皆さん、こんにちは。カツデンの編集部です。
階段の手すりをおしゃれにしたいと思うものの、どのような手すりにすれば良いのか、方針が定まらないでいるという方も多いのではないでしょうか。インスタなどにおしゃれな階段の写真をあげている方も多く、おしゃれな手すりに憧れる人も多いですよね。
本記事では階段の手すりをおしゃれにするポイントについて解説します。また、おしゃれ面以外にも、階段の手すりを設置するうえで重視したいことについてもまとめました。
本記事を読むことで、理想通りのおしゃれな手すりを設置するヒントが分かります。マイホームの階段に手すりをつけることを検討している方はぜひ参考にしてください。
階段の手すりはなぜ必要?おしゃれにもこだわりたい理由
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」
階段の手すりは、昇り降り時の転倒、両側が壁ではない場合は落下を防ぐために必要なものです。建築基準法では、高さ1m以上の階段には手すりの設置が義務付けられています。特に小さい子どもや高齢者の方は手すりがあった方が安全に昇り降りすることができます。万が一転倒しても、手すりがあればとっさに掴まることができて、怪我を防ぐことができます。
両脇が壁になっている階段であっても、手すりがあった方が安全性が高まります。また、壁に直接手を触れないようになるため、壁が汚れにくくなるメリットもあります。
手すりは安全面だけでなく、おしゃれにもこだわることをおすすめします。なぜなら手すりは階段の中でも目につきやすく、手すりの違いで階段の印象がだいぶ変わるからです。
たとえば、スチール製の黒くて細いデザインの手すりをつけるだけで、階段がシャープな印象になります。ほかにも、手すりをユニークな形状にしたり、色にこだわったりすることで、おしゃれを楽しむ方が多くいます。
特に玄関ホールではなくリビングに階段がある場合、階段の見た目は大事です。階段もリビングの一部ですので、階段も込みでリビングのインテリアを検討する必要があります。ただ、階段そのものに手をかけようとすると、コストがたいぶかかってきます。コストを抑えたい場合、「手すりだけでもおしゃれにする」のがおすすめです。
階段用手すりには大きく分けて2種類ある
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」
階段用手すりには大きく分けて2種類あります。
- フラットバータイプ
- 丸棒タイプ
階段に手すりをつける場合、これら2つのどれにするかをまず決める必要があるでしょう。1つ1つの階段用手すりの特徴について詳しく解説していきます。
フラットバータイプ
写真:アイアン手すりフラットバータイプ
出典:アイアン家具通販 SULK
フラットバータイプは、板のような形状のシンプルなデザインの手すりです。比較的低コストで作ることができる点から人気があります。また、幅を小さめにすることで、小さい子どもでも握りやすくすることも可能です。
丸棒タイプ
写真:階段の手すり
出典:Amazon
丸棒タイプは、丸い形をしたデザインの手すりです。どの角度からも握りやすいのが特徴です。また、丸い形の手すりは柔らかい印象を与えてくれます。
階段用手すりをおしゃれにするポイント
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA PREMIUM」
続いて、階段用手すりをおしゃれにするポイントについて解説します。ポイントは次の4つです。
- 手すりの素材を好みのものにする
- 迷ったらシンプルなデザインにする
- 手すりの固定パーツにも気を配る
- 自宅の雰囲気に合った色を選ぶ
4つのポイントを意識することで、理想どおりのおしゃれな階段が完成しやすくなります。階段用手すりをおしゃれにするためのポイントについて、1つずつ詳しく解説していきます。
手すりの素材を好みのものにする
写真:カツデン/オリガミ片持ち階段「WAVES DANDEL」
手すりの素材は自分好みのものにすることが大切です。素材を変えるだけで、手すりの使いやすさやおしゃれ感、使いやすさが変わってきます。手すりによく使われる素材としては、木製とスチール製があります。どちらも長所・短所があります。各素材の特徴について、ご紹介していきます。
木製
木製はナチュラルでやわらかい雰囲気を出したい方におすすめです。また、日が経つごとに、良い感じに味が出てくるというのもメリットと言えます。
階段自体も木製で作られることが多いですが、木製はコストを抑えられるのが人気の理由です。
また、木製の手すりは使いやすさにも優れています。握りやすいうえに、冬場も冷たくありません。
スチール製
木製と並んでスチール製も手すりの素材として人気があります。スチールは他の金属に比べると加工しやすく、手すりとして使うのに適していると言えるでしょう。
手すりをスチール製に変えることで、スタイリッシュな雰囲気を作ることが可能です。好みに応じて細いデザインにすることもでき、無駄がない洗練された見た目も魅力になります。
また、スチール製の手すりは木製と比べて強度に優れていることもあり、安心して長く使い続けることができます。
迷ったらシンプルなデザインにする
写真:カツデン/立体トラス階段「DEROUS」
階段の手すりは、迷ったらシンプルなデザインにするのがおすすめです。シンプルなデザインならどんな階段とも合わせることができ、失敗が少ないためです。
また、細くてシンプルなデザインの手すりは、階段に引き締まった雰囲気を与えてくれます。また、リビングに階段を設置する場合、細いデザインの方が窓からの光をリビングに通しやすいというメリットもあります。
手すりの固定パーツにも気を配る
写真:カツデン/オリガミ片持ち階段「WAVES DANDEL」
階段の手すりには金物が使われていることが多いですが、金物はなるべく目立たなくするのが、おしゃれに見えるコツです。手すりの金物の主張が激しいと、まとまってない印象を受けることもあります。
階段の手すりは、手すりを支えるためのブラケットやつなぎ目などに金物が使われていることがあります。こういった箇所をいかに綺麗に見せるかがポイントです。
