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KATZDENブログ
2024.08.08 コラム

薪ストーブで後悔する5つの理由!おすすめのポイントや注意点を解説

この記事の監修

インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士 池本 華絵
インテリアコーディネーター/二級建築施工管理技士池本 華絵

皆さん、こんにちは。カツデン編集部です。

「薪ストーブを取り入れたい」
「後悔するという意見を聞くけれど、実際はどうなんだろう」
このようにお考えの方もいるのではないでしょうか。

薪ストーブはファンヒーターとは違い、部屋が暖かくなるのに時間がかかるため、準備にかかる時間を知らないと後悔するでしょう。

本記事では、薪ストーブで後悔する理由や魅力を解説します。本記事を読むことで、薪ストーブの設置を前向きに検討できるでしょう。薪ストーブを設置しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

薪ストーブについてサクッと解説

薪ストーブを設置したいけれど、詳しく知らない方は後悔するかもしれません。薪ストーブについて種類や違いをチェックしておきましょう。

薪ストーブの種類

薪ストーブには輻射式と対流式の2種類があります。輻射式は、ストーブ本体を温めて空間の温度を上げる方法です。ストーブ本体を温めるため、シチューやピザなどの料理を作りたい方におすすめです。

対流式は、ストーブで熱した空気を放射・循環させて温めます。温かい空気を室内で循環させるため、輻射式よりも広い空間を温められるのが特徴です。そのため、吹抜けのある間取りでも部屋全体を温められます。

カツデンの薪ストーブは、前者の輻射式で、「直接的な熱さ」ではなく、じんわりと体の奥からポカポカ暖まることが特徴です。

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暖炉との違い

壁と一体化しているものを暖炉と呼び、建物から独立しているものをストーブと言います。暖炉は薪を燃やした空気が煙突を通って外に出てしまうため、火の元付近が暖かくなります。一方で、薪ストーブはそれ自体が暖まることに加えて、煙突も高温になるため、部屋全体を暖められるのが特徴です。

暖炉は扉がなく、炎の燃える音や匂いを直接感じられます。近くで音や匂いを直接感じたい方は暖炉を選びましょう。薪で部屋全体を効率的に温めたいなら、薪ストーブがおすすめです。

薪ストーブで後悔する5つの理由

薪ストーブで後悔する理由は以下の5つです。

  • 薪の調達に時間がかかる
  • 暖房効率が悪い
  • 煙や匂いが原因でトラブルになる
  • 定期的にメンテナンスしなければならない
  • 費用が高い

薪ストーブを設置して後悔したくない方は、それぞれチェックしておきましょう。

薪の調達に時間がかかる

薪ストーブを使うには、1時間毎1〜2kg程度の薪が必要です。毎日薪ストーブを使おうとすると膨大な薪の量が必要で調達にも時間がかかるため、後悔したと感じる人もいます。特に日中仕事をしている場合は、薪の調達に時間をかけられず、ストレスに感じることもあるでしょう。

薪は自力での調達以外にも、ホームセンターや森林組合からもらえることがあります。薪ストーブを設置するときは、ホームセンターや森林組合から薪がもらえそうかどうか確認しておきましょう。

暖房効率が悪い

薪ストーブは火を入れてから炎が大きくなるまで時間がかかるため、ファンヒーターに比べて即効性はありません。部屋全体を暖めるのに30分〜1時間程度はかかり、すぐに暖を取りたいときには不向きでしょう。

薪ストーブを設置したいけれど、毎日部屋が暖まるまで時間が取れない方はファンヒーターとの併用がおすすめです。平日時間がないときはファンヒーターを使い、休日時間があるときに薪ストーブを使うという方法をとれば、不満なく暮らすことができます。

煙や匂いが原因でトラブルになる

薪が完全に乾いていないと煙や匂いが発生し、近隣トラブルに発展する可能性があります。実際に、薪ストーブを使って近隣住民からのクレームがきたというケースも少なくありません。

そのため、薪ストーブを使うときは、事前に近隣住民に周知しておくのがおすすめです。「今度、薪ストーブを設置する予定なんです」と伝えておくと、近隣住民とのトラブルを防げるでしょう。

定期的にメンテナンスしなければならない

薪ストーブは定期的にメンテナンスしないと、燃焼効率の低下や火災が起こる可能性があります。1年に1回程度、煙突と薪ストーブの掃除をすることで維持することもできます。それが面倒と感じる方は、専門業者へ依頼する必要があり、1回あたり2〜5万円の費用が必要です。そのため、メンテナンス費用を考慮せずに設置して後悔する方もいます。

ファンヒーターは特にメンテナンスしていない場合がほとんどかもしれませんが、薪ストーブは定期的な管理が必要です。メンテナンスには費用や時間が必要のため、薪ストーブに手間が割けないとストレスに感じるでしょう。

費用が高い

薪ストーブの設置には100万円以上かかる場合があります。薪ストーブに憧れているけれど、想像以上に高く家計を圧迫したケースがあります。暖房器具という機能だけを見るなら、薪ストーブはファンヒーターでも代用できるため、費用がかかりすぎるという点で後悔したと感じる方も少なくありません。

薪ストーブは商品によって費用が異なるため、さまざまなメーカーをチェックして比較すると金額を抑えられます。費用面で後悔しないためには、複数のメーカーからカタログや資料を取り寄せてみましょう。

薪ストーブがおすすめの理由6選

薪ストーブがおすすめの理由は以下の6つです。

  • 洗濯物が乾きやすい
  • 柔らかい暖かさを実感できる
  • 防災設備としても使える
  • リラックス効果がある
  • 環境にやさしい
  • 電気代がかからない

