階段下の収納は、狭い、奥行きが深い、細長いといった問題があり、どのように使えばいいかわからないという方も多いでしょう。デッドスペースになりがちな階段下は、収納のアイデア次第で活用の幅が広がります。
本記事では、デメリットを上手に活かした収納アイデアをご紹介します。収納アイデアを活かすポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
階段下の収納は、掃除道具入れやストック入れに最適！
写真：階段下の活用方法
出典：ヤベホーム
階段下の収納は、階段の種類や大きさ、形などによってさまざまです。低くて狭い階段下もあれば、扉付きで外から見えないものまであります。
基本的に階段下の収納には、普段使わないものを置くと良いでしょう。例えば、掃除道具を入れたり、トイレットペーパーなどの日用品のストックを置いたりすると、家全体が片付きます。
収納として活用する場合には、階段下に合った収納ケースや棚を使うのが重要です。さらに、ケースの色や形を揃えることでキレイにまとまりスッキリ感が出るでしょう。
ちょっとした作業スペースとして活用可能
写真：カツデン／シースルー階段「ObjeA PREMIUM」
扉のない階段下の場合、ちょっとした作業スペースとしての活用も可能です。高さや幅などに多少ゆとりが必要にはなりますが、空間を無駄なく使用できます。階段下には、何かを収納しなければならないと考えがちですが、フリースペースとしての活用もおすすめです。
ペットのくつろぎスペースとしても活用可能
写真：階段下の愛犬スペース
扉のない階段下であれば、ペットのくつろぎスペースとして活用できます。犬や猫は、ゆったりと過ごせる自分だけの居場所が必要です。人とペットが良い距離感で過ごすためには、専用の居場所を設けましょう。
階段下の収納をペットのために活用できれば、リビングなどの広さはそのまま使える点も大きなメリットのひとつです。ただし、夏や冬など季節に応じた気温管理などは十分に注意してあげてください。
おすすめの階段下の収納アイデア7選
写真：カツデン／シースルー階段「ObjeA」
階段下の収納アイデアは、非常に幅広く多彩です。そのまま収納として活用するのではなく、棚や便利グッズなどを加えることでグッと使いやすくなります。ここではおすすめの収納アイデアを7つご紹介します。
階段下の収納アイデア①DIYでスペースを無駄なく使う
写真：階段下収納DIY
出典：Ra cram
階段下の収納があまり広くない場合は、DIYで棚などを設置するのがおすすめです。ちょっとしたスペースにぴったりサイズの既製品を見つけるのはそう簡単ではありません。
空間を無駄なく活用するには、サイズに合わせてDIYするのが一番理想的です。本棚にしたいなど、収納したいものを考えてから作るようにすると上手に活用できます。
階段下の収納アイデア②キャスターを使って出し入れを簡単にする
写真：山善収納ラック
出典：amazon.co.jp
幅が狭く、奥行きがある階段下であれば、キャスターを使用して出し入れすると良いでしょう。簡単に動かせるキャスターを使えばより収納力がアップします。
取り出したい時にサッと取り出せるのは、キャスターのメリット。収納したいものの重さや大きさに合わせて選ぶと良いでしょう。
階段下の収納アイデア③コンテナを使って大容量の収納にする
写真：Melvint 収納ボックス
出典：amazon.co.jp
コンテナを使って日用品などのストックを大容量に収納するのもおすすめです。たくさんの物を収納するのに便利なコンテナは、全方向から開閉できるものがあります。
このタイプを使用すれば、積み重ねても出し入れがしやすく置く方向も気になりません。使用しない場合は、コンパクトになる点もコンテナを利用するおすすめ理由のひとつです。
階段下の収納アイデア④100均アイテムを使って簡単にひっかけ収納
写真：階段下収納の注意点
出典：COVERTH MAGAZINE
壁に貼り付けられるフックなど、100均アイテムを使って簡単にひっかけ収納にするのも
