子どもの体力作りや運動能力の向上に欠かせないアスレチック。わざわざ外に行かなくても自宅で楽しめ、大人もトレーニングとして使用できるものも多いです。ただし、どんなアイテムがあるのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自宅にアスレチックを設置するメリットやアイデアなどを解説します。最後におすすめのアスレチックも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
自宅のアスレチックとは?
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
自宅のアスレチックとは、室内や屋外に遊具などのアイテムを置くことをいいます。アスレチックというと、一般的に子どもの遊ぶものをイメージしますが、大人も一緒に運動できるものも多くあり、家族みんなで楽しむことが可能です。
自宅に設置できるアスレチックの種類は豊富で、省スペースで簡単に設置できるものもあれば、業者に依頼して施工する本格的なものまでとさまざまです。自宅にアスレチックスペースがあれば、家族みんながいつでも運動できる環境が作れて非常におすすめです。
自宅にアスレチックを設置する3つのメリット
写真:自宅のアスレチックで遊ぶ子どもたち
出典:NasaHomeMagazine
自宅にアスレチックを設置する場合は、大人も楽しめるようなアイテムにすれば家族みんながメリットを感じられるでしょう。ここでは、3つのメリットをご紹介します。
メリット①子どもも大人もいつでも運動ができる
自宅にアスレチックがあれば、子どもだけでなく大人もいつでも運動できる環境が作れます。天候に左右されることがなく時間も気にしなくていいので、気が向いた時にすぐに運動が始められるからです。
運動は健康の維持やストレスの解消になり、家族みんなのコミュニケーションの時間にもなります。自宅にいながらすぐに体を動かせる環境は、運動の習慣化にも役立つといえるでしょう。
メリット②子どもの運動能力が鍛えられる
自宅にアスレチックを設置すれば、子どもの運動能力が鍛えられるという点も大きなメリットのひとつです。特に小さい頃から体を動かせる環境があれば、自ずと運動に対して苦手意識がなくなり体力もつきやすくなります。
また、アスレチックは全身を使って遊ぶので、楽しみながら筋力やバランス、柔軟性などが養われます。自宅であれば思い立った時にすぐにチャレンジできるので、自主性や積極性など知育面も育ちやすくなるといえるでしょう。心身の成長バランスも取りやすくなるため、体を動かす習慣を小さい頃から身につけることは非常におすすめです。
メリット③プライベートな空間で周囲を気にせず遊べる
自宅にアスレチックがあれば、周囲を気にせずプライベートな空間で遊べる点もメリットといえます。公園によってはたくさん人がいてなかなか遊具で遊べなかったり、ボール遊びが禁止だったりと、遊びたい時に遊べる環境が整っていないということも少なくありません。
自宅であれば、時間も気にせず遊ぶ順番を待ったりすることもないので周りを気にせず楽しめるでしょう。また、子どもだけでなく大人も、自宅であれば人の目を気にせず思いっきり運動ができるので、家族みんなが気楽に楽しめる空間となります。
自宅アスレチックの設置アイデアを5つご紹介!
