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KATZDENブログ
2018.02.15 コラム

階段に関する建築用語

階段 用語

普段、営業していてお客様と話す中で、「この言葉はどういう意味だ・・・?」というのをひたすら社内で集めて、資料化していたものをまとめました。

もし住宅業界の方とお話する機会に分からない言葉があればご覧ください。
(おそらくプロの方は一般的に使用されている言葉で説明されるとは思いますが・・・)

あ行

上がり框(あがりがまち)

玄関などの上がり口に横に通した化粧材。

網代(あじろ)

木材の削ぎ板や竹皮などを編んだもの。天井などに使われる。

RC造(アールシーぞう)

RCとは鉄筋コンクリート(reinforcement concrete)の略で、主要構造部すべてを鉄筋コンクリートで造り、一体化した構造をRC造と呼ぶ。圧縮力に強いコンクリートと引張力に強い鉄筋の両者の特性を活かした構造で、耐久性や強度に優れているためマンションや高層ビルに用いられている。

アンカーボルト

鉄骨部材や木造の土台をコンクリートに緊結するための埋込みボルト。

異形鉄筋(いけいてっきん)

鉄筋とコンクリートの付着を良くするため、表面に節状の突起がある鉄筋。

芋目地(いもめじ)

レンガ、タイル、ブロック積みなどで縦目地が2段以上通るようにしたもの。

インターロッキング

道路やパブリックスペースなどの舗装などに使われるコンクリートブロックの一種。「噛み合わせる」の意。

内法(うちのり)

開口部などで、内側の寸法のこと。

上端(うわば)

部材の上面のこと。
=天端(てんば)

ALC版(エーエルシーばん)

軽量気泡コンクリート版(Autoclaved Light-weight Concrete)の略。耐熱性と耐火性に優れており、主に鉄骨造の外壁に使われる。

エキスパンドメタル

鋼板を菱形あるいは亀甲形の網目状に加工した製品。鉄、ステンレス、アルミが一般的。

鉛直荷重(えんちょくかじゅう)

建物に対して重力と同じ方向に働く荷重。建物自重、積載荷重、積雪荷重などがこれにあたる。

横架材(おうかざい)

建物の骨組で水平方向に架け渡された構造材。梁、桁、胴差、土台などがこれにあたる。

応力(おうりょく)

骨組に外力が加わるとき、これに抵抗するように部材内に生じる力。

応力度(おうりょくど)

単位面積あたりに作用する応力の大きさ。

大壁(おおかべ)

仕上げ材等で柱や梁の構造体を隠した壁の工法。

オーバーハング

下階よりも上階が張り出し、スペースが広くなるように設計された形式。

納まり(おさまり)

部材の取り合いや取り付け具合、仕上がりの程度など、総合的な出来具合。

か行

外構工事(がいこうこうじ)

建物本体以外の外部廻りの工事。舗装工事、排水工事、造園植栽工事などをいう。

開口部(かいこうぶ)

建築物で屋根、壁、床、天井の一部が開放された部分。
採光、通風、換気、人や物の出入りなどの目的で設ける。

外力(がいりょく)

地震力や風圧力のこと。

被り(かぶり)

コンクリート表面から鉄筋、鉄骨までの被覆厚。

北側斜線(きたがわしゃせん)

北側隣地への日照を考慮し、建物の形状を規制した法律。

許容応力度(きょようおうりょくど)

部材が破壊しない安全な強度のこと。

切妻屋根(きりづまやね)

屋根形式の一つで、棟から両側に勾配屋根があり、二つの斜面から出来ている山形のもの。

管柱(くだばしら)

2階建て以上の場合に各階ごとに横架材を支える柱。

クラック

亀裂、ヒビ割れのこと。

グルニエ

屋根裏部屋。居室とする場合には階段が設けられる。
=ロフト

軽量鉄骨造(けいりょうてっこつぞう)

6mm以下の鋼材を折り曲げて作られた細目の鉄骨を柱や梁に使用して建築する工法。
軽量の鉄骨材を使用することによって重量とコストを抑え、かつ耐久性を高めている。
窓際の開口部を広く取れるなど、設計にある程度の自由度はあるが、鉄骨材の太さや厚み、形状などにより差がある。
鉄骨が薄いので鋼材が少なくて済み経済的。

軽量モルタル(けいりょうモルタル)

セメントにパーライトなどの軽量骨材を混ぜ水で練り合わせたもの。

建蔽率(けんぺいりつ)

敷地面積に対する建築面積の割合で、用途地域により上限が定められている。

剛性(ごうせい)

建物の骨組に外力が加わった際の弾性変形初期の抵抗の度合い。

剛接合(ごうせつごう)