おすすめです。特に、掃除道具などを収納する際に活用すれば、サッと取り出せてすぐにしまえます。
掃除道具はどうしても生活感が出てしまうため、階段下の扉つき収納を利用すれば来客がきた時も安心です。100均で揃えられるアイテムなので、必要に応じて増やしやすいところも大きな魅力といえるでしょう。
階段下の収納アイデア⑤ハンガーラックを使ってクローゼットに
写真：アイリスオーヤマ ハンガーラック
出典：amazon.co.jp
収納にある程度の高さがある場合は、ハンガーラックを使ってクローゼットにするアイデアもあります。2階にクローゼットがある家であれば、わざわざ取りに行く手間が省けて非常に便利です。
洗濯物を取り込んでもすぐに収納できるなどのメリットもあり、家事の負担を減らすことにもつながるでしょう。そのほか、突っ張り棒や収納ケースも上手に活用すれば、季節ごとに収納できて非常に便利です。
階段下の収納アイデア⑥あえて扉を外して空間を広く見せる
写真：カツデン／階段手すり
扉を外して活用する方法もあります。階段の種類や位置によっては、扉が設置されている場合も少なくありません。扉があれば中が見えずにスッキリしますが、あえて外すことで空間を広く見せられます。
特に、玄関ホールやリビングに隣接している場合は、空間に奥行きが感じられるようになるでしょう。家のインテリアや雰囲気に合わせて、ランプシェードを設置したりカーテンをかけたりすれば、一つの部屋のように大変身します。
階段下の収納アイデア⑦おもちゃの収納や子供の遊び場にする
写真：階段下の秘密基地
出典：イエタテ
おもちゃの収納スペースや、子供の遊び場にするのもおすすめです。小さくてカラフルなものが多い子供のおもちゃは、リビングなどに置いておくとすぐにごちゃごちゃになってしまいます。乱雑な印象を与えるだけでなく、片付けてもすぐにいっぱいになりがちです。
おもちゃが入れやすいケースなどを利用して、階段下の収納に入れてしまえばすぐにスッキリ片付きます。また、収納だけでなく兼用で遊び場としても活用できれば、秘密基地のような空間に子供も喜ぶでしょう。
階段下の収納アイデアを活かす2つのポイント
写真：カツデン／階段手すり
階段下の収納アイデアはたくさんありますが、階段によって収納できるものや広さはさまざまです。アイデアを活かすためには2つのポイントを押さえましょう。さらに便利な空間作りが可能となります。
階段下の収納アイデアを生かすポイント①奥行きのある階段下では片側に棚を取り付ける
写真：階段下の収納術
出典：暮らしニスタ
奥行きのある階段下は、片側収納にすると良いでしょう。奥の物を取る際に、手前にあるものを一旦出してから取る必要があるからです。奥が深い収納では。物をたくさん詰め込みすぎてしまうとどこに何があるのかわからなくなってしまいます。
片側のみに棚を設置したり収納したりしておくと、奥に人が入れるスペースが確保できるため手間がかかりません。何がどこにあるのかもすぐにわかり、奥の物も簡単に取り出せます。
階段下の収納アイデアを生かすポイント②一目でわかるように詰め込みすぎない
写真：収納グッズについて
出典：dinos
階段の下に限ったことではありませんが、収納する際は詰め込みすぎないように注意しましょう。収納スペースに詰められるだけ入れてしまっては、出す時に探さなければならず大変な手間がかかるからです。
無理にたくさん収納しようとせず、幅や広さに応じた物を収納するように心がけましょう。奥には高さのあるもの、手前には小物や低い物を置くようにすると一目でわかりやすくなります。
まとめ
階段下の収納の広さは、形や大きさによって異なります。空間を利用する際は、階段の形状に合った収納を取り入れるようにしましょう。無駄なスペースが少なくなり物の出し入れもしやすくなります。
階段は、住宅の中でも印象や住み心地を左右する非常に重要な部分です。カツデンでは、シースルー階段やフレキシブル階段など数多くの階段製品を取り揃えています。階段下のスペースを有効活用するためには、事前に活用方法を検討することも必要です。見積もりを検討の方はぜひ一度ご相談ください。