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
自宅にアスレチックを設置したくても、どのようなものを置いたりスペースを利用すればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、自宅でのアスレチックの設置アイデアを5つご紹介します。
アイデア①クッション性の高いマットを敷いて多目的スペースにする
簡単にアスレチックを楽しむ場合は、クッション性のあるマットを敷いて多目的スペースにするのがおすすめです。保護性能のあるクッション性マットであれば、飛んだり跳ねたりしても安全です。
防音性能を兼ねているものもあるので、下の階に響きにくいメリットもあります。多目的スペースに、室内用のジャングルジムをおけば子どもも楽しめること間違いなし。同じスペースで大人は柔軟体操をするなど、家族みんなで楽しめるでしょう。
アイデア②うんていや登り棒を設置して公園のような遊び場にする
うんていや登り棒を設置すれば、自宅に居ながら公園のような遊び場にすることも可能です。子どもが使用する場合は、下にマットを敷くなど安全対策を忘れないようにしましょう。
うんていや登り棒は、子どもだけでなく大人が使用できるものも多くあります。天井などの空いたスペースへ設置できるので、わざわざ場所を確保しなくても自宅でアスレチックを楽しめておすすめです。
アイデア③インテリア要素もあるボルダリングの壁にする
運動もできてインテリア要素もあるアスレチックを設置したい場合は、ボルダリングの壁にするのがおすすめ。遊び心が溢れた運動スペースは、見た目もおしゃれで人気があります。
ボルダリングは、体幹を鍛えるだけでなく柔軟性も必要なスポーツです。また、登る際には事前にどのようなルートでいくのかを考える必要があるので頭も使います。子どもはもちろんのこと、大人も心身ともに良い影響を与えてくれるアスレチックスペースとなるでしょう。
アイデア④アスレチックネットを張って遊びも休憩もできるようにする
吹き抜けがある住宅であれば、アスレチックネットを張るのもおすすめ。ネットの上では遊びだけでなく寝転んだりして休憩することも可能です。
また、子どもたちが2階で遊んでいる様子を下から確認できるので、見守りもしやすいでしょう。遊んでいる子どもたちとコミュニケーションが取りやすいのもアスレチックネットの魅力のひとつです。
アスレチックネットと合わせてボルダリングの壁を設置したり、登り棒を設置したりするとさらにアスレチックパークのようになり、たくさん体を動かせる環境が作れます。
アイデア⑤ブランコを設置して遊び以外でも座って楽しめるようにする
ブランコを設置すれば、遊べるだけでなく座って楽しむこともできておすすめです。アスレチックは、子どもが小さい頃は遊んで楽しめますが、成長して大きくなれば使用する機会が減るケースも少なくありません。ブランコであれば、子どもだけでなく大人も座って本を読んだりぼーっとしてみたり、家族にとってのいい気分転換の場所となるでしょう。
製品紹介 詳細自宅にアスレチックを設置する際の注意点
写真:床マットを敷いた自宅のアスレチックスペース
出典:RoomClipmag
自宅にアスレチックを設置する際は、いくつか注意しなければならないことがあります。思いっきり遊べる場所にするために、安全面や点検などはしっかりと対策をしておきましょう。
注意点①製品の仕様を確認する
壁や天井にビス固定する製品の場合、そこに下地があるかどうかを確認する必要があります。製品によって「◯mm以上の木下地が必要」と定めているケースもあり、それがないところに設置してしまうと、製品ごと使用する人が落下してしまう可能性が非常に高いです。
また、製品を購入する前に耐荷重もしっかり確認しましょう。「大人も使えるつもりで設置したら、耐荷重が50kgだった」なんてことがあると、それも落下の危険があります。
注意点②設置場所の安全対策はしっかり行う
うんていや登り棒、ボルダリングの壁などは高いところから落下する危険性があります。そのため、必ず壁に保護クッションを貼り付けたり、床に衝撃吸収用のマットなどを敷いて安全対策をしっかりと行ってください。
床のマットは薄すぎると落下や衝突に備えることができません。厚さが4cm以上のものを使用するのがおすすめです。また、思いっきり遊ぶ子どもたちの足音は思いのほか下の階へ響き渡ります。床のマットは、安全面だけでなく防音対策にもなるので必ず敷くようにしましょう。
注意点③定期的に遊具の点検を行う
アスレチックを設置した後は、定期的に点検を行うようにしてください。家族みんなで楽しんでいる間に、ネジが緩んでしまったりグラグラする部分が出てきてしまったりという場合も考えられるからです。