部材の接合形式の一つで骨組に外力が加わり部材が変形しても、接合部が変形しない接合方法。

構造用合板(こうぞうようごうはん)

建物の構造耐力上、主要な部分に使われる合板で、特類と1類がある。

構造用集成材(こうぞうようしゅうせいざい)

挽き板を繊維方向に組み合わせ、接着剤で接合した木材加工製品。節などの欠点を取り除いてあるため強度のバラ付きが少なく、狂いや割れが生じにくい。

さ行

サイディング

外壁に使用するボード類で、合板系、石綿セメント板系、金属板系などがある。

直張り(じかばり)

板などを張る場合に下張りを設けず直接下地に張る工法。

仕口(しくち、しぐち)

二つの木材を直角もしくは斜めに接合する方法。
=継ぎ手

下地(したじ)

仕上げ材を取り付けるための部材。クロスや化粧合板などの下には、通常は下地材が設けられている。

下端(したば)

部材の下面のこと。

上棟式(じょうとうしき)

新築の祝福とその守護を感謝し、工事の無事完成を祈願するために建前を行い、棟木を納めた時に行われる儀式。
=建方(たてかた)

スパン

骨組の支点間距離。

筋交い(すじかい)

柱と柱の間に斜めに入れる部材で、地震や風圧などの水平荷重による軸組の変形を防ぐ役割を持つ。
構造体の耐震性を高め、一定の割合で入れることが建築基準法上義務づけられている(梁同士や耐力壁で十分な強度が確保できる場合は例外)。 =ブレース

墨出し(すみだし)

工事中に必要な線や位置などを床や壁などに表示する作業。水平を表す「陸墨(ろくずみ)」、柱や壁の心の位置を示す「心墨(しんずみ)」、構造心や仕上げ面などから一定の距離を離したところ出す「返り墨」や「逃げ墨」などがある。

積載荷重(せきさいかじゅう)

建物の床に載る荷重。人や家具等の荷重で建物の用途によって決められている。

造作(ぞうさく)

木工事において、骨組が完成したあとに施される内外の木工事全般のこと。

た行

ダイヤフラム

鉄骨造の柱梁等の接合部の応力伝達を担い、仕口の剛性を高めるために設置する合板。

耐力壁(たいりょくへき)

地震、風圧による水平力、建物自重、積載荷重などの鉛直力に抵抗する壁。

建端(たっぱ)

建物の高さを表すときに使う。

建前(たてまえ)

木造住宅の骨組を現場で組み立てる作業のこと。

垂木(たるき)

屋根の板のすぐ下に、しずくの流れる方向に入れる材。

散り(ちり)

垂直な2つの面のわずかなズレやそのズレ幅を指す。 壁仕上面とドア枠などの造作材や真壁納まりの壁からの出幅寸法のこと。

継手(つぎて)

2つの部材を材軸方向に接合するときの継ぎ方。

2×4工法(ツーバイフォーこうほう)

木構造のひとつで、主要な柱の太さが2インチ×4インチであることからこう呼ばれる。
木造軸組工法が柱と梁で住まいを支えるのに対し、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床などの面で支えるため、枠組壁工法ともいう。
柱のない広い空間が確保でき、耐久性、耐震性に優れ、断熱性も高い。
施工が簡単で、一部工場生産も可能なため、木造軸組工法と比べ工期も比較的短い。

出隅(ですみ)

壁などの2つの面が出合ってできる外側の角。

鉄骨軸組工法(てっこつじくぐみこうほう)

木造軸組工法の構造材を鉄骨に置き換えた工法。
木造軸組工法の筋交いにあたるブレースで補強し、パネルを耐力壁として構造強度を補って建築する。
一般的に設計の自由度が高く、地震や台風に対する耐久性、剛性に優れているが、建築費用が高価になる。
鉄骨軸組工法は大きく分けて軽量と重量の2種類あり、軽量鉄骨は一般住宅、重量鉄骨は工場や事務所等で使用される。

DENスペース(デンスペース)

denは英語で巣や洞穴を意味する単語。書斎、隠れ家的な部屋、趣味を楽しむための部屋を示す。

天端(てんば)

部材の上面のこと。
=上端(うわば)

通し柱(とおしばしら)

1階、2階を貫通して建てられた柱。

胴差(どうさし)

2階の床の高さでぐるりと巡る横架材。

胴縁(どうぶち)

壁の下地部材。

な行

内装制限(ないそうせいげん)

室内の壁と天井を不燃化する法律。
制限を受ける内装は1.2m以上の高さの璧部分および天井。

難燃合板(なんねんごうはん)

