながる可能性もあるので、設置を検討してみることをおすすめします。

ひとつひとつのメリットについて詳しくみていきましょう。

会議やちょっとした相談に便利

パーテーションは会議やちょっとした相談に便利に使えます。

たとえば、部署内でちょっとした相談をしたいが、他の部署の人に聞かれたり資料を見られたりはあまりしたくない場合があります。オフィス内にパーテーションで作ったスペースがあれば、気軽に話し合うことが可能です。

会議で機密情報など漏えいしてはいけないものを扱うことが多いなら、スチールパーテーションで会議室を作るのがおすすめです。スチールパーテーションは遮音性に優れているうえに、壁が透明ではないので、機密性の高い情報を扱いやすいです。

仕事の効率アップが期待できる

パーテーションの設置は仕事の能率アップにつながる可能性もあります。

個人のデスクをローパーテーションで区切ることで、余計な情報が目に入ってこなくなり、目の前の作業に集中できるようになります。

また、個人のデスクとは別に集中スペースを別途作ることも可能です。独立した空間があることで、より集中して取り組むことができます。

オフィスのデザイン性を高められる

パーテーションの中にはデザイン性に優れたものもあります。特に、ガラスパーテーションは開放感やデザイン性に優れているのが特徴です。

おしゃれなパーテーションを設置すれば企業イメージが良くなります。たとえば、ガラスパーテーションで作られた綺麗な会議室で面接を行うことで、求職者からの印象が良くなる可能性があります。オフィスのデザイン性を高めることは人材獲得にもつながります。

また、オフィスのデザイン性を高めれば社員も快適に働くことが可能です。結果、仕事の能率アップにつながる可能性もあります。

カツデンの「室内パーティション」ならオフィスをおしゃれに

カツデンでは「室内パーティション」というパーテーションを提供しています。ルーバータイプとガラスタイプの2種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

ルーバータイプはスチールで作られた棒が縦に並んでいるタイプです。視界を完全には遮らないため、ある程度開放感が保てるのが特徴です。

スチールの棒もスタイリッシュな雰囲気があり、モダンな空間を作れます。ちょっとした雑談スペースなどを作りたい場合にも、ルーバータイプは便利に活用できます。

ガラスタイプは柱がスチール、面がガラスでできているタイプです。ガラスなので光・視界を遮ることがなく採光性・開放感を損なわないのが特徴です。

厚さ5mmのフロート強化ガラスを採用しており、耐久性にも優れています。

どちらのタイプもカラーバリエーションが5種類もあり、オフィスのイメージに合わせてカスタマイズ可能です。パーテーションの設置を検討している場合は、カツデンの「室内パーティション」もぜひご検討ください。

製品紹介 詳細
室内パーティション | KATZDEN

まとめ

本記事ではおしゃれなパーテーションをオフィスに導入するポイントを解説しました。パーテーションの導入ポイントやメリットがお分かりいただけたかと思います。

ローパーテーションをデスク周辺に設置すれば、目の前の仕事に集中しやすくなります。また、会議室を遮音性の高いスチールパーテーションで作れば、企業情報の漏えいを防ぎやすくなります。パーテーションは用途に合わせて選ぶことが大切です。

また、パーテーションの中にはデザイン性に優れているものもあります。おしゃれなパーテーションを導入することは、企業イメージを良くすることにもつながります。

カツデンではルーバータイプとガラスタイプのパーテーションを提供しています。どちらもデザイン性に優れており、おしゃれなオフィスを作るのに貢献する製品です。ぜひ、カツデンの「室内パーティション」の導入もご検討ください。

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