
お施主様の声

営業からのコメント
コメント
今回のインタビューを通じて印象的だったのは、住友林業の設計者が、「階段を設備としてではなく、暮らしの体験を形づくる要素として捉えている」という点でした。
「なぜこの家は心地よく感じるのか」
「なぜこの空間は長く好きでいられるのか
」 という感覚的な問いに、きちんと合理性と背景を添えて説明されていました。
階段に関しては、目立ちすぎず、しかし確実に住まいの完成度を引き上げる物として認識されていることを改めて確認できる機会となりました。
このインタビューで語られた言葉が、これから住まいづくりを考える方にとって、「何を基準に選ぶべきか」を考える一助になれば幸いです。
「なぜこの家は心地よく感じるのか」
「なぜこの空間は長く好きでいられるのか
」 という感覚的な問いに、きちんと合理性と背景を添えて説明されていました。
階段に関しては、目立ちすぎず、しかし確実に住まいの完成度を引き上げる物として認識されていることを改めて確認できる機会となりました。
このインタビューで語られた言葉が、これから住まいづくりを考える方にとって、「何を基準に選ぶべきか」を考える一助になれば幸いです。
営業担当
福岡営業所 所長 荒川俊之





















---今日はこの展示場について、いろいろ伺えればと思います。まず全体からお聞きしたいのですが、このモデルハウスは、どんな目的やコンセプトでつくられたのでしょうか。
一番大きいのは、「木の空気感」をどう体感してもらうか、ですね。
いわゆる部屋ごとにテーマが違う展示場ではなく、家の中をぐるっと回ったときに、どこにいても同じ価値観が伝わる。
「住友林業とはこういうコンセプトで家づくりをしている」ことを感じられる展示場になったと思っています。
---なるほど。「ここはこういう部屋です」という説明より、空間全体で伝えるというか。
そうですね。展示場って、つい要素を詰め込みたくなるんですが、それをやると「すごかった」という印象だけ残って、実際の家づくりに落とし込みづらくなる。
なので今回は、「実際の家で、ここは真似できそうだな」と思ってもらえることをすごく意識しています。
---その中で、階段はかなり印象的な存在だと思いました。最初に入ってきたときの視線も、自然と階段に向かいますよね。
はい。実はこの展示場では、最初にお客様をご案内する場所も、この階段のある空間なんです。
いきなり性能や数字の話をするのではなく、「この家、気持ちいいな」と感じてもらう。
そのための“象徴”として、階段はかなり重要な役割を担っています。
---今回、スチール階段を採用されていますが、木の空間の中に金属を入れることへの迷いはなかったですか。
木で統一するという考え方ももちろんあるんですが、全部を木でまとめると、空間が少し重たくなる。
この展示場では、木の背景に対して、あえて異素材であるスチールを「線」として見せることで、空間を引き締めたいという意図がありました。
また、階段を“家具”や“オブジェ”に近い存在として扱いたかったんですよね。
木の空間の中に、スッとした緊張感が入る。そのバランスを狙いました。
---手すりも、ガラスではなく縦格子を選ばれていますよね。
ガラスはどうしても反射して、キラッと主張してしまう。
今回は目立たせすぎず、でも存在感は欲しかった。
縦格子にすることで、背景の木の壁がちゃんと見えながら、階段の輪郭だけが浮かび上がるようにしています。
また、ある特定の方向から見たときだけではなく、どこから見ても一定以上のシースルー性を感じられるようにフラットバーではなく細い角パイプの縦格子を選んでいます。
---縦のラインが、背面の壁のラインともきれいに揃っていますよね。
そこはかなり意識しています。
空間って、無意識のうちに「線の方向」を人が感じ取るんですよね。
床や天井は横方向、階段や格子は縦方向。
その整理ができていると、なぜか落ち着いて見えます。
---吹抜けについても伺いたいのですが、最近は大きな吹抜け+リビング階段が増えている印象があります。ただ、この展示場では吹抜けは控えめですよね。
はい。吹抜けを大きく取ると、どうしても2階の使い方が制限されます。
今回は、階段の「形」と「見え方」を活かしつつ、1階の窓から採光することで、吹抜けを最小限にしても、十分に開放感が出せると判断しました。
---確かに、縦の抜けが少ないのに空間が広く感じられますね。
階段って、実は吹抜けと同じくらい、空間を上下につなぐ装置なんです。
だから「とりあえず吹抜け」ではなく、
この家にとって本当に必要かどうかを考えるようにしています。
---最近は、SNSやYouTubeでかなり勉強してから来られる施主様も多いですよね。
本当に多いです。
「樹脂サッシがいい」「断熱性能はどれぐらい?」と、かなり具体的に話される方もいます。
だからこそ、詭弁は通じない。
この展示場も、「なぜこうしているのか」を、ちゃんと説明できる設計にしています。
---階段まわりでも、「ここはなぜこうなっているんですか?」と聞かれますか?
稀にいらっしゃるぐらいかなと・・・
ただ、壁との取り合いにカバーを付けていない理由とか、
手すりを縦格子にしている理由とか、
全部に理由があるので、それをきちんと話すようにしています。
---それって、施主様にとっても安心材料になりますよね。例えば今回、本体色に採用されたサテンカラーは、冷たさを感じにくいんですが、それは表面のザラザラした質感によって起こる事象なんです。そういった"メリットとその理由"というのをセットで考える方が増えてきているのではないかと感じていて、我々もPR方法を考えたりするんですよね。
確かに、ただ勉強しただけではなく、より深く知ろうとする方は増えているように思います。
「かっこいいから」だけじゃなくて、「こういう暮らし方を想定しているから、この形なんです」と伝えられることが大事だと思っています。
---最後に、この展示場の階段を通して、施主様にどんなことを感じてほしいですか。
階段を「ただの移動手段」ではなく、
毎日目に入る風景として楽しんでほしいですね。
上り下りするたびに、光の入り方や、木とスチールの関係が少しずつ違って見える。
そんな“住んでから気づく良さ”を、この空間から持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
---まさに、空間そのものが提案になっている展示場ですね。今日はありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。