部屋に合うおしゃれなロフト階段を探している、という方もいるのではないでしょうか。ロフト階段を部屋に置くとどうしても目立ってしまうので、デザイン性を考慮して選ぶことが大切です。
本記事ではおしゃれなロフト階段を選ぶポイントについて解説します。階段の素材やデザインなどの種類、選び方についてまとめました。
本記事を読むことで、部屋に合ったロフト階段を見つける方法が分かります。ロフト階段を探している方は、ぜひ参考にしてください。
ロフト階段とは?
写真:カツデン/ロフト階段「Lofty」
ロフト階段はロフトに昇るための階段のことです。ロフト階段には大きく「はしごタイプ」と「階段タイプ」があります。
はしごタイプは、階段タイプに比べて安く設置することができます。ただし、傾斜が急であるため、物を持ちながら昇り降りする際には気をつける必要があります。
階段タイプは、傾斜が緩やかであり、物を持ちながら昇り降りしやすいです。ただし、コストが高いうえに、スペースを取ってしまいます。種類によっては、階段下を収納にできる場合があります。
はしごタイプも階段タイプも、安全性やデザイン性、機能性を考慮して設置することが大切です。
ロフトとは?
ロフトとは建物の最上階や屋根裏に設けられた部屋のことです。
ロフトは収納スペースとして使うことが多いです。ロフトに収納すれば、その分生活スペースを広くすることができます。また、家庭によってはロフトを寝室や子ども部屋、作業スペースなどにしている場合もあります。
ロフトを何に使うかは、ロフト階段を決めるうえでも重要となります。ロフトにたまにしか昇らないなら低コストかつ省スペースで設置できるはしごタイプが良いですし、毎日昇るようなら安全性の高い階段タイプがおすすめです。
ロフトの具体的な使い方や、ロフト階段の種類や設置ポイントについては、こちらの記事に詳しくまとめてありますので、ぜひお読みください。
ロフト階段とは?種類や設置する際のポイント、施工事例について解説!
ロフト階段に求められるもの
写真:カツデン/ロフト階段「Lofty」
ロフト階段に求められるものを整理すると、次の3つということになります。
- 安全性
- デザイン性
- 機能性
これら3つのうちどれか1つでも欠けている場合、設置後に後悔してしまう可能性があります。どれか1つに特化させるのではなく、バランスよく3つを満たすことを意識しましょう。
1つ1つの求められるものについて、詳しく解説していきます。
安全性
ロフト階段は、まず安全性にこだわることが大切です。階段から足を踏み外して床に体をぶつけてしまうと、大怪我に繋がります。
踏み外しを防ぐには、段板(階段の足を置く部分)の幅が広いことや傾斜が緩やかであることが重要です。また、滑り止めテープが貼ってあると、より安全性が高まります。
また、固定されていないロフト階段の場合、使っている途中で階段が倒れてしまう可能性もあります。そのため、ベルトや金具が付いていて、転落を防止できる製品がおすすめです。
安全性の高いロフト階段なら、怖がらずに使うことができます。特に毎日ロフトを使う場合は、安全性を重視して階段を選ぶと良いです。
デザイン性
ロフト階段は、デザイン性も重視することが大切です。ロフト階段は部屋に設置すると,
かなり存在感があります。デザインがよくない階段や部屋にマッチしていない階段だと、部屋の印象まで悪くなってしまいます。
機能性
ロフト階段は、家族にとって使いやすいかどうかも重要です。どんなにデザイン性に優れた階段でも、使っていてストレスを感じるようなら愛着を持てなくなってしまいます。
たとえば、ロフトをたまにしか使わず、普段は階段を外しておきたい場合は、軽くて持ち運びしやすい製品がおすすめです。また、押入れに収納しておきたいなら、折りたたむことができる製品の方が適しています。
階段タイプの場合、階段下を収納として使えるかも確認ポイントです。
おしゃれなロフト階段を選ぶポイント
写真:カツデン/ロフト階段「Lofty」
続いて、おしゃれなロフト階段を選ぶポイントについて解説します。ポイントは次の5つです。
- 素材にこだわる
- シンプルなデザインを選択する
- 塗装・仕上げにこだわる
- 圧迫感が少ないものにする
- 空間にマッチするデザインを選ぶ
これらのポイントを意識することで、部屋に合ったおしゃれなロフト階段を選びやすくなります。1つ1つのポイントについて、詳しく解説します。
素材にこだわる
階段はさまざまな素材から作ることができます。素材によって階段の雰囲気や使いやすさが変わってきます。ロフト階段の場合、次の3つの素材が多く使われています。
- 木
- スチール
- アルミ
各素材の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
木
木ですべて作られたロフト階段製品は多く存在します。木の素材は大きく、無垢材と集成材があります。無垢材は自然界の木を切ってそのまま使用しているもので、集成材はいくつかの木を集めて人工的に張り合わせたものです。
また、木にはさまざまな種類があり、種類によって雰囲気や重さなどが変わります。階段の素材として使われる主な樹種には、次のようなものがあります。
- ゴム材
- パイン材
- ビーチ材
- ヒノキ材
木のメリットは、階段をナチュラルな雰囲気にできる点です。また、木独特の温かみや手触りを楽しむことができます。特に無垢材は人の手が加わっていないため、木本来の良さを味わえます。
デメリットは、強度を保つためにある程度太くする必要がある点です。そのため、重量もUPしてしまい、動かすのに手間がかかる場合もあります。