少しでも不具合が生じれば、落下や怪我につながる可能性が高まります。破損や故障がないかを定期的に確認するようにしましょう。
注意点④子どもが遊ぶ場合はルールを決めておく
子どもが遊ぶ場合、ルールをしっかりと設けることも必要になります。設置するアスレチックの種類によっては、子どもだけでは危険で大人の見守りが必要な場合もあるからです。
自宅にアスレチックを設置すると、いつでも遊べる点は大きなメリットになりますが、小さな子どもだけでは危険というケースも少なくありません。子どもが小さいときは、大人と一緒に遊ぶというルールを作っておくことで怪我のリスクを回避できます。
また、見守りの必要がない年齢の子どもでも兄弟が多い場合には、うんていで遊ぶときは必ず1人ずつ登り降りするなど、家庭ごとにルールを決めておくといいでしょう。
【自宅のアスレチックにはこれがおすすめ!】カツデン|Athletic Series(アスレチックシリーズ)
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
自宅にどんなアスレチックを設置しようか迷っている方には、カツデンのAthletic Seriesがおすすめ。住宅に遊び心とクリエイティビティをプラスした、今までになかったユニークな製品です。運動を楽しめるだけでなく、自宅をアートのようにしてくれるおしゃれなアスレチックばかりでバリエーションが非常に豊富です。
- DECOバブルス
- DECOツイスト
- DECOシカク
- DECOステープル
- D-Rock
- うんてい
- のぼり棒
- CUBE
DECOシリーズやD-Rockは、遊びの中のさまざまな動きが子どもの生きる力を育む、室内アクティビティのためのアイテムとなっておりカラーも豊富。おしゃれな形のものが多く、デザイン性が高いのでインテリアとしてもおすすめです。もちろん大人も使用できるので、家族みんなでアスレチックを楽しめます。
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
「DECOバブルス」は、シャボン玉のような不規則なリズムが冒険心をくすぐります。
「DECOツイスト」は、ねじれたパイプをたて・よこ・ななめと自由に組み合わせ可能。
「DECOシカク」は、遊び心がありつつも上りやすい形をしています。
「DECOステープル」は、天井に設置すればうんていになり、壁に設置すればハシゴとしても使用できます。文房具のホチキスの芯を連想させる形状から名前をつけられたシンプルで使いやすいアイテムです。
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
「D-Rock」は鉄筋コンクリートの骨組みに用いられる異形丸鋼で、無骨な印象の強い独特な素材感を活かしている製品です。見た目がシックなので、ヴィンテージテイストな住宅にもおすすめ。
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
また、天井など空いているスペースを利用しやすい「うんてい」や「のぼり棒」などもあります。こちらもカラーバリエーションが豊富なので、家の雰囲気に合わせて設置が可能です。
写真:カツデンのathleticseriesのうんていとのぼり棒を登る男の子
出典:建材トレンド
「CUBE」は、空中ジャングルジムやうんてい、腹筋や懸垂など全身のトレーニングができるアイテムです。グリップ部には滑りにくいローレット加工がしてあるので安全性も高く、立方体のデザインはインテリアにもなります。
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
このほかにもさまざまな種類があるカツデンのAthletic Seriesは、製品のバリエーションが豊富なので、お好みの組み合わせでオリジナルアスレチックが作れる点も魅力です。
製品紹介 詳細まとめ
写真:カツデン/インテリア「Athletic Series」
自宅にアスレチックを設置すれば、家族みんなで運動が楽しめる空間ができます。アスレチックは子どもだけが使用できるものとして捉えられがちですが、運動不足解消のために大人が使用することも可能です。
自宅で体を動かせる環境があれば、家族の健康維持や子どもの運動能力向上に役立ちます。アスレチックを設置して、天候や時間に左右されず思いっきり運動できる場所を作ってみませんか。
カツデンでは、さまざまな組み合わせが楽しめるアスレチックを取り揃えております。室内で運動するだけでなく、インテリアのアクセントとしてもご使用いただけます。自宅にアスレチックを設置しようとご検討の方は、ぜひ一度カツデンまでご相談ください。