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KATZDENブログ
2024.06.05 コラム

自転車置き場に屋根は必要?選び方のポイントやおすすめをご紹介

この記事の監修

二級建築士/係長 高木 智加
二級建築士/係長高木 智加

雨に濡れて自転車のサビや汚れが気になってきた、自転車の台数が増えて置き場所に困っているなど、自転車置き場に屋根を設置しようか迷っている方は多いのではないでしょうか。もともと自転車を持っていなかった人でも、家族が増えた機会に自転車置き場の屋根を検討する人もいるかもしれません。

屋根があれば、雨や風などから自転車を守ってくれるだけでなく、天候が悪い時でも乗り降りがしやすくなります。そこで今回は、自転車置き場の屋根のメリットやデメリット、選び方のポイントをご紹介します。おすすめのサイクルポートもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

自転車置き場に屋根を設置する5つのメリット


写真:カツデン/エクステリア「D-NA サイクルポート」

自転車置き場に屋根を設置することで、5つのメリットがあります。屋根の設置を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

メリット①雨や紫外線から守り劣化を防ぐ

屋根があることで、自転車の劣化を防いでくれます。雨や紫外線から自転車を守ってくれるからです。

雨や紫外線、雪などが自転車に直接当たると、汚れやサビの原因になってしまいます。そのまま放置しておけば、劣化がどんどん進んでしまうでしょう。

サビが原因でブレーキが効かなくなってしまうなど、故障の原因にもなりやすいです。また、紫外線はゴムの劣化を早め、ひび割れが起こりやすくなります。屋根を設置すれば直射日光や雨ざらしを防ぐため、自転車が長持ちしやすくなるでしょう。

メリット②雨に濡れずに乗り降りが可能

屋根を設置すれば、雨に濡れずに乗り降りができます。特に子供がいる家庭では、乗せたり降ろしたりする時に、急に雨が降ってくると大変です。

屋根があれば雨の時の乗り降りも慌てません。また、荷物を降ろしたり、雨合羽を着用する場合も屋根があると安心です。

メリット③盗難を防ぐ

自転車は、盗難に遭いやすいもののひとつです。自転車の置き場所が、人目につきにくい場所であれば、盗難の危険性はさらに高まります。

屋根と一緒に車輪止めを設置すれば、盗難防止に効果的です。ワイヤーロックで固定する方法などもあり、防犯対策を立てやすくなるでしょう。また、屋根があることで、防犯カメラの設置を検討した場合も取り付け場所に困りません。

メリット④自転車の置き場所に困らない

自転車が数台ある場合、置き場所が決まっていないと外からみた時に乱雑な印象を与えてしまいます。特に、小さな子供がいる家庭では、降りてそのまま放置しているということも珍しくありません。

屋根を設置することで、自転車の置き場所がわかりやすくなります。子供にとっても、どこに自転車をおいていいのかわからないといった片付けに困ることもなくなるでしょう。

メリット⑤見栄えが良い

屋根を設置すれば、立派な見た目で外から見た時の印象も良くなります。長期間使えるなどの耐久性はもちろんのこと、玄関周りを総合的に設計できる点もメリットのひとつといえるでしょう。お庭やガレージ全体のバランスを考えて設置すれば、より統一感を出せるようになります。

自転車置き場に屋根を設置する3つのデメリット


写真:雨に濡れた自転車
出典:マルタケ株式会社

自転車置き場に屋根を設置する場合、メリットばかりではありません。いくつかのデメリットもあるので、どちらも把握しておきましょう。

デメリット①スペースが必要

自転車置き場の屋根の種類は、施工会社によっても異なりますが、ある程度の場所が必要です。そのため、柱が邪魔になってしまったり、玄関や庭が狭く感じたりする可能性も少なくありません。

設置を検討する際は、他の場所に影響がないかという点も考慮することが重要です。道路に近い場所に設置できれば、出し入れがスムーズになります。加えて、外壁にぶつけてしまったりという心配も少なくなるでしょう。

デメリット②横からの雨や風は入りやすい

屋根があることで上からの雨は防げますが、横からの雨や風は防ぎきれません。雨風が横から入ってくれば、自転車は濡れてしまいます。濡れた状態が長く続けば、サビなどの原因につながるでしょう。

横からの雨や風を入りにくくするためには、サイドパネルの設置も有効です。また、屋根の高さを低めに設定することも、横からの雨や風を入れにくくしてくれます。

デメリット③台風などで屋根が飛ぶ可能性

台風などの自然災害で屋根が飛んでしまう可能性はゼロではありません。強度がある屋根でも飛んだり、壊れてしまうことがあります。

強風から守るためには、使われている材質やどのくらいの風に耐えられるかの強度を確認することが大切です。また、台風が来る前に、ネジやボルトのゆるみがないかもチェックしておきましょう。

屋根が飛ぶほどの強風では、自転車も倒れてしまう可能性が高くなります。一時的に屋内にしまったり、あえて倒した状態で固定しておくなどの対応も検討しましょう。

自転車置き場の屋根を選ぶ際の3つのポイント


写真:カーポートと自転車
出典:CAINZ Reform

どのような屋根を選べばいいのかわからないという方は、次の3つのポイントを押さえてください。屋根の種類だけでなく、自転車や住環境などにも注意して選ぶことが大切です。

ポイント①自転車のサイズや台数に合わせる

自転車の幅や長さを測っておきましょう。自転車同士がぶつからず、余裕を持って置けるようにそれぞれのサイズが必要です。自転車のサイズが確認できたら、設置する屋根の奥行きや横幅を考えていきましょう。一般的な自転車の横幅はハンドルが一番大きく、60cmあります。

また、自転車の台数もしっかりと確認します。この時、家族構成や将来台数が増える可能性がある点も考慮しましょう。

ポイント②敷地に応じて適切なサイズを選ぶ

敷地予定の広さを確認してから、どのような屋根にするかを決めてください。敷地に合ったサイズでなければ、見た目が悪くなったり逆に広すぎて無駄なスペースができたりと問題が生じてしまいます。敷地の広さだけでなく、形状やぶつかる壁が近くにないかなどにも注意しましょう。

ポイント③周りの環境や気候を考慮する

周りの環境や住んでいる地域の気候を考慮することも重要です。たとえば、海に近い場所では錆びにくい材質のものを検討しましょう。台風が多い地域では、壁付けや強風に強いものを選択すると飛ばされるリスクを減らせます。

雨がよく降る地域では、サイドパネルなどのオプションも検討してみてください。雪が降りやすく積雪量も多い地域では、強度を重点的にチェックしましょう。積雪に耐えられるよう、重さに強いスチール製のものがおすすめです。

【自転車置き場の屋根でおすすめ!】カツデン「D-NA サイクルポート」


写真:カツデン/エクステリア「D-NA サイクルポート」

自転車置き場の屋根でおすすめなのが、カツデンの「D-NAサイクルポート」です。スチールを採用しており、雪や風に耐えうる強度と今までにない華奢で美しいデザインを両立しています。

屋根を設置して意外と気になりやすいのが雨音です。「D-NAサイクルポート」には響きやすい雨音の消音効果も完備しています。機能面とデザイン面に優れたおすすめのサイクルポートです。


写真:カツデン/エクステリア「D-NA サイクルポート」

バリエーションはK型とT型の2種類。K型は、屋根材にスチールと防音材を使用しています。今までにないシャープなデザインと消音効果に優れており、片持ち屋根が特徴です。

写真:カツデン/エクステリア「D-NA サイクルポート」

一方のT型は、横から見た時にシームレスなデザインになっています。建物のラインとの調和を目指したまっすぐなラインが特徴のサイクルポートです。K型と同様に、雨音を消す消音効果も備えています。

まとめ


写真:カツデン/エクステリア「D-NA サイクルポート」

自転車置き場の屋根を設置する際は、メリットとデメリットをしっかりと把握することが重要です。また、家族が増えた場合には、自転車も増える可能性があります。将来の家族構成も考慮して設置を検討しましょう。

そのほか、お住まいの地域の環境や気候を考えることも重要なポイントです。設置をして後悔しないよう、機能面だけでなく住宅に合ったデザイン性にも注目して選びましょう。

カツデンでは、サイクルポートの取り扱いを行っております。デザイン性と機能性が両立したサイクルポートをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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