

薪ストーブを部屋に設置したいものの、どんな製品を選べば良いか分からない、まずはどんなメーカーが販売しているのか知りたい、という方もいるのではないでしょうか。
本記事では代表的な薪ストーブメーカーを紹介します。薪ストーブを選ぶポイントもまとめました。
本記事を読むことで、自分に合った薪ストーブを選べるようになります。薪ストーブの設置を検討している方はぜひお読みください。
薪ストーブのメリット

写真:C51ヤンソン
ネット出典:METOS
薪ストーブは、薪を燃焼させることで部屋を暖めるストーブです。石油や電気といった他のストーブに比べて、薪ストーブはさまざまなメリットがあります。
薪ストーブは炎が燃える様子を見て楽しんだりリラックスしたりできます。製品によっては、炎が見えやすいように窓を大きくするなどの工夫がされています。
また、石油などを使わないため環境に優しい点や、製品によってはオーブンや広い天板を備えており調理器具として活用できる点なども魅力です。
さらに、薪ストーブは部屋のインテリアとしても機能します。美しいデザインの薪ストーブも多く販売されており、部屋の印象を大きく変えてくれるのもメリットです。
このようなメリットに惹かれる方は薪ストーブの導入を検討してみましょう。
代表的な薪ストーブメーカー6選
代表的な薪ストーブメーカーをここでは6社紹介します。
- カツデン
- モキ製作所
- ホンマ製作所
- ダッチウエスト(ハース&ホーム テクノロジーズ社)
- ドブレ
- ネクター
各メーカーの特徴や主なブランドについて詳しく見ていきましょう。
カツデン

カツデンでは『HOMRA』というブランドの鋼板製薪ストーブを販売しています。
カツデンはデザイン性に優れたスチール階段を中心に提供しているメーカーですが、インテリア製品や薪ストーブも販売しています。
『HOMRA』ではスチール階段の製造で培った金属加工技術が生かされています。細部のデザインまでこだわり抜かれているのが特徴で、部屋のインテリアとして機能します。
ステンレスのハンドルは高級感があり3色から選べます。ガラス窓は大きくて透明度が高く、さらに曇りにくい構造のため、炎が揺らめく様子が見えやすくなっています。
操作方法が簡単なのも『HOMRA』の特徴です。ひとつのレバーで一次・二次燃焼用空気を調整できます。
さらに、細かく分解できる仕組みになっているため、設置・移設がしやすいのも特徴です。
デザイン性に優れており、かつこれまで薪ストーブを使ったことがない初心者でも扱いやすいのが『HOMRA』のメリットです。
モキ製作所

写真:無煙薪ストーブ MD120ⅣK
ネット出典:モキ製作所
モキ製作所は『無煙薪ストーブ MD120ⅣK』や『無煙薪ストーブ MD80Ⅳ』などを販売している薪ストーブメーカーです。環境問題の解決に力を入れている企業でもあります。
モキ製作所の薪ストーブの特徴は「茂木プレート」を使用していることです。「茂木プレート」の効果で着火後すぐに部屋が暖まります。また、三次燃焼方式となっていて、煙をほとんど出さないのもメリットです。
さらに、広葉樹・針葉樹・竹などなんでも活用できるため、薪集めに困りにくいです。使っていない自然エネルギーを有効活用できるので、環境にも優しいと言えます。
灰をわずかしか残さないため、灰取りの回数は月1〜2回だけで良いのも特徴です。また、構造がシンプルなのでメンテナンスもしやすく、壊れにくいと言えます。
このようにモキ製作所の薪ストーブは機能性に優れています。
ホンマ製作所

写真:鋼板製薪ストーブ
ネット出典:ホンマ製作所
ホンマ製作所は『鉄板製薪ストーブ』『鋳物製薪ストーブ』『鋼板製薪ストーブ』の3種類を販売しているメーカーです。「環境・自然との調和」を最重要テーマとし、薪ストーブをはじめとする環境に優しい製品を多く販売しています。
『鉄板製薪ストーブ』は薄板でできているので耐久性こそ低いものの、その分軽量で低価格なのが特徴です。50年以上の歴史がある製品でもあります。
『鋳物製薪ストーブ』は見た目がコンパクトで美しいのが特徴です。ガラス窓が大きくなっており、中の炎が見えやすくなっています。暖まるのに時間がかかるものの、一度暖まれば火を落とした後でも余熱が持続するのが特徴です。本体が冷め切らないうちは余熱によって再着火が可能です。
『鋼板製薪ストーブ』は鋳物製薪ストーブより早く暖まりやすく、火が消えた後はすぐに冷めやすいことが特徴です。
性能の異なる薪ストーブを3種類も販売している点が、ホンマ製作所の強みと言えます。趣向や用途に合わせて選べます。
ダッチウエスト(ハース&ホーム テクノロジーズ社)

写真:バーモントキャスティングス アンコール
ネット出典:ダッチウエスト
ダッチウエストはアメリカのハース&ホーム テクノロジーズ社のグループ企業で、薪ストーブを日本で販売しています。ハース&ホーム テクノロジーズ社は世界No.1の薪ストーブ・暖炉メーカーです。
ダッチウエストは『バーモントキャスティングス』『クワドラファイア』といった有名ブランドを複数持ちます。
『バーモントキャスティングス』はアメリカ伝統スタイルの薪ストーブで、重厚感のあるデザインが特徴的です。ガラスが曇るのを防ぐためのエアカーテンが搭載されています。
『クワドラファイア』も伝統を感じさせる重厚なボディが特徴的で、炎のゆらめきが美しく見えます。ACCレバーが付いていて、空気量を自動調整できるのも特徴です。
いずれも機能性・デザイン性が優れており、アメリカらしい力強さも感じられます。
ドブレ

写真:Dovre WDシリーズ
ネット出典:株式会社メトス
ドブレは高い技術を持つことなどから、「薪ストーブの代名詞」とも呼ばれるベルギーのメーカーです。ドブレの薪ストーブは品質の高さや使いやすさ、炎の美しさからヨーロッパだけでなく世界中で評価されています。
『Dovre SAGA101』や『Dovre SAGA107』など多くの製品を販売しており、中でも代表的なのが『Dovre WDシリーズ』です。ベルギーの環境省承認の薪ストーブでもあります。
『Dovre WDシリーズ』は性能やデザイン、コスパなどのバランスに優れています。ドブレの鋳物成型技術によって、高効率な燃焼システムを搭載しています。また、天板が広いので、煮込み料理などを楽しめます。
高い技術が詰め込まれていながら、クラシック感のあるデザインも魅力的な製品です。
ネクター

写真:PECAN OVEN
ネット出典:株式会社メトス
ネクターはオーストラリア発祥の薪ストーブメーカーです。大型モデルから小型モデルまで、幅広い薪ストーブを販売しているのが特徴です。小型モデルであっても熱効率が高く比較的高火力な点や、シンプルなデザインであり日本の住宅にもマッチする点が強みです。
ネクターは『PECAN OVEN』『ネクターシリーズ』などを販売しています。特に『PECAN OVEN』は高性能なクッキングストーブで、調理器具としても使いたい方におすすめです。オーブンラックやトレイ、 温度計が付属していて本格的な料理を楽しめます。
『ネクターシリーズ』は高火力でありながら、値段が安いのが特徴です。操作もメンテナンスも簡単であり、薪ストーブ初心者の方におすすめと言えます。
このように、ネクターは機能性や暖房性能に優れた製品を販売しています。
薪ストーブを選ぶポイント

写真:カツデン/薪ストーブ「HOMRA」
薪ストーブを選ぶときは次の4つのポイントも意識しましょう。
- 燃焼方式を確認する
- 部屋の広さや地域に合わせる
- 調理器具として使えるか確認する
- デザイン性を重視する
これらのポイントを意識することで、設置後に後悔することがなくなります。ここからは、ひとつひとつの薪ストーブを選ぶポイントについて詳しく解説します。
燃焼方式を確認する
薪ストーブを購入する際にまず確認したいのが、燃焼方式です。どのような方式で薪を燃やすかによって、コストや燃焼効率が変わってきます。
燃焼方式にはまず、一次燃焼式と二次燃焼式があります。二次燃焼では一次燃焼で出た煙を再度燃焼させます。一次燃焼式の薪ストーブは単純な仕組みでコストこそ低いものの、煙が多く出てしまうので二次燃焼式がおすすめです。
二次燃焼式には次の2種類があります。
- クリーンバーン式:一箇所の燃焼室内で一次燃焼と二次燃焼を行う方式
- 触媒式:煙と空気を貴金属の触媒に通すことで二次燃焼を行う方式
クリーンバーン式は構造がシンプルなのでメンテナンスは楽です。ただし、触媒式に比べると燃焼効率が劣るのがデメリットです。触媒式は触媒の交換・メンテナンスが大変ですが、その分燃焼効率が良くなって薪の消費量を減らせます。
好みに合わせて、クリーンバーン式か触媒式のどちらかを選びましょう。
部屋の広さや地域に合わせる
薪ストーブを購入する際は、住環境に合っているかの確認が大切です。部屋の広さや居住地の気温に合った大きさ・暖房性能の薪ストーブを選びましょう。
寒冷地域では、大型モデルの薪ストーブがおすすめです。逆に、寒冷地域以外の場合や気密性の高い家の場合は、小型モデルの薪ストーブの方が適しています。
薪ストーブは、暖かければ暖かいほど良いというわけではありません。暖房性能が高い薪ストーブは本体が大きくて設置しにくく、必要な薪の量も増えてしまいます。
また、室内が暑くなりすぎてしまう可能性もあります。そのため、薪ストーブは住環境に合ったものを選ぶことが重要です。
調理器具として使えるか確認する
薪ストーブで料理もしたい方は広い天板が付いているか、オーブンが付いているかを確認しましょう。
天板が付いているとやかんでお湯を沸かしたり鍋で煮込み料理を作ったりと、多くの料理を楽しめます。キッチンではなく家族がいる部屋で料理できるので、料理が完成する様子を見ながら家族とコミュニケーションが取れるのもメリットです。
オーブンが付いているとパンやピザ、グラタンなどを焼けます。製品によっては温度計が付いているなど、調理器具として使いやすいものもあります。
デザイン性を重視する
薪ストーブはデザイン性を重視するのも大切です。
薪ストーブの魅力のひとつは、揺らめく炎を見てリラックスできることです。デザイン性に優れた薪ストーブであれば心がより落ち着くようになります。
また、薪ストーブは設置してみると案外存在感があります。部屋の印象を大きく変えるため、デザイン性にはこだわることをおすすめします。
薪ストーブは、シンプルですっきりしたものから、重厚感があって力強いものまでさまざまです。迷ったらシンプルなデザインを選ぶと、部屋とのミスマッチが起こりにくいです。
まとめ
本記事では代表的な薪ストーブメーカーについて解説しました。どのような薪ストーブメーカーがあり、それぞれどのような製品を販売しているかお分かりいただけたかと思います。
薪ストーブを購入するときは燃焼方式や大きさ(暖房性能)、デザイン性を確認しましょう。調理器具としても使いたいなら、天板の広さやオーブンの有無も忘れず確認します。
薪ストーブを販売するメーカーは多いので、どれを買うべきか悩む場合もあるかもしれません。カツデンではデザイン性を重視した薪ストーブ『HOMRA』を販売しています。操作が簡単で薪ストーブ初心者が扱いやすいのも特徴です。
多くの部屋にマッチするシンプルデザインなので、『HOMRA』もぜひご検討ください。