スチール
スチールは鉄に少量の炭素などを混ぜて作る合金であり、ロフト階段の素材としても人気があります。カツデンもスチール階段を中心に提供しています。
スチールのメリットは、耐久力が優れている点です。細いデザインにしても十分な強度を保ちます。細くすることで圧迫感を減らせますし、シャープでモダンな見た目になります。
デメリットは、木よりも費用が高くなってしまう点です。あくまで目安ですが、木の4〜5倍程度高くなります。
アルミ
アルミもロフト階段の素材として多く使われています。アルミは金属の中でも軽く、柔らかい性質を持っています。
アルミのロフト階段は、木やスチールよりも軽く、持ち運びが楽なのがメリットです。また、スチールよりも耐食性に優れており錆びにくいのもメリットと言えます。
デメリットは、柔らかいので耐久力が低いことです。そのため、毎日使う階段の素材としては適していません。ただ、持ち運びが楽なので、たまにロフトに設置して使う階段としては適していると言えます。
シンプルなデザインを選択する
ロフト階段は迷ったらシンプルなデザインを選択するのがおすすめです。
部屋に急に大きな階段を置くと、どうしても違和感が出てしまいます。シンプルなデザインを選択した方が違和感を減らすことができ、空間に早く馴染んでくれます。
塗装・仕上げにこだわる
ロフト階段は、塗装・仕上げにこだわっている製品を選ぶことをおすすめします。塗装や仕上げが雑だと、部屋に置いた際に落ち着かなくなってしまいます。安い製品は仕上げが雑な場合もあるので、注意して選びましょう。
ロフト階段の塗装に関しては、次の3種類に分けられます。
- 塗装なし
- クリア塗装
- カラー塗装
階段の段板などの素材にまったく塗装がされていない製品もあります。素材の質感そのものを楽しむことができます。また、自分で好きなように塗装することも可能です。
クリア塗装は顔料が含まれておらず、無色透明な塗料のことです。つや出しや保護コーティングのためにクリア塗装は行われます。
カラー塗装は階段に色を付けるための塗装です。ロフト階段の色を変えることで、雰囲気をまったく違うものにできます。
圧迫感が少ないものにする
ロフト階段は、圧迫感が少ないものを選ぶのがおすすめです。圧迫感が強いと、どんなにデザインが優れていてもストレスを感じてしまい、おしゃれに見えなくなるものです。
階段を形成するパーツが少なく、段板や骨組みが細い製品の方が圧迫感を減らすことができます。特に素材がスチールならある程度細くしても、耐久力を保つことが可能です。
また、部屋が狭いなら、壁や床と同じか、近い色にするのがおすすめです。空間に馴染むことで異物感を減らすことができ、部屋の圧迫感を減らすことに繋がります。
空間にマッチするデザインを選ぶ
最後に、ロフト階段はその空間にマッチするデザインを選ぶことが大切です。周囲のインテリアや壁、フローリングと色味などを合わせると、統一感が出せて満足感を得られます。
また、収納付きのロフト階段の場合は、収納する小物や花瓶などの飾り物を階段の雰囲気に合わせることも大切です。何を収納するかはあらかじめ固めておいた方が、階段選びがスムーズになります。
カツデンのロフト階段『Lofty』
カツデンではスチールのロフト階段『Lofty』を提供しています。
シンプルさを突き詰めたデザインが特徴的です。階段のささら桁(階段を支えるための板のこと)と手すりを一体化させた、斬新なデザインとなっています。
無駄な要素が徹底して取り除かれており、狭い部屋に置いたとしても、圧迫感を感じにくくなっています。また、塗装や細部のデザインにもこだわっており、部屋の邪魔になるどころか、むしろ良いアクセントになってくれます。
『Lofty』には次の3種類のバリエーションがあります。
- ライト
- バーティカル
- スライド
ライトは昇降しやすい75度の傾斜タイプです。バーティカルは垂直タイプであり、省スペースに設置できるのが特徴です。
スライドは他2つとは異なり、ローラーで左右に動かすことができます。スライドはロフト用というよりは、本棚などに取り付けるためのものです。本棚に設置することで、図書館にあるはしごのように使うことができ、上段にある本も楽に取ることが可能です。
『Lofty』の段板は基本的には木製となっています。ゴム集成材を採用しており、ザラザラとした感覚がなく、手触りが滑らかなのが特徴です。また、バーティカルのみスチールの楕円段板を選択でき、ささら桁と同じ素材でまとめることができます。
『Lofty』はどのような部屋に設置してもおしゃれに感じやすいデザインとなっていますので、これからロフト階段を購入する方は『Lofty』もぜひご検討くたざい。
まとめ
本記事ではおしゃれなロフト階段の選び方について解説しました。ロフト階段はどのような点を重視して選べば良いのか、お分かりいただけたかと思います。
ロフト階段を選ぶ際はまず、はしごタイプか階段タイプかを決める必要があります。階段の使用頻度が高いなら階段タイプ、少ないならはしごタイプがおすすめです。
次に、階段の素材を決めましょう。ロフト階段は木やスチール、アルミで作られることが多いです。素材によって階段の雰囲気や使い心地などが変わってきます。
後は、製品の塗装やデザインのシンプルさなどを重視しつつ、部屋にマッチするロフト階段はどれか考えていくのがおすすめです。
おしゃれなロフト階段を求めている方は、ぜひカツデンの『Lofty』にも目を向けてみてください。『Lofty』は無駄を徹底して削ぎ落としたシンプルデザインとなっており、どのような部屋に設置してもおしゃれに感じられます。