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2025.01.15 コラム

階段下のスペースを有効活用!暮らしに合わせた活用例やポイントとは?

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

階段下のスペースは、家の中でも見過ごされることが多い空間のひとつで、デッドスペースになりがちです。無駄なスペースは作りたくないと思っていても、どのように活用したらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

階段下のスペースを適切に活用することで、収納力がアップしたりお部屋を広く使えたりと快適に過ごすことができます。そこで今回は、階段下のスペースの活用例やポイントをご紹介します。階段下のスペースをうまく活用したい!と考えている方はぜひ参考にしてみてください。

階段下のスペースとは?


写真:植物や小物を置いた階段下スペース
出典:田辺木材ホーム

階段下のスペースとは、階段の下部に生まれる空間のことです。階段の形状、間取りによって形状が異なり、「どの家にもマッチする使い方」というのは存在しない点が、活用しきれない理由のひとつです。

しかし、適切に利用できれば、収納力が高まったり、新たな生活空間を生み出したりすることが可能です。広さや形はさまざまですが、工夫次第で驚くほど多様な用途に活用できる可能性を秘めている空間といえるでしょう。

階段下スペースの活用アイデアをご紹介


写真:カツデン/フレキシブル階段「FRIS」

階段下スペースはあっても、どのように活用すればいいのかわからないとお悩みの方も多いかもしれません。階段の種類やどのくらい高さがあるかによって空間の広さは異なりますが、活用アイデアはたくさんあります。階段下のスペースをうまく活用したいと考えている方は、これからご紹介するアイデアをぜひ参考にしてみてください。

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活用アイデア①トイレ


写真:階段下のトイレ
出典:田辺木材ホーム

コンパクトな階段下の空間を有効活用する方法として、トイレを設置する方法があります。トイレの天井は、段々を残したタイプと、階段に沿って斜めにしたタイプの2種類があり、圧迫感をなくして広くしたい場合は、斜めにしたタイプの天井がおすすめです。

トイレの設置は一般的な活用アイデアのひとつではありますが、配管工事や換気設備の設置が必要になるため、専門家に相談しながら計画を立てるようにしましょう。

活用アイデア②収納


写真:階段下の収納スペース
出典:田辺木材ホーム

階段下を収納スペースにすれば、掃除道具やストック品などの場所を確保できます。扉付きにすれば見た目もスッキリ。もしも、階段下のスペースが目立ちにくい場所であれば、扉をつけない収納も開閉の必要がないので便利です。キッチンの近くであれば、ゴミ箱を置く場所として活用するとキッチンスペースが広々と使えます。

活用アイデア③オープンスペース


写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」

カウンターや飾り棚を設置して小物や本などを飾れば、階段下を開放的で魅力あふれるスペースにできます。オープンスペースにすることで、階段下のスペースがインテリアの一部として楽しめ、お部屋全体に個性がでやすくなるでしょう。間接照明を組み合わせれば、より洗練された空間になります。

活用アイデア④ワークスペース


写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」

階段下のスペースは、仕事や書斎として適度な広さであることが多く、コンパクトなホームオフィスとして活用する人も多くいます。デスクと椅子を配置して、必要に応じた照明や電源をつければ、集中して作業できる空間となるでしょう。リビングにある階段であれば、家族とのつながりを感じつつも、適度なおこもり感を感じられるワークスペースになります。

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活用アイデア⑤キッズスペース


写真:階段下のキッズスペース
出典:Replan

階段下のスペースは、小さな子どもが遊んだり、おもちゃを置く場所として活用することも可能です。大人では少し窮屈な広さでも、小さな子どもであれば、おもちゃや本の出し入れもそこまで難しくありません。クッションを敷いたり、安全な素材で囲ったりすれば安心して遊べる空間を作れるでしょう。

活用アイデア⑥ペットスペース


写真:階段下につくられたペットスペース
出典:house plus one

愛犬や愛猫のための居場所として階段下を活用するアイデアもあります。ペットベッドを置いて犬の部屋にしたり、猫のためのトイレを設置したりすれば、ペットにとって快適な空間を作り出せるでしょう。

ただし、あまり高さのない階段下のスペースであれば、掃除がしにくくなり清潔な環境を整えられなくなります。ペットスペースにするのであれば、温度管理がしやすくにおいがこもらないような工夫も必要です。

階段下のスペースを活用する際のポイント


写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA(セミクローズ)」

階段下のスペースを活用する際は、2つのポイントを押さえるとさらにうまく活用ができます。スペースを有効活用したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

ポイント①階段の種類やデザインを考慮する

階段の種類やデザインを考慮して、階段下のスペースをどのように活用するのか考えましょう。階段は、直線で上がる階段もあれば、途中に踊り場があって折り曲がる階段などさまざまです。

階段の種類やデザインによって階段下のスペースは異なるので、広さや高さに合った活用方法を検討する必要があります。もしも、階段下スペースの活用方法が決まっている場合は、活用に応じて階段を決めるのがいいでしょう。

ポイント②階段の位置に合わせて考える

階段の設置場所に合わせて、活用方法を考えてみるのもポイントになります。玄関近くやリビング横など階段がどこにあるかによって、最適な活用方法が異なるからです。たとえば、キッチン横ならストック置き場に、リビングならテレビ台や飾り棚にするなど、家全体の動線を考慮して計画を立てるとうまく活用できます。

まとめ


写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」

階段下のスペースを適切に活用できれば、家全体の機能性と快適性を大きく向上させることが可能です。収納やワークスペースなど活用方法はさまざまですが、自分の生活スタイルや家族のニーズに合わせた空間使いをしましょう。加えて、安全性や構造上の制約にも注意することも大切です。

階段下のスペースはちょっとした工夫で、家がより快適で機能的な空間に生まれ変わります。限られた住空間を最大限に生かすために、階段下スペースの活用にも目を向けてみましょう。

カツデンでは、シースルー階段やフレキシブル階段など、多数の階段製品を取り揃えております。手すりや段板などカスタマイズでき、さまざまな間取りに合わせて設計可能です。事前に活用方法を検討することで、階段下のスペースを有効活用できます。お見積もりをご検討の方はぜひ一度カツデンまでご相談ください。

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