なるべく金物は隠せるようなデザインにすると無難でしょう。
自宅の雰囲気に合った色を選ぶ
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」
手すりの色は自宅の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。階段の色と統一させてみても良いですが、あえて違う色にしてコントラストを出すのもありです。また、壁の色との組み合わせも考慮すると良いでしょう。
白にすれば明るい雰囲気になり、黒にすれば力強さを出すことができます。ちなみに、カツデンが提供する手すりは、カラーバリエーションが10種類あり、好みに応じて選択することが可能です。
その他、階段用手すりを設置するうえで考えるべきこと
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」
その他、階段用手すりを設置するうえで考えるべきことについてまとめました。手すりを設置する際は、次の4つの面も考えると、設置後に後悔することがなくなるでしょう。
- 握りやすいか
- 安全性が高いか
- 使いやすい高さか
- 内側か外側のどちらに付けるか
これら4つの面も意識することで、マイホームの階段を長く快適に使い続けることができます。階段用手すりを設置するうえで考えるべきことについて、1つずつ詳しく解説していきます。
握りやすいか
写真:カツデン/シースルー階段「FRIS」
階段の手すりは種類によって太さ差があります。手すりは握りやすい太さのものを選ぶことが大切です。
手すりが太いと握るのに握力が必要になりますが、細すぎると握りにくくなります。家族でもっとも手すりが必要な方の、手の大きさによって決めると良いでしょう。
安全性が高いか
写真:階段 手すり用 安全ネット 転落防止ネット
出典:楽天市場
小さい子どもがいる場合は特に、安全性を高めたいという方が多いかと思います。安全性を高めるなら、パネル付きの手すりにするという選択肢もあります。ただし、階段の開放感や採光性を損ねてしまうデメリットはあるでしょう。
子どもが大きくなればパネルは必要ないということであれば、後付けネットを使用するという選択肢もありです。後付けネットなら好きなタイミングで外すことができます。
使いやすい高さか
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」
手すりを使いやすい高さにすることも大切です。手すりの高さは75cm〜85cm程度にすることが多いです。少し腕を曲げて掴める程度の位置に手すりがあると、使いやすい方が多いかと思います。
ただ、高齢者の方がいる場合、手すりを若干低めに付ける方が良い可能性があります。高齢者の場合、腰を曲げて昇り降りする場合が多いためです。
内側か外側のどちらに付けるか
写真:カツデン/立体トラス階段「DEROUS」
回り階段(途中で2回90度に曲がる階段)の場合、内側と外側のどちらに手すりを付けるべきか迷う方もいるかと思います。
安全面を考えると手すりは両側につけるのがベストです。間取りの関係で片方にしか付けられないなら、基本的には外側につける方が良いです。というのも、回り階段は内側の方が幅が狭く、外側の方が昇り降りしやすいからです。
おしゃれな階段用手すりの例
写真:カツデン/シースルー階段「ObjeA」
続いて、Instagramに掲載されている階段用手すりの設置事例をご紹介します。
- 事例1.経年劣化を楽しめる木製の手すり
- 事例2.垢抜けて見えるスチール製の手すり
- 事例3.真鍮素材の金物が上品な手すり
事例1.経年劣化を楽しめる木製の手すり
こちらのおうちは木製の手すりを設置したようです。木製の手すりはナチュラルな雰囲気を作ることができ、人気も高いです。また、経年劣化を楽しむことができるのもメリットでしょう。写真の手すりは階段の色だけでなく、床や家具とも合っており統一感があります。
事例2.垢抜けて見えるスチール製の手すり
こちらのおうちはスチール(アイアン)製の手すりを設置したようです。スチール製の手すりは垢抜けて見えますし、空間を広く見せる効果もあります。写真のように木製の階段にスチール製の手すりを付けることで、引き締まった印象を作ることが可能です。
事例3.真鍮素材の金物が上品な手すり
こちらは高級木材として知られるウォルナットが使われた手すりとなっています。そして、金物は真鍮(銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金の)素材にすることで更に高級感が増しています。真鍮素材は、深い色合いと重厚感のある光沢が特徴的です。また、時間が経過すると共に色合いが少しずつ変化していくのも楽しむことができます。
カツデンの階段用手すり
最後に、カツデンが提供する階段用手すりをご紹介します。カツデンは主に階段の製造・販売を行っていますが、手すりも豊富なバリエージョンを用意しています。
カツデンの階段用手すりは、スチール製のシンプルでスタイリッシュなものとなっています。リビング階段に後付けすることで、リビングに開放感をもたらしてくれます。
また、手すりの握りやすさにもこだわっています。デザイン性と安全性を両立したフラットバータイプとなっており、小さい子どもでも握ったときに痛くないようになっています。
項目 | バリエーション |
---|---|
手すり | 4種類 |
カラー | 本体色10種類 |
オプション | 1種類 |
まとめ
本記事では、階段用手すりをおしゃれにする方法について解説しました。階段用手すりを設置する際はどのような点に気をつければ良いのか、お分かりいただけたかと思います。繰り返しになりますが、手すりは階段の印象を大きく変えるものですので、こだわりを持って選択することが大切です。
今回ご紹介した手すりの設置事例も参考にして、ぜひ家族の希望どおりの手すりを検討してみてください。また、カツデンではさまざまバリエーションの手すり製品を提供していますので、興味がある方はサイトを覗いてみてくださいね。