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KATZDENブログ
2022.01.19 コラム

炎を楽しむだけじゃない!薪ストーブで3つ料理を同時に作ってみた!

こんにちは。販促企画課の西瀧元気です。

めっきり寒くなりましたね。
最近、東京から埼玉県の美里町にある社員寮に引っ越したのですが、
夏は暑く冬は寒いと言われる熊谷に近いため、東京は暖かいと思うぐらいに冷え込みます。

社員寮についてのブログを見ていただいた方はおわかりだと思いますが、部屋に薪ストーブが付いています。
薪ストーブ『HOMRA』の使用写真

この社員寮を題材にショートドラマも作られました。

話を戻します。
せっかくだから使わないのはもったいない!と使い始めましたがとても暖かい。
エアコンと違ってすぐにつかない不便さはありますが、遠赤外線を放射するので熱を感じてポカポカと温まることができます。炎を見ながらゆっくり晩酌したり、リラックスタイムにも便利ですっかり”薪ストーバー”としてデビュー。

そんな日々使う中でせっかくなら料理を作ってみよう!とチャレンジしてみました。
薪ストーブは温まるだけではない、そんな魅力にぜひ触れてみてください

※HOMRAを使ってのご紹介のため、付け方等は薪ストーブにより異なることがあります。
製品紹介 詳細

薪ストーブに火をつける

まず薪の準備からです。
不要な木材を近所の方からもらったり、ご近所にいなければ少し値段はかかりますが購入することもできます。
私の場合は、工場で鉄板が納入される際に使われる木材のパレットを薪として使えるので、無料で手に入るのがありがたいです。

火をつけるところでくじける方も多く、私も何度も挫折しましたが、薪をキャンプファイヤーのように組み立て(井桁(いげた)型)、中央に設置した細かく薄い木材と新聞紙を燃やすと、火がつきやすかったです。
薪ストーブを井桁(いげた)型に設置

もちろん着火剤を使うことが最短ではありますが、苦労して火をつけることが愛着へと繋がっていくのです。運動した後のビールが美味いのと同じ感覚かもしれませんね。
ちなみにヒノキやスギなどの針葉樹は燃えやすい代わりに短時間しか燃えず、ブナやカエデなどの広葉樹は燃えにくい代わりに長時間燃えます。
まあ見た目じゃわからないので、初心者にとっては燃やせればいいのです!
薪ストーブを井桁(いげた)型に設置2
薪ストーブの空気量の調整レバー
※空気の流入を最大にするためにレバーを右に動かすことも忘れないように注意してください。空気がないと全く燃えません。

薪ストーブを使った料理の下準備をする

さて火の用意をしたら温まるまでに料理の下準備です。
今回はピザ、ビーフシチュー、焼き芋をまとめて作ってみます。
まずピザ。今回作るピザは生地作りから始める本格タイプ。生地をこねて発酵させておきます
その間にビーフシチューの具材を切り鍋に放り込んだら、パチパチと燃えている薪ストーブの天板にそっと載せて煮込みます。
※天板は高温(200度~300度)になっているので素手で触らないように注意してください。
薪ストーブの天板

焼き芋は土を洗い、アルミホイルで包むだけ。
ピザの発酵が終わったら具材を載せ、あとは焼くだけの状態にします。
ABCクッキングで学んだピザを焼く前

薪が熾火(おきび)になったらピザ焼き開始

薪ストーブの炉内を使った料理においてはここが重要です。
炎が落ち着いた熾火(おきび)の状態まで待ちます。
熾火とは、薪が炎を上げず芯の部分が真っ赤に燃えている状態です。炎が上がっていなくても非常に高温で、火力が安定しているので調理に適した状態です。
では、耐火グローブ(※ハンドルも高温になっているため必須です)とピザを置くための台を中に設置して…
コストコで買った耐火グローブ

焼いていきたいところなのですが、購入した台のサイズが合わなかったため、今回はレンガ2つ(ホームセンターで1つ200円ほど)とニトリのスキレットで焼くことにしました。
焼いている様子は動画でご覧ください。

薪ストーブで作った料理を食べ終わったら

ということで完成です。
完成時にアルミホイルで巻いた焼き芋を炉内に入れておきます。(30分から1時間)
薪ストーブにアルミホイルで巻いたサツマイモを放り込む
薪ストーブ料理の完成

気分はもう欧米!
いつもより数段美味しいピザと雰囲気が相まって美味しくなったシチューをいただけました。
普段、料理は妻に任せっきりですが、こうして一緒に作ると妻がとても喜んでくれました。
家族そろって心も体もほっこり幸せです。
ピザとシチューを食べ終わると、焼き芋の食べ頃です。
薪ストーブで焼き芋

焼き芋ってこんなに美味しかったっけ…。
小さい頃、焼き芋屋さんで食べた記憶を上回る美味しさでした。

終わりに

薪ストーブを使う生活をして、スイッチを入れるだけのエアコンやヒーターとは違う「使う喜び」が薪ストーブにはあることを知りました。
薪ストーブを置いてみると家全体が温まる。
炎を眺めているだけでゆったりとした気持ちになる。
パチパチという音、炎の光…これだけでBGMも照明も要らない。
お湯を沸かしたり、焼き芋を作ったり、ピザを焼いたり…いざとなればご飯も炊ける。

東日本大震災の際に板金加工メーカーとして何か役に立てることがないかと考えた末、いくつもの試作、改良を重ね完成させた製品が薪ストーブ『HOMRA』
当時のように電気やガスが使えない状況でも、薪ストーブ1台でいざとなれば生きていけるということに気づかされました。

まだまだ寒い日が続きます。薪ストーブのある暮らし、おすすめです!
製品紹介 詳細
薪ストーブの施工例

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