Facebook Instagram
MENUCLOSE
KDATブログ
2021.08.19 KATZDEN

現場の事故を未然に防ぐ!安全大会のお話

こんにちは。販促企画部の瀧山です。

現在の当社は階段が主力製品となっていますが、その特徴の1つに「ノックダウン工法(現場組み立て式)」があります。
部品ごとに分解された製品を納品する・・・しかし納品するだけが仕事ではありません。
当社の納品とは、施工もセットで行うことを意味する場合が多いためです。
(施工についての詳しい話はこちらのブログをご覧ください!)

今回は施工時に色んな意味での事故が起きないように、情報や知識を共有するための「安全大会」についてお話ししたいと思います。

安全大会とは

まず始めに「安全大会」という言葉は知らないものの、「安全週間」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

「安全週間」からお話しすると

厚生労働省及び中央労働災害防止協会の主唱により労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的に6月の1か月を準備期間とし、7月の1週目に実施される運動の期間のこと
厚生労働省Webサイトより

を指します。

令和3年度の安全週間は、「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」をスローガンに実施されました。
その中でも各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催などを指し示すのが「安全大会」の定義になります。

当社は工場での製品製造から施工も行うことができるメーカー。
「安全」という言葉とは切っても切れない関係です。
特に7〜8月は気温の影響で、労災が1年で最も多い時期と言われています。
普段にも増して気を引き締めていこうと、全国に散らばっている施工業者に集まってもらって実施しています。

ちょっとだけ安全大会前のお話

当社の「安全大会」は、10〜17時の開催。
それを聞いたとき、「そんなに長時間も何をするの!?」と私は驚きました。
というのも、他社で開催される一般的な安全大会は、2〜3時間程度と聞いていたからです。

当社の安全大会は2部制になっていて、午前は「施工勉強会」、午後からが本来の意味での「安全大会」、これを総じて「安全大会」と呼んでいます。
例年の「施工勉強会」では、施工業者が施工方法に関する工夫を発表したり、施工しやすくするための仕様変更について話し合ったりしていますが、今年の講師はなんと昨年度に中途入社した社員が務めました。

その社員は前職が補修職人であり、年間に数百件もの補修業務を行っていたプロフェッショナル。
「階段を運搬、施工する際についてしまった木材のへこみ、スチール材の傷や塗装の掠れなどの補修を、施工業者にやってもらえればスムーズに済むのでは?」
ということで、実践的な講義と演習を行いました。
補修とは、経験とコツが必要な作業のため、一朝一夕で身につくものではありませんが、小さな補修であれば対応できるようなレベルの職人さんもいました。

ボルトの塗装は、大きさの違う筆を使い分けて本体に塗料が付着しないように塗ることはもちろん、色むらが起きないように丁寧に塗装を行い・・・

へこみがあった木材は、パテで穴を埋めてから色が同じになるように塗装を施し・・・(写真は穴埋めクレヨンを使用)

最後はなんとセンターポールの傷補修という大掛かりなものまで!

(四角で囲っているのは同じ部分です)

さすがにこの傷については、「さすがに有り合わせの補修キットじゃつらい・・・」と言いながらも、周りにスプレーが飛ばないよう養生する手際、スプレーとドライヤーをこまめに使い分け、見事に目立たなくできた前職補修職人の社員は、見事拍手喝采で照れ笑いをしていました。

本題!安全大会について

勉強会が終わると安全大会に移行します。
安全大会では、まず初めに営業部・生産部・設計部がそれぞれの売上や今年度の展開、昨年からの改善点などをプレゼン。
施工業者とは、主に現場でしか関わる機会がないため、改めて当社がどういう状況にいるのかをお伝えします。

生産部のプレゼンでは、新しく導入したレーザー加工機とショットブラストを実物を見ながら説明。

写真は昨年度導入したばかりのファイバーレーザー

通常の機械だと、何かしらの原因で機械が一旦停止すると、人間が原因を見つけて除去しない限り止まったままになってしまいますが、本機はAI機能により機械自体が原因を推測して修正し、再度稼働を始めるといった優れもの。
テスト運転で動かすと、その加工スピードに施工業者の方から驚きの声が上がっていました。

品質を保証することもメーカーの仕事の1つ。
品質管理部からは、施工業者に関わる不良や不具合、また対処法などが共有されました。

もちろん、施工業者からの情報共有も。

・一部品の加工精度が安定しておらず、現場で組み立てるのに時間がかかる
・エラーが起きた物件の施工に対してどのように対処したか
など、施工現場で日々製品に触るからこそ気付ける改善のヒントを与えてくれる場になっています。

安全に関連する講話が毎年様々なテーマで行われます。

今年のテーマは「現場マナー」について。
「例え施主や施工会社(我々の顧客)がいなくても、近隣住民に見られている意識を持ちましょう」
という言葉が印象的で、「身だしなみ」や「騒音」など、マナーを守ることが信頼感を周囲に与え、次も注文したくなるとのことでした。

最後に、1日を通して感じたこと、もしくは話しそびれたことをもとに、当社社員と職人さんとの座談会が行われました。

写真は、シースルー階段『ObjeA』のUターンのプラン時に、ささら桁をどのように施工していくかを議論している場面です。
設計部が想定した方法と職人さんの手順にすれ違いがあったことで、もっと施工しやすい方法がないか、白熱した議論が行われていました。
また、複数の施工業者同士での議論も盛り上がりましたが、この辺りは専門的で複雑な内容が多く、この場で記載することでもないということに加え、入社1年目の私は耳に残すことで精一杯・・・
それでも、どの話からも熱量が伝わって、製品1つに対してこんなにも真剣に誠実に向き合ってくださる職人さんがたくさんいることを強く感じました。

まとめ

カツデンアーキテックの製品は、スチール部材を工場で生産するだけでなく、様々な会社や人の手によって完成させることができています。
安全大会に参加して抱いた感想としては、その縁をこれからも大事にしていくことが、会社を続けていくにあたってきっと大切なことなのだろうと思いました。
少しでも当社の製品に対する思いが伝わっていれば嬉しいです。

PAGETOP