【新商品】和洋問わずマッチする室内小窓　新発売

◆伝統工芸をスチール加工技術で代替
　カツデン株式会社は、『鉄窓（テツマド）』を2月22日より販売開始します。
　『鉄窓』は、日本の伝統工芸「組子」をモチーフにした幾何学模様を組み込んだ小窓で、室内壁を彩ることができます。レーザーで加工したスチール板を重ねる構造であり、木材を加工して作るには難易度が高い文様を表現できることが、本商品の特徴です。

◆使用シーンの減少で忘れられる技術
　伝統工芸である組子は「和」の印象が強く、和室が大きく減少している昨今では使用される空間のテイストが限られ、その存在すら認識している人が少なくなってきています。
しかし、スチールで組子を再現することで、モダンな住宅等、より幅広いテイストの空間に取り入れることが可能になります。また、スチール板を重ねることで見せる立体的な表情はこの商品「ならでは」であり、他の手段では代替できない特別なデザインを実現でき
ます。当社の『鉄窓』の発売により、「組子」の再認知が広がり、伝統工芸を守ることにも間接的に寄与できれば、と考えています。

伝統的な組子細工と鉄窓

◆組み合わせは771通り
『鉄窓』は、すべてのパーツがスチールの塗装品で構成されており、フレームと窓が分割されています。そのため、窓部分には好きな文様を4 枚まで嵌め込むことができ、そこにガラスを選択することも可能です。LIXIL 社の『室内用窓　デコマド』に代表されるような、ガラスだけの小窓の需要増も鑑み、組子模様のないシンプルな小窓としても使用できるようにしました。
　色は艶消しブラックのみとし、サイズ展開は以下の 4種類。サイズにあった開口を壁に作れば、組まれた『鉄窓』を嵌め込んでビスで固定するだけで施工は完了します。

・300mm×300mm
・300mm×600mm
・300mm×900mm
・300mm×1200mm

嵌め込む角度によっても表情を変える5 種類の幾何学模様とガラスを組み合わせると、表現できる文様の数はなんと771通り。もちろん選べない方のために、パターン例をご用意していますのでご安心ください。

施工イメージ