日本農林規格で定められた仕様による建築基準法に規定された難燃材料。
燃えにくくなるよう薬剤で処理し、通常の火災に対して着火しにくい素材となっている。

逃げ(にげ)

部材同士の位置関係の余裕のこと。

布基礎(ぬのきそ)

直接基礎の一つで、小規模建築によく用いられる。

根入れ深さ(ねいれふかさ)

地表面から基礎、擁壁などの基礎底までの深さ。

軒桁(のきげた)

野地板(のじいた)

屋根の仕上げ材や防水の下葺き材を取り付けるための下地材。

は行

パーティクルボード

通称パーチ。木材の削片などに接着剤を加え熱圧成形した板材。

柱割り(はしらわり)

平面の間取りに対して柱の位置を決めること。

梁成(はりせい)

梁の上端から下端までの寸法。

複合基礎(ふくごうきそ)

2本以上の柱を1つの基礎で支える基礎形式。

不同沈下(ふどうちんか)

建物の基礎の沈下量が一様でなく、建物に亀裂が入ったり傾いたりすること。

プラスターボード(PB)

石膏ボードとも呼ばれ、石膏を芯材として両面と側面をボード用紙で被覆した板材。
耐火、防火、遮音、断熱性能があり、室内の仕上げの下地材として用いられる。

プレカット

コンピューター制御で加工を行うことで品質のバラつきをなくし、現場の省力化、工期の短縮をはかる工場生産システム。

ブレース

=筋交い

ベタ基礎(ベタきそ)

直接基礎のひとつで、建物の面積全体を基礎にしたもの。
地盤の荷重負担が減るとともに、基礎全体の剛性も高まる。

偏心率(へんしんりつ)

建物の重心と剛心のずれの割合。ずれが大きくなると、地震時などに建物を回転させる力が大きくなり、耐震性能が悪くなる。

防火構造(ぼうかこうぞう)

延焼防止のために、床、壁、天井の防火性能を建築基準法で定めたもの。

ポルトランドセメント

モルタルやコンクリートの原料として使用されるセメントのひとつ。

ま行

間口(まぐち)

建物や敷地を道路側や建物の玄関側などの主要な方向から見たときの幅。
間口に対して直角方向は奥行という。

磨き仕上げ(みがきしあげ)

塗装、塗り壁、石などの材料の表面を研磨し、平滑面を造って光沢を出す仕上げ方法。

見切り(みきり)

仕上げの終わる部分や仕上げの取り合い部分、またはその納まりのこと。

棟木(むなぎ)

棟の頂部にある、母屋と同じ役目を持つ水平部材。

棟(むね)

傾斜した2つの屋根面の交差部分。
また建物を数えるときの単位。

目板(めいた)

板材の継目を塞ぐ幅の狭い板のこと。

木造軸組工法(もくぞうじくぐみこうほう)

日本に古くからある工法で、一般的には在来工法と呼ばれる木構造。
土台の上に柱を立て、その上に梁を掛け渡し、斜めに筋交いを入れて補強し、壁を組んで作る。
柱と梁で建物を支える構造になっているため、増改築が用意で、使用する木材によって予算にも柔軟に対応できる。
ただし、職人の経験や技術の差が出やすく、施工レベルや工期にバラつきが出やすい。

木毛セメント板(もくもうセメントばん)

木材を薄く削った木毛とポルトランドセメントに水と硬化剤を加え、加圧成形した改良木材のボード。

母屋(もや)

垂木を支える材。

モルタル

一般にセメント、水、砂を混ぜて練り合わせたセメントモルタルのこと。
他に石灰、水、砂から作る石灰モルタルなどがある。

や行

矢板(やいた)

掘削に際して、掘削側面の保護、周囲地盤の崩壊や湧水の防止のために打ち込む連続した壁(山留め壁)の工法のひとつ。木製、鋼製、鉄筋コンクリート製などがある。

床荷重(ゆかかじゅう)

床に作用する荷重のことで、床自重、積載荷重などがある。

容積率(ようせきりつ)

延べ面積の敷地面積に対する割合で、用途地域により上限が定められている。

用途地域(ようとちいき)

地域のあるべき姿を想定して、建物の種類や規模などを制限した都市計画法によって指定された地域のこと。

擁壁(ようへき)

土壌の安息角を超える大きな高低差を地面に設けたいときに、土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物。
=土留(つちどめ)

寄棟屋根(よせむねやね)

屋根形式のひとつで、棟を中心に四方に流れを持つもの。

わ行

割栗石(わりぐりいし)

岩石を割って作った基礎地業に使う石材。基礎の下に敷き、突き固めて地盤を強固にするために使う。

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