薪ストーブにはファンヒーターとは違う魅力があります。設置を考えている方は、魅力を押さえておきましょう。

洗濯物が乾きやすい

薪ストーブは室内全体を温められるため、ファンヒーターよりも洗濯物を乾かせます。薪ストーブは本体に加えて煙突も暖まるため、部屋全体を暖められるのが特徴です。室内に洗濯物を干すと乾燥を予防でき、室内の湿度を上げられます。

冬は屋外に干しても洗濯物がなかなか乾かず、扇風機やエアコンをつけっぱなしにしている方も多いでしょう。薪ストーブなら電気を使わないため、エアコンをつけっぱなしにするよりも光熱費を削減できます。洗濯物を乾かしながら光熱費を削減できるのが薪ストーブの魅力です。

柔らかい暖かさを実感できる

薪ストーブから放たれる遠赤外線は波長が大きく、皮膚の奥まで届きやすいため、柔らかい暖かさを実感できます。特に輻射式の場合は、ファンヒーターや暖炉とは違い、日の光のような柔らかさを感じられるのが魅力です。薪ストーブをリビングに設置すると、日の光のような雰囲気でのんびりできるでしょう。

防災設備としても使える

薪ストーブは電気ではなく、実際に薪を燃やして暖を取る装置なので、災害時電気が止まっても使えます。エアコンしかないと、災害時に使えないため暖を取れませんが、薪ストーブなら停電しても暖を取れるため安心です。

また、輻射式の薪ストーブなら簡単な調理ができるのが魅力です。災害時の防災設備として使えるため、薪ストーブの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

リラックス効果がある

薪ストーブは実際に炎が燃えている様子を確認でき、リラックス効果を得られます。炎には「1/fゆらぎ」と呼ばれる不規則な動きがあり、しばらく眺めるだけで眠りにつきやすくなります。1/fゆらぎには、ほかにも波の音や雨音、心音などがありますが、日常的に再現するのは難しいでしょう。

薪ストーブなら1/fゆらぎを日常的に再現できるため、家族のリラックス効果も高くなります。リラックス効果を得られる家具を取り入れたいなら、薪ストーブがおすすめです。

環境にやさしい

薪は自然燃料なので、森林の循環を促進でき環境にもやさしいのが特徴です。薪ストーブは火力発電や車の二酸化炭素排出量に比べると、少ない二酸化炭素で暖を取れます。また、薪ストーブは唯一の再生可能エネルギーなので、環境にやさしい燃料です。環境にやさしい燃料を探している方は、薪ストーブを選びましょう。

電気代がかからない

薪を無料で、もしくは安価に手に入れられるなら、電気代を浮かせることができます。冬場の暖房費用は特に高く、効果的に薪ストーブを使うことができれば、月2〜3万円ほど削減することも可能です。
寒い地域こそ費用削減効果が増すので、検討材料のひとつにしてみてください。

薪ストーブで後悔しないためのポイント3選

薪ストーブで後悔しないためには、以下の3つのポイントをチェックすることが重要です。

  • 薪を集めやすい間取りにする
  • 保管スペースを配置する
  • 風向きを事前に確認する

薪ストーブの設置を考えている方は、3つのポイントをチェックしてください。

薪を集めやすい間取りにする

薪ストーブを使うには大量の薪が必要なので、玄関からの動線を単純にすることが重要です。玄関から保管場所までにいくつも扉があると、重い薪を持って何度も開閉しなければならず、ストレスを感じます。

薪を持ちながら屋内を何度も移動するには、その分の広いスペースも必要です。薪ストーブを日常的に使うためには、薪の保管場所まではできるだけ扉を開けなくても移動できるように間取りを考えましょう。

保管スペースを配置する

薪ストーブの薪はしっかり乾かしたものを使うため、敷地内に保管スペースを配置しておきましょう。しっかり乾いていない薪を使うと、煙や匂いの原因になることがあり、近隣住民からクレームがくる可能性が高くなります。

薪をしっかり乾かすには、屋外の風通しのよい場所に保管するのがおすすめです。屋根付きの薪小屋を作れば虫やカビを防げるため、薪ストーブの設置とともに保管スペースを作りましょう。

風向きを事前に確認する

薪ストーブを使うときは煙突から煙が発生するため、近隣住民の迷惑にならないように風向きを事前に確認してください。煙が発生する風向きの周辺に民家がないかチェックするのがおすすめです。

風下に民家があると、煙についてクレームがくる可能性があります。周囲に民家がある場所に建てるときは、事前に風向きを確認して煙突の位置を工夫しましょう。

まとめ


カツデン/薪ストーブ「HOMRA-ホムラ M638」

薪ストーブを設置して後悔するのは、暖房効率や費用が原因です。ファンヒーターと比べて温まるのに時間がかかるため、日中仕事で忙しい方はストレスを感じるかもしれません。しかし、薪ストーブから放たれる遠赤外線は部屋全体を暖め、日の光のようなリラックス効果をもたらす魅力があります。

ただし、薪の調達や近隣住民への周知は事前に行っておく必要があるため、設置の前には準備しておかなければなりません。薪ストーブで炎の燃える様子を確認して、リラックス効果を得たい方は「HOMRA-ホムラ M638」がおすすめです。

製品紹介 詳細

「HOMRA-ホムラ M638」はガラス扉が大きいため、炎が燃える様子をしっかり確認できます。シンプルなデザインと高い機能性の薪ストーブを探している方は、カツデンまでご相談ください